いよいよ、ひらくよ。花椿
あそびましょ、一緒に。花椿
はじめまして、花椿です。
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今の時代、わくわくすることってなんだろう。
わたしたち花椿は、アート、ファッション、ビューティーを中心に
時代の空気を感じながら、いっしょに答えを探していきます。
どんな「花椿」が生まれるか、編集長とアートディレクターが
これからについて語ります。

対談インタビュー vol. 1新しい出会いの場を広げていく

今回はじめて「花椿」にふれた方のために、「花椿」について教えてください。

樋口編集長(以下、樋口):資生堂の化粧品愛用者向けに発行した月刊誌です。店頭でお客さまに配布していました。1924年に「資生堂月報」として始まり、1937年に「花椿」として創刊。以来、今年79年目を迎える企業文化誌です。

その「花椿」が、新しく生まれ変わるんですね。
新しくチャレンジしたいこと、続けていきたいことは?

樋口:今までも何度かリニューアルしていますが、今回大きくちがうのは月刊誌、という形態から見直したこと。WEBと季刊誌にすることが変更点です。

ここ数年スマートフォンをはじめとしてメディアの環境が変わり、最初に情報にタッチする場所がデジタルになりましたよね。電車の中でも、みなさんスマホを見ている。この状況を見ていると、WEBでのコンタクトポイントを増やすことが非常に重要だと感じました。

ただ紙でしか表現できない世界もあると思うし、積み重ねてきた歴史もあるので紙も続けたい。そこでふたつのメディアの特性をうまく使い分けていきたいと思いました。WEBで新しい出会いの場を増やし、紙でその関係を深める、というように。

澁谷アートディレクター(以下、澁谷):「花椿」は、小さいころから見ていたし、会社に入る前も入ってからも、とても影響を受けてきました。「花椿」というものはつねに存在していて、これからも新しい美しさを伝え続けていくべきもの。どういう媒体になっても、その矜持みたいなものは忘れたくない。忘れたら「花椿」じゃなくなると思っています。その中でそれぞれの媒体特性にあわせて、見てくれるお客さまを広げられたらいいな、と。

ただ、今回WEBで発信するからといって若い人におもねるのではなくて、「花椿」がきちんとそこにいて若い方と対話していくにはどうしたらいいか、を考えていきたいと思っています。あのひとと一緒にいたらおもしろいな、と思われるような存在になりたいですね。

話を聞いたり、こちらから話しかけたり、インタラクティブなことはひとつのチャレンジですよね。今までできなかった双方向コミュニケーションができればいいなぁ、とWEBには期待しています。

「粋」がリニューアルのキーワードのひとつとお聞きしました。

澁谷:資生堂は、化粧品を売るだけではなくて、さまざまな美しさをお客さまに提供するこを目指してきた会社です。そして出自は、東京・銀座である。

「花椿さん」という人が仮にいるとしたら、まず美しさに対して意識が高いであろう。加えて、東京生まれとして江戸から続く「粋」という価値観をもっているはず。それは、銀座ならではの美意識でもあり、かっこいい女の生きざまにも通じるもの。ファッショナブルで、知識もゆたかで、自立していて気風がいい。「花椿さん」はきっとそういう人格なんじゃないか、と考えました。

銀座は、大きな新聞社はあるし、永田町に近く政治家も集う、アートギャラリーもたくさんある。政・経・知・美、そういったものが全部集まっている街です。その中で女性たちが果たしていた役割って大きかったと思います。強いものをつなげて融合していく。いまの老舗のおかみさんのような、粋な女性が銀座を支えてきた。そういう街に生まれ育ったというところに、資生堂のDNAは、まちがいなくあると思うんです。

樋口:そうですね。資生堂は銀座に生まれるべくして生まれた。キャッチフレーズでも東京・銀座・資生堂と言っているとおり、銀座が、資生堂の美意識、価値基準の原点であるからには、「花椿」も銀座を意識していくのは当然ですよね。

そして、「粋」も時代によってかわるもの。粋というと、和風、古風なイメージを持たれるかもしれませんが、「今の時代の粋ってなんだろう」と考えていきたいですね。読んでくださる方といっしょに見つけていけたら、と思います。

今回、インスタグラムでみなさんが「粋」と感じるものを募集するのもそういう流れからです。ぜひ投稿お待ちしています。

澁谷:みんなの投稿からこそ、現代の粋が発見できると思っています。

対談インタビュー vol. 2これからの時代のわくわくを見つけていく

新しい「花椿」のプロローグで、「今の時代、わくわくすることってなんだろう」と投げかけました。お二人は最近、どんなことにわくわくしましたか?

