ゆるゆるお団子「#メッシーバン」!オシャ見えの秘密は仕込みにアリ

メッシーバン=ラフにつくったお団子ヘアがおしゃれ♪ でも自分でやると、ただぐちゃぐちゃにまとめただけのお団子になってしまい、ラフ過ぎちゃう...。そんなお悩みを解決すべく、ヘアメイクアップアーティストの齋藤有希子さんに、こなれて見えるメッシーバンのつくり方を教えてもらいました。
1.髪をねじって、クセをつける
まず髪の毛全体にセットローションなどのベース剤をなじませてから、髪の毛を少量とって指に巻きつけながらねじり、ドライヤーをあてます。これを繰り返して髪全体にクセをつけていきましょう。さらさらな状態ではなく、少しガサッとするくらいの質感にさせるのがポイント。もともと乾燥してダメージが強い髪質の人なら、マットなワックスなどを全体につけておくとまとめやすいですよ。顔周りの毛は少しだけゆるく巻いてあげると、さらにニュアンスのあるベースが完成します。
2.頭頂部でポニーテールをつくる
顔周りの髪を残し、残りの髪を手グシで頭頂部に髪を集めてポニーテールをつくります。手ぐしでまとめることで、毛束感のある1つ結びになりますよ。ポニーテールをつくる際は、ピタッときつく結びすぎても、たるませすぎてもNG。今回は高い位置につくるお団子なので、耳上の髪はタイトにすると疲れて見えずフレッシュに見せることができます。その代わり、後頭部の髪は多少たるむくらいのバランスにすることで、おしゃれに見せることができます。
ポニーテールができたら、毛束を少しねじってゴムの根元に巻きつけて、ピンで固定してお団子をつくります。髪のボリュームが多い人は、しっかりとねじってお団子を小さく、ボリュームが少なめの人はねじりすぎないようにしましょう。最後にバランスを見ながら、お団子から髪を少量引き出したりして、アクセサリーをつけたら完成!
メッシーバンをおしゃれに見せるには、髪にほどよいクセをつけておくことと、ポニーテールのたるませ具合が大切です。これから暑くなるにつれ、大活躍すること間違いなしのアレンジなので、つくり方のポイントをしっかり押さえておきましょう!
【使用商品】
マシェリ カールセットローション EX
photo:鈴木花美
●当記事の情報は、ご自身の責任においてご利用ください。

齋藤有希子
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
ファッションの会社に4年間勤務の後、資生堂入社。資生堂の宣伝広告のヘアメイクを中心に、各地のコレクションなどでも多岐にわたり活動。2007年ヘアモード誌上コンテスト 最優秀年間賞受賞。2008年JHA(ジャパン・ヘアドレッシング・アワーズ)最優秀新人賞受賞。
http://hma.shiseidogroup.jp/saito/