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2018/03/29

肌の透明感やストレス対処にも♪意外と知らない「正しい洗顔方法」

肌の透明感やストレス対処にも♪意外と知らない「正しい洗顔方法」

「洗顔」って毎日行うスキンケアだけれど、何となくやり過ごしている人も多いのでは? 「洗顔は汚れを落とせばいいものと思われがちですが、実は肌状態を大きく左右するプロセスなので、正しい方法で行うことが大切なんですよ」と話すのは、資生堂研究員の安田さん。そこで安田さんに、この季節に特に気をつけたい「正しい洗顔」について徹底解説していただきました。

正しい洗顔で肌が変わる!?

この画像は、正しい洗顔ができていない肌(上)と、正しい洗顔を続けて3週間たった時点の肌(下)とを比べたもの。正しい洗顔を続けた肌は、表面がなめらかに整ってきています。

また、肌の水分蒸散量を表したグラフを見ても、正しい洗顔を続けた3週間後の肌の水分蒸散量が少なくなっていることがわかります。これは、ゴシゴシ洗わなくなったことから、きめの乱れなどがなくなり、肌の水分が蒸散されなくなった、ということ。洗い方ひとつで肌にこれだけの差が出るということは、いかに正しい洗顔が大切かわかりますよね。

洗顔でストレスも軽減できる!?

では、正しい洗顔とはどのようなものなのでしょう? そのカギを握っているのは「泡」。きめ細かく弾力があり、たっぷりの濃密な泡が理想です。肌にいいのはもちろん、少し意識すれば、ストレス対処法として注目の「マインドフルネス体験」がその考え方に沿った洗顔行為で期待できることもわかっているんですよ。

出典:専科 マインドフルネス洗顔

出典:専科 マインドフルネス洗顔

こちらは、「たっぷりの濃密な泡で泡の心地に意識を傾けながら心を込めて丁寧に洗う」というマインドフルネスの考えに沿った洗顔を行った際の、心身への作用をグラフ化したもの。毎日の洗顔を少し意識するだけで気持ちまで落ち着くことがわかります。ストレス社会に生きる女性にとっても、今注目のマインドフルネス体験が気軽に始められるって、とても画期的ですよね。

さらに、こちらは豊かな泡と少ない泡をそれぞれ触ってもらい脳の血流を測定した結果。

豊かな泡を触っている時に血流が変化したのがわかります。たっぷりの泡を目で見て、肌でも感じることで、脳が刺激されるということ。

洗顔そのものを楽しむことでリフレッシュ効果やリラックス効果も期待できるなんて、肌と心の相乗効果でますますキレイになれそうな結果ですよね! 

理想の泡ってどんな泡?

それでは、「理想の泡」とはどのような泡なのかを具体的に説明していきましょう。上の画像の右の泡が「理想の泡」。いつも自分がつくっている泡と比べてみてください。また、「理想の泡」がつくれているかどうかを判断する4つのポイントや、理想の泡のつくり方動画、洗顔手順もご紹介します。

理想の泡4つのポイント

ポイント①たっぷりの量

泡が汚れを包み込んで浮かせて落とすのが洗顔の基本的なメカニズム。皮脂や汗、ほこりといった様々な種類の汚れを包み込むには、たっぷりの量の泡が必要です。

ポイント②きめ細かい泡

きめ細かい泡をつくると、泡の表面積が大きくなり、汚れを吸着する力がアップします。

ポイント③弾力がありつぶれにくい泡

肌にとって負担となる摩擦をできる限り軽減するように、弾力があってつぶれにくい泡をつくることが重要です。

ポイント④すすぎやすい泡

肌に優しい洗顔料も、すすぎ残してしまうと肌にとって刺激に。泡立てをしっかりしておくと、すすぎの時に泡切れがよくなり、肌に泡が残りにくいというメリットも。

「手のひらを逆さにしても泡が落ちてこない」状態が理想の泡がつくれている証拠! ぜひ洗顔する際に試してみてくださいね。

理想の泡のつくり方を動画でチェック

泡立てる際のポイントは、「結構な量の水を何度かに分けて加える」こと。最初は「え? こんなに!?」と驚くかもしれませんが、それが理想の泡をつくる秘訣なんです。また、マインドフルネス洗顔にも通じますが、無心で泡を立てることも大事。嫌なことやイライラした気分も、泡と一緒に汚れごとスッキリさせられますよ!

