なぜ起きる?
年齢に関係なく、どんな肌質にも見られる敏感肌と不安定肌。乾燥、紫外線、遺伝的素因、ストレスなどいろいろな原因がありますが、特に肌が乾燥していると皮ふのバリア機能が弱まり、刺激に対する抵抗力が低下してトラブルを起こしやすい状態になります。
敏感肌、不安定肌の原因をみる
角層のバリア機能とは
生体内の水分蒸散を防ぎ、外界からの刺激から肌を保護する機能です。生活環境の中には、角層のバリア機能を不完全にする要因がたくさん潜んでいるため、バリア機能が低下することで、肌にさまざまなトラブルが起きやすくなります。
肌あれ⇔敏感の悪循環
肌あれの状態を放っておくと、表皮の新陳代謝が異常に早められ、保湿のための因子や細胞間の脂質が十分に形成されません。そのためにさらに肌あれ状態を悪化させ、化粧品がしみたりする悪循環を繰り返します。
| 角層水分量(資生堂調査) | 表面があれている肌のモデル図 |
|---|---|
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| 敏感肌の方は角層中の水分が少なく、肌あれしやすい状態になっています。 | 角層の水分が不足すると、角片がそったようになり、さらに水分が蒸発しやすくなります。一方、刺激物質やアレルギー物質は侵入しやすくなります。 |
肌を刺激するさまざまな外的要因
紫外線、温度、湿度、ホコリ、ダニ、植物(ウルシ・サクラソウ)、動物、昆虫、化粧品、外用薬、家庭用洗剤、衣類(ナイロン・ゴム)、装飾品(貴金属)、食品(牛乳・そば・玄米)などがあります。
肌に影響を与えるさまざまな内的要因
不規則な生活による睡眠不足や疲労、栄養のアンバランス、暴飲暴食、生理前や期間中、妊娠中、更年期時のホルモンのアンバランス、血圧降下剤などの内服薬の常用、精神的なストレスなども、敏感肌・不安定肌の原因になります。
お手入れのポイント
化粧品を選びは慎重に。
デリケート肌用の化粧品もあります。
汚れも刺激になります。洗顔はていねいに。
敏感肌・不安定肌にとって刺激となる肌の汚れをとり除きましょう。
肌あれを改善する基本のお手入れを。
化粧水や乳液でうるおいを補い、皮ふの抵抗力を高めましょう。また、一度にたくさんつけるより、二度に分けてつけるほうが肌へのなじみがよく効果的です。
日中の外気や紫外線から肌を守りましょう。
外気の影響や紫外線の影響も肌のダメージに。日中も日やけ止めや肌にあったファンデーションでカバーしましょう。またファンデーションをつける時は、スポンジで強くこすらないように。スポンジを常に清潔にしておくことも心がけてください。
ひどいときには
皮ふ科専門医に相談を。間違ったお手入れは、肌をますます過敏にします。湿疹、かぶれ、じんましん、ひどいかゆみ、赤み、ニキビなど炎症を起こしているときは、専門医に相談を。


