Column 人は人のどこに惹かれるのか?

光は、かくも人を惹きつける。あなたの周りにも、そんなまぶしい存在、いませんか?

なんだろう? あの人、ちょっと違う。ああいうのをオーラっていうのかな。ほら、あの人の居るところだけ、まるで光(スポット)が当たっているかのよう。あの人をもっと近くで見てみたい。行って、話しかけてみたいな。……そんな特別な人。ちょっとまぶしいような存在。あなたの周りにもいないだろうか?

光は、かくも人を惹きつける。光を宿しているものも、同様に。実際、神様にはいつだって後光が射しているではないか。スターは輝いているからスターなのだし、少女漫画だって、主役の周りには、必ず星や花が散りばめられている。大概の女の子はキラキラに弱く、彼女たちが大人になれば、ジュエリーに代表される光り物が大好きになる。

よほどのひねくれ者でない限り、光るもの、明るいものに心奪われるのは、太陽に生かされている存在の宿命であり、性(さが)。光がなければ植物は育たず、おそらく文明もここまでは栄えなかった。だから生き物である人間は、どうしたって今でも自然と明かりの灯る方角に目も足も向く。

では人における光、とはなんだろう?あの人の「まぶしさ」の正体は?

それは笑顔、なのかもしれない。幸せいっぱいに、心から楽しげに笑う顔だ。「パッと輝いた」そうたとえられる表情は、必ず明るく、美しい笑顔。笑いのない、陰気な顔は文字通り「陰」。そこに光はない。

ちなみに、輝きと顔の造作は無関係であるように思う。例えば「ちょい美人の仏頂面」と、「ちょい不美人の人懐っこい笑顔」。どちらがより多くの人に囲まれ、より愛されるかは、考えなくてもわかるだろう。目鼻立ちはそうそう変えられないが、思いっきり笑った顔で満開の花を咲かせることは、きっと誰にでもできる。そう、目指すべきは「咲いたような」、とびっきりの笑顔なのだ。

さらには「顔をくしゃくしゃにして笑う」という表現がある。また「破顔一笑」という四字熟語も。くしゃくしゃとか破るとか、何それ、紙くずじゃあるまいし……とも思うが、表情を崩してナチュラルに笑う顔は、たまらなくチャーミングだ。もっとも、そのことによる将来のシワは、少々気になるのだけれども。

表情のクセ、というのは自分ではなかなか分かりづらいもの。額や頰に現れる深い表情ジワは、その人の豊かな年輪であり、魅力のひとつなのだが、女心としては、やはり「ない」に越したことはない、余計な線(ライン)。どうしたって、シワは美容的にはエイジングのサインであるからだ。

でもそれならば、たとえくしゃくしゃにしても、表情を戻すと同時にピン! と元通りになる肌を手に入れればいいではないか。そう、理想は折り目がつきやすい「紙」ではなく、みずみずしく柔軟なシート。しかもそれが光の効果を倍増する、レフ板のごとく明るくクリアなシートであれば、その笑顔はより印象的な、見る人の心をとらえて離さない輝きとなる。こんなときに、常日頃からの予防的なスキンケアがいかに大切であるかを痛感するのだが。

将来のシワを恐れて「笑い控える」なんてもったいない。さあ、顔を上げて!光が射す方向にとびっきりの笑顔を向ければ、写真映り一つだって違う。ひいては毎日が違う。フォトジェニックな笑顔に惹かれ、たくさんの人があなたを幸せにするべく集まってくる。「笑う門には福来たる」は本当なのだ。

ライトサイドを歩く人には、何物もかなわない。光=美しく豊かな笑顔に満ちた人生は、きっと楽しい。

麻生 綾 ビューティ・ディレクター/美容編集者。東京育ち。

上智大学&同大学院を卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)入社。以来、女性誌の美容ページ担当歴は20数年、また『25ans』『婦人画報』(ハースト婦人画報社)、『VOGUE JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)各誌で副編集長を務める。2012年6月よりフリーランス。2014年1月より日経BP社の読者登録制のビューティ誌 『etRouge』編集長。美容モットーは「女は美味しそうでなくっちゃ。」「女は乾かしちゃいけない。」etc.。趣味は化粧品いじり、ライブ参戦、恋バナ蒐集。

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