







「キレイなお肌ですね」は、女性にとってはうれしい褒め言葉のひとつ。メークもさることながら、人の印象を大きく左右するのはなんといっても素肌なのです。「美人ほど薄化粧」とはよく言ったもので、メークが薄くなればなるほど、肌の欠点がごまかせないもの。だからこそ女性たちは日やけ、シミ、ソバカスと、永きにわたる闘いをしてきたのです。
日本でスキンケアが重視されるようになったのは、19世紀前半の江戸時代から。それまでは白粉を顔全体に塗って表情まで隠す「白化粧」が主流で、素肌から白く美しくというスキンケアはごく一部の人々のものでした。西洋で一般女性たちにまでスキンケアが広がったのは20世紀に入ってからなので、日本は素肌美の先駆けということになります。
1917年、資生堂は「過酸化水素キューカンバー」を発売します。古くから肌を守る効果があると言われる「きゅうり水」と過酸化水素を合わせた日本初の美白化粧水でした。スタイリッシュなボトルデザインと「つけているうちに知らぬ間に白くなる」というキャッチコピーが、多くの女性の心をとらえました。その後1960年代にはビタミンCの美白効果に注目した商品、1990年代にはメラニン生成を抑制するアルブチンを配合した商品など、最先端の美白化粧品を次々と開発。資生堂の技術革新は日々続けられてきました。現在では美白有効成分「抗メラノ機能体」に着目したHAKUを発売し、研究開発を更に進めています。
人間の肌の色は個性ですが、誰もが生まれた時のような透き通った素肌を目指して。メークのトレンドは時代によって変わるけれども、女性たちの白い肌への憧れはいつの時代も変わらないのです。