樋口編集長(以下、樋口):最近ですと、ジョルジョ・モランディの展覧会ですね。ビンや水差しを描いた静物画なのですが、同じことをやり続けられるのがすごいな、と。一目でモランディと分かるスタイルがあって、同じように見えてもバリエーションがある。それを目の当たりにしてドキドキしました。

それと先日パリコレを取材したのですが、若いデザイナーが図書館や街中のストリートなどでショーを行っているのが面白かった。単に洋服のルックを見せるだけではなく、一種の演劇空間のように、舞台設定まで含めて表現しているところが刺激的でした。

澁谷アートディレクター(以下、澁谷):まったく新しいものもおもしろいですけれど・・・意外と若いころに1回出会っていて、今もう1度会うと、ぜんぜんちがう発見がある、というおもしろさに最近気づきました。

去年30年ぶりにハワイに行ったのですが、すごくよかったですね。若いときは、芸能人が行くところだとか、いちばん近い海外というか、ただウキウキするという印象だったけれど、今回はもっとパワースポットとしての良さといえばいいのか。元々そういう場所だ、ということに肚(はら)おちしました。必要以上に癒された感じもしましたね(笑)。

あと、ひとに薦められて川端康成の「雪国」を最近読み直したとき、昔はぜんぜんピンとこなかったけれど、今読んでみたらすごく上等な料理を食べているような驚きがありました。文章を読むこと自体が贅沢。一行に対しての密度がすごい。若いころには感じていなかったことでした。

他にもNYに滞在したときホテルの部屋にターンテーブルとレコードがあって、久しぶりにかけてみたら、思いのほか片面が短いんですよ。あっという間に終わってしまって、以前とは違った感覚を味わえました。

そういうことが新鮮ですよね。気が遠くなるくらい楽しめることがたくさんある。
ぜんぶ読み直さなきゃいけないし、音楽ぜんぶ聴きなおさなきゃいけない(笑)。

若い人もそういう感じで、今に残り続けているものを断片として楽しんでいるのかなって思います。もはや0から新しいものはあまりできないけれど、大人のつくったものでも、自分たちなりに「だって楽しいじゃん」というところを知っていたり、それを今の感覚でつなげて新しいものをつくったりする。

そういう意味では「花椿」は彼らにとっても遊べるメディアじゃないかな、と。今も、これから先も、時代を超えて新しい発見ができたり、その時々におもしろいと感じられる価値をもっている、そういうクオリティーを大切にしていきたいですね。

新しい「花椿」を楽しみにしてくださっている方々にひとことお願いします。

樋口:本物であることが、今後の「花椿」ではいちばん大事にしたいこと。すごく情報が氾濫している時代ですが、「花椿」に載っていることはすべて信頼できて、でも親しみやすい。例えるならば同い年のタメ口をききあう間柄ではなくて、ちょっと上で、一緒にいるとちょっと緊張するけれど、カッコよくて面倒見もよくて、ああ自分もこんな風になりたいなぁと憧れる先輩。そんな存在に「花椿」はなりたいと思っています。

澁谷:自分としては「野暮なものはキライでしょ。だから君の本物の美をみせてよ」って感じです(笑)。ぼくらはこれだと思うものを出していても、スルーされるものもあるし、ひっかかるものも「花椿」にあると思う。

本物の美をここに集めたい。
そして、自分たちだけではできないものもあるので「知見求む」。

みなさまのアンテナにひっかかる、本物の美を一緒に見つけていきましょう。

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