理想の「濃密な泡」はどう肌にいいの?

きめ細かく理想の濃密な泡で洗顔すると、細かい泡が毛穴や皮溝にすべりこみ汚れを吸着してくれる上、濃密な泡がクッションとなり肌あたりが優しくなります。正しい洗顔を続けると肌状態がよくなるヒミツは、この汚れ落ちの良さ優しさにあるんです。逆にきめの粗い泡は肌に触れる面積が小さい上につぶれやすいため、汚れを吸着する力が弱まったり肌に刺激になる場合も...。ぜひ理想の泡で優しく汚れを落としてくださいね。

理想の泡×理想の洗い方で透明感のある素肌に!

いくら理想の泡がつくれても、肝心の洗い方が適当だと効果は半減。この機会に正しい洗い方も覚えましょう。

まずは顔全体を包み込むことができるたっぷりの量の泡をつくり、肌が隠れるくらいの厚みに乗せて顔全体に広げます。力を入れずに優しく、肌の上で泡を転がすようなイメージで、すみずみまで丁寧に洗うことが大切。指先でらせんを描くようにしながら、各部位を3回ずつ(小鼻のみ6回)洗いましょう。

正しい洗顔で肌のキレイ見せ♪

きめ細かい濃密な泡をつくり優しく丁寧に洗うことが、正しい洗顔の基本。これを毎日続けていけば、このように透明感のある肌に導くことが可能ですよ。

洗顔に関する疑問を、資生堂研究員の安田さんが解決!

それでは最後に、よくある洗顔の疑問にお答えしたいと思います。

Q1. 朝の洗顔って必要?
A1. 夜しっかり洗顔とスキンケアをして寝ただけだから汚れていない! と思われがちですが、寝ている間に私たちの肌では、1日のうちでもっとも活発に新陳代謝が行われています。また、人は寝ている間にコップ1杯分ほどの汗をかくと言われており、皮脂も分泌しています。そして目に見えないチリやほこり、ハウスダストなども肌に付着しています。これらの汚れをそのままにしておくと、くすみや酸化の原因となり、肌の老化を引き起こしかねませんので、朝の洗顔をおすすめします。

Q2. 洗顔にベストな水の温度って?
A2. 人肌程度のぬるま湯がベストです! 様々な温度で実験した結果、冷たい水では毛穴が引き締まってしまい汚れが落ちにくく、熱い水では肌のうるおいを奪ってしまい、洗い終えた肌につっぱり感を感じる原因に。

Q3. 動画通りにやってもあんなにキレイに泡立ちません。ポイントってありますか?
A3. 洗顔の前に手を洗う、差し水を多めにし、空気を巻き込んで泡立てるのがコツ。あとは無心で泡立てると、心まですっきりしてマインドフルネス洗顔を体験できますよ。

Q4. 毎日洗顔していても肌がごわついたりざらざら感じる時って、どうしたらいいの?
A4.季節の変わり目やストレスなどで肌のターンオーバーが乱れてしまい、肌がごわついたりざらざらと感じてしまうことがあります。そんな時は、古くなった角層や毛穴につまった汚れ、余分な皮脂を優しく落とす効果に優れたクレイ配合の洗顔料やスクラブ配合の洗顔料での洗顔をおすすめします。

子どものころから数えきれないほど行ってきた洗顔ですが、実は非常に奥が深く、肌にとって大切なスキンケアのひとつだったということが、安田さんの解説で明らかに! 今日からは、肌にも心にも優しい洗顔を心掛けたいですね。

photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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資生堂研究員

資生堂研究員

研究員

資生堂の研究開発は1916年に始まり、品質と安全を最優先に、最新の皮膚科学と処方開発技術に基づいて開発を実現してきた。世界中の化粧品開発者が目標にする研究発表会「IFSCC」では、世界最多の受賞。
http://www.shiseidogroup.jp/rd/

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