6月のスキンケア編に続き、7月はメーキャップ編をお届け。
暑いんだもの、汗をかくのは当たり前!
それに、メークをしている以上、くずれてしまうのは当たり前!
今年はそれくらいの気持ちでのぞむのが正解のよう。
そこで今回は、メークをする前とメークを直すときとに分けて、
暑くてもキレイでいられるためのワザをご紹介。
さらに、昔の日本人から学ぶ、目からウロコの“清涼術”も要チェック!
肌にのせたそばから汗で流れていくメーク。朝は時間もないし、時計を見て焦って、さらに汗をかいて・・・。汗を拭いては、また新たに汗が流れて、の繰り返しにうんざりすることもあるはず。そう、メークをはじめた瞬間から、汗と皮脂との戦いは始まっているのです。だけど、せっかく時間をかけて仕上げたメークですもの、できるだけ長持ちさせたいのが本音。そこでヘアメーキャップアーティストに、キレイ長持ち!くずれてもキレイ!なメークテクニックをうかがいました。

メークテクニックを教えてくれたのは・・・
ヘアメーキャップアーティスト 山田暢子さん
資生堂の宣伝広告のヘアメークを中心に、NYやパリ、東京コレクションなどで多岐にわたり活動。メーキャップブランド「SHISEIDO MAKEUP」や「マキアージュ」におけるカラークリエーションなどの商品開発、またヘアメーキャップスクールSABFAの講師もつとめる。
「ベースメークを仕上げるときは、とにかくあせらないこと。時間をかけて、ていねいに仕上げることがくずれを防ぐために重要。下地を肌にしっかりなじませてからファンデーションを重ねましょう。こうすることで、肌にぴったりとファンデーションがフィットして、くずれを防ぐことができます。これはスキンケアにも言えること。洗顔後、化粧水、美容液、乳液へと進みますが、それぞれが肌になじむのを待ってから次の工程へ進むように!なじまないうちに塗り重ねると、よれやくずれの原因につながります。短時間でちゃちゃっと済ませてしまうのではなく、夏こそ時間に余裕を持ってていねいに!を心がけて。秋冬よりも少し早起きして、メークにのぞんでくださいね。」
「夏は皮脂や汗の分泌がさかんなので、皮脂吸着剤が入った下地を使いましょう。テカリが気になるTゾーンはうすく、ほおなど乾燥が気になる部分はたっぷりと、部位によって量を加減するのがポイント。ご自分の肌をさわってみて、ベタベタするところ、カサカサするところはありませんか?ご自分の肌のコンディションを把握した上で、塗る量を調整してみてください。」
「春夏用のファンデーションは、秋冬用に比べてさらっと軽い使用感が特徴。皮脂吸着剤が入っているので、この時季は春夏用を使うのがベター。リキッド、パウダリーなど、ファンデーションのタイプはお好みで選んで。どのタイプにも共通して言えますが、ファンデーションはうすく均一にのばすのが鉄則。くずれを気にして厚ぬりにしてしまう方がいらっしゃいますが、これは逆効果。くずれにくく、またくずれても目立ちにくいのは、断然うすづきなんです。」

「保冷剤で、Tゾーンやあごなど、皮脂が出やすい部分を冷やします。メーク中、暑くなったら首筋や脇の下に挟んでも◎。」

「メークの敵は、汗や皮脂! せっかく仕上げたメークが途中でくずれないように、メーク中は扇風機の風を浴びながら行います。」

「UVカット効果、補正効果がある下地とルースパウダーだけで済ませることも。重ねすぎないので、くずれも目立ちません。」
「ファンデーションの裏面に、『両用(水あり、水なし)』『水あり使用専用』『水なし使用専用』と書いてあるのを見たことはありますか?『水あり』とは、スポンジに水を含ませて、軽くしぼった状態でファンデーションを塗布する方法。ファンデーションが肌にしっかりとフィットして、もちが長続きしますよ。また、水の加減で仕上がりが変化します。かたくしぼればカバー力がアップし、ゆるくしぼればうすづきで適度なツヤがうまれるので、こちらもお好みで。ひんやり、みずみずしい使用感なので、夏でも快適にメークができますよ。」



「夏は、見た目にも涼しげなメークがいいでしょう。濃い色づかいは重く見えますし、暑苦しい印象をもたれがち。すっきり軽めを心がけて。ここでは、各パーツごとにアドバイスしていきます。」

「アイブローはいつもより少し明るめの色を使って。落ちやすい方は、メーク前の眉尻に、Tゾーンなどに塗る皮脂吸着剤入りの下地を仕込んでおくといいですよ。」

「この時季、クリームタイプのアイシャドウはひんやりして気持ちいい!一度で仕上げようとせず、何回かに分けて色を調整しながらまぶたに重ねていきましょう。」

「太めのラインで目を囲むメークは少しお休み。夏は細いラインで切れ長に仕上げて。カラーも黒ではなく、ブルーやブラウンが夏っぽい!」

「下地を使うことでカールキープ力をアップ。湿度で下がりがちなまつ毛は、メーク前にしっかりとビューラーで上げておくことをお忘れなく。」

「冬と違って、今の時季はほおに自然な赤みが生まれます。チークはほんのりと色づく程度に抑えて。色合いも薄めを選ぶのが吉。」

「濃い色&テカテカに仕上げた唇より、淡い色&テカリ感を控えた唇が涼しげ。リップライナーで輪郭を整えておけば、淡い色でもぼやけません。」


「ヌーディーなトーンのメーキャップですが、質感で輝きをプラスして印象づけをしています。いつものナチュラルメークでも、これだけ夏仕様になれるんです。細部にこだわりを入れるのが、夏メーク!です。」
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