その肌荒れコットンのせいかも!?プロの「コットン」選びをマスターしてみて!

化粧水や乳液をつける時に使用する「コットン」。意外と適当に選んでいるという人も多いのでは? でもコットンが良質でないと、肌に負担をかけてしまったり、スキンケアの無駄遣いになってしまう可能性もあるんだとか...。そこで、資生堂Webビューティーコンサルタントの青木若奈さんに、コットンの選び方&おすすめコットンを教えてもらいました。
失敗しないコットンの選び方
せっかくお手入れするなら、スキンケアの効果を十分に高めてくれるコットンを選びたいですよね。以下のものだと肌への負担がかかる可能性もあるので、購入する時は注意してくださいね。
・毛羽立ちやすいもの
コットンの繊維が肌に残ってしまうため、かゆみなどの原因になる恐れも。特にメイク前に使ってしまうと、残った繊維がベースメイクのノイズになってしまいます。
・吸水性だけ優れているもの
いくら化粧水などを吸水しても、それが放出されないと肌にうるおいが行きわたりにくくなります。
・小さくて薄いもの
小さいと肌を覆いきれず、チョコチョコと何度もつけることになるため、なじませるのに時間がかかる上むらづきの原因に。また薄いとスキンケアを十分含むことができないことから、ヒタヒタになりすぎて使いづらくなることも。
・表面が加工や周りに縫い目があるもの
加工してあるコットンはスキンケアが浸透しづらいため、上滑りして使いにくいことも。また、縫い目部分が肌にあたることで刺激になる可能性があります。
いいコットンはスキンケアをサポートしてくれる!
良質なコットンの条件は
- 大きくて、適度な厚みがあるもの
- 硬すぎず柔らかすぎない、密度を感じるもの
- 加工や縫い目がないもの
など。質のいいコットンだと、肌当たりやフィット感が心地いいだけでなく、スキンケアを肌にまんべんなく行きわたらせることが可能です。
また、コットンに化粧水がたくさん吸収されてしまい勿体ないのでは? と思っている人も多いと思いますが、実はそれは勘違い。いいコットンは吸水性と放出性に優れているため、コットンに含んだ化粧水などをきちんと肌へ放出し無駄なく使えるんです。つまり良質なコットンはスキンケアをグンとサポートしてくれるということ。良質なコットンがレベルアップを助けてくれるなら、「結局コスパがいい」となりますよね!
美容部員おすすめの「神コットン」2選
天然シルクでつや肌に♪ エリクシール つや玉コットン
55mm×70mmの大きめサイズのコットン。天然シルク配合のなめらかな肌ざわりです。天然シルクが優しく心地よく不要な角層を取り去り、天然コットンが化粧水、乳液の成分をしっかりと肌に届けてくれるので、肌を磨き上げ、つるんとしたつややかな肌に仕上げてくれます。長さの違う繊維を織り込み、水の力だけで編み込むこだわりの製法もポイント。顔はもちろん、デコルテ、首の後ろ、ひじやひざのお手入れにも◎。これを使ってケアをすると肌がつやっとしますよ!
コットンパック派に最適! ベネフィーク コットン W
60mm×75mmと、かなり大きめサイズです。特長はきれいに「2枚に割ける」こと。普通のコットンだと、割く時に厚みが不均一になったり毛羽立ったりしますよね。でもこのコットンは、白い面とピンクの面に分かれていて、毛羽立ちなく半分に割くことができるため、コットンパック派にイチオシ。サイズも大きいので、1枚でしっかりほおを覆うことができます。今日ちょっと乾燥してるな...と感じた時に、ストレスなく気軽にパックできるので、これからのシーズンにも最適です。
乾燥などが気になるなら、スキンケアを買い替える前に、まずはコットンを見直してみて! それだけでも悩みが気にならなくなるかもしれませんよ♪
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。