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2014/05/14

あなたは「ストレス脳」タイプかも?ストレスに弱い自分から抜け出す香りのメソッドとは?

あなたは「ストレス脳」タイプかも?ストレスに弱い自分から抜け出す香りのメソッドとは?

仕事をするのが憂鬱、職場に行きたくない...。働く女性なら誰だって、こんなブルーな気分になる時がありますよね。例えば休日の夜に、翌日からの仕事を思い出して気持ちが沈んでしまう人も多いはず。もっとハッピーな気分で過ごせたらいいな、と思いませんか?

そんな人に朗報! 実は、この「仕事、嫌だー!」と思う気持ちを少しでも軽くすることができるかもしれないのです。そのカギは、なんと「香り」。
いったいどういうことなのでしょう? 資生堂研究所で心と脳の関係を研究されている谷田正弘さんに、詳しく伺ってきました。

Q)連休最終日の夜など、翌日からの仕事を考えると、とても暗ーい気分になってしまいます。そんな気持ちを少しでも軽くしたいのですが...。

A)もしかしたら、ストレスに過敏に反応してしまう、「ストレス脳」になっているかもしれません。「リラックス脳」にシフトするよう、香りを活用してみると良いかも。

人には、「ストレスを感じやすいタイプ」とそうでないタイプの人がいます。例えば同じ仕事を与えられても、緊張してストレスを感じてしまう人と、負担をそれほど感じず、リラックスして取り組める人がいますよね。では、その2つのタイプの違いはどこにあるのでしょうか? 研究の結果、その違いは脳が活性化している部分の違いにある、ということがわかってきました。

ストレスを感じやすい人は、「右脳」が活性化していた

人間の脳は右脳と左脳と2つに分かれています。複数の20代女性に暗算をしてもらい、脳の血流を測る調査をしたところ、暗算という同じストレスに対し、一時的に右脳が活性化する人と、左脳が活性化する人の、2つのタイプに分かれました。

そして暗算の終了後、どのくらい不安に思ったかなどの心の動きを調べたところ、一時的に右脳が活性化した人の方が、明らかに不安感が高まっていることがわかったのです。

つまり、同じタスクを前にして、一時的に右脳が活性化する人は、左脳が活性化する人より強いストレスを感じ、不安に思ったり軽くパニックに陥っていたのです。この一時的に右脳が活性化する、ストレスに弱いタイプの脳を「ストレス脳」と呼び、左脳が活性化するタイプを「リラックス脳」と呼ぶことにしました。

また、この「ストレス脳」の人の普段の肌状態を調べてみると、「リラックス脳」の人よりも、皮脂が2割も過剰に分泌されていることがわかりました。皮脂が多いためアクネ菌も繁殖しやすく、肌が荒れやすい状態になっていたのです。

「ストレス脳」は、香りで改善する!

では、「ストレス脳」を改善する方法はあるのでしょうか?
さらなる調査を重ね、「ストレス脳」の人に、現代バラの香り分析より発見された沈静作用のある香り成分を、フレグランスとして朝晩一カ月間使用してもらったところ、「ストレス脳」から「リラックス脳」に改善することがわかったのです。

香り成分を用いなかった人たちには、改善は見られませんでした。
このことから、鎮静効果のある香り成分を普段から取り入れることで、脳タイプが改善されることがわかったのです。このようなストレスを緩和して、気分をリラックスさせる作用を示す香り成分は、アルティミューンなどの香りづくりに活用されています。スキンケアなどで朝晩のケアに香りを取り入れることで、「リラックス脳」に近づけ、肌を内面と外面から、健やかな状態に整えることが期待できるわけです。

香りの好き嫌いは個人差があるため一概には言えませんが、自分がストレスを感じやすいタイプだと思ったら、一般的にリラックス効果があるとされる香りの中から、自分の好みのものを見つけ、毎日の生活に取り入れていくと良いかもしれませんね。

(参考)
資生堂 PICKUP TECHNOLOGY この「胸キュンを」教えてあげる

今回お話してくれたのは...
谷田 正弘さん

資生堂研究所 化粧心理行動グループ シニアサイエンティスト。入社以来、一貫して化粧と脳の研究に携わる、脳研究のスペシャリスト。香りの造詣も深い。

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