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2014/07/30

CAさんも実践!?長時間フライトを制する(秘)美容テク

CAさんも実践!?長時間フライトを制する(秘)美容テク

日頃の疲れを癒やしに、夏はバカンスへ飛び立つ方も多いはず。そこで見落としがちなのが、機内での美容対策。旅先での予定ばかりに気を取られて、現地に到着したらお肌がカサカサ...なんて経験、よくありませんか? 機内へ持ち込める液体の容量も限られているため、少ないアイテムでお手入れすることが必要です。今回は、キャビンアテンダントのメイクや美容テクニックに詳しい、資生堂ビューティースペシャリストの生駒さんに、少量アイテムでもキレイをキープできる、長時間フライト時のケア方法を教えていただきました。

Q) 長時間のフライトにつきまとう乾燥問題。どのようなケアが最適ですか? またメイク落としのタイミングなども悩みます...。ケアのために何を機内に持ち込めばいいのか、教えてください!

A)クレンジングシートを2種類使ったり、オールマイティーに使えるクリームを取り入れ、最小限のアイテムでしっかりと保湿をしてあげましょう。むくみや冷え対策も合わせて行うと、さらに美しさがキープできますよ。

機内の湿度は約20%! 予想以上に乾燥しきった空間!

肌のためには、70%ぐらいの湿度が必要です。ところが長時間フライトの場合、機内の湿度は、一般的に約20%まで下がるといわれており、肌は過酷な状態にさらされています。その上、機内に手荷物として持ち込める液体物には限りがあるので、少ないアイテムでのお手入れを迫られます。そこで「これだけあれば乗り切れる!」という厳選アイテムとケア方法をお伝えします。

[国際線 機内へ持ち込める液体物] (参照元:成田国際航空株式会社
100ml(g)以下の容器で、透明プラスティック製袋(20cm×20cm以下)に入ったもの。ローションやジェルなどの液体物はもちろん、グロスやマスカラ、保湿クリームや日焼け止め、歯磨き粉まで該当。※取材時点の情報に基づきます

これだけあれば乗り切れる! 「機内持ち込みリスト」

① クレンジングシート

ハードなメークもすっきり落とすウェットティッシュ状のクレンジングシートを用意し、メイクを拭き取ります。本来は洗顔をした方がいいのですが、機内で洗面台を使い、顔を洗うのはハードルが高いですよね。この方法なら席に座ったままでもできるので、機内でのケアとして取り入れてみてください。

② シート状マスク

① でクレンジングした後は、シート状マスクを使ってじっくりと保湿をしましょう。1枚で顔全体の保湿をしてくれるシート状マスクは、スマートに機内に持ち込めてお手入れができるアイテムです。

③ 全身に使えるクリーム

顔・ボディどちらにも万能に使えるクリームは、旅行に最適! ハンドクリームやリップクリーム代わりにもなるし、何よりも保湿力があるのが◎。乾燥で気になるところに塗っていれば機内も安心して過ごせます。

④日焼け止め

シートマスクでお肌を整えた後は、保湿効果の高い日焼け止めを塗ってください。保湿ケアをした後になぜ日焼け止め? と思う方もいらっしゃると思いますが、日焼け止めは肌を保護する効果が高いのです。乾燥はもちろん、機内のホコリなどからも肌を守ってくれるのでおすすめです。また、窓際の席は紫外線を浴びる可能性もあるので忘れないで使いましょう。リゾート地へ行く場合は、全身にも使えるタイプを持っていると、降りる前に機内で塗れるので、現地で慌てて塗ることもなくスムーズですよ。

⑤ミスト状ローション

乾燥が気になった時にサッと吹きかけられるミスト状のローションは、ファンデーションの上からもこまめに乾燥ケアができるので必ず持っていきたいアイテム。香りがいいものであれば、気分のリフレッシュにもなりますね!

機内での、メイク落としやお手入れのタイミングは?

メイクを落とすタイミング、悩みますよね。機内では早めに落とすのがベター。飲み物が出てきて一段落したあたりか、機内食をいただいた後で落とし、早めにお肌のコンディションを整えておきましょう。逆にメイクをするタイミングは、起床後すぐがおすすめ。着陸準備に入るとメイクやUVケアができないので、到着寸前は避けましょう。

意外なアイテムで、機内での疲れを撃退!! 2枚のカイロと白湯で、冷え込む機内に打ち勝つ!

夏に出発する旅や南の島へ向かう場合、うっかり忘れてしまうのが機内での冷え対策。冷房が効いていると、毛布だけでは冷えてしまう場合がありますよね。そこで、先ほどの持ち込みリストにプラスして、カイロを2枚持ち込んでみてください。
キャビンアテンダントの方は、日頃からカイロを取り入れて冷え対策を行っている方もいらっしゃいます。カイロを貼る時は、子宮を冷やさないように、おへその下あたりと丁度その後ろ側に、お腹をサンドイッチするように貼りましょう。血行がよくなり、むくみや疲れを軽減してくれますよ。
さらに睡眠をとる前には白湯を飲みましょう。冷え対策と同時に乾燥対策にもなります。お水をたくさん飲むと身体が冷えてしまうので、40度前後の白湯が最適ですよ。

photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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生駒広子

生駒広子

資生堂ビューティートップスペシャリスト

約12,000名の美容に関わる社員の中から選抜されたビューティースペシャリスト。資生堂のOMOTENASHIを体現するグローバルプレーヤーとして活躍。立居振る舞いや所作の美しさには高い評価を得ている。

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