資生堂の先進技術

ヒアルロン酸と
資生堂独自の「浸透技術」

角層の水分量変化と
ヒアルロン酸

角層の水分量の変化

年齢とともに水分量が減少し、もともと肌の中に持っている天然保湿因子(Natural Moisturizing Factor; NMF)が不足するため、保湿機能が低下して角層の硬さが増してくる傾向があります。さらに皮脂分泌も減少して皮脂膜ができにくくなるため、水分が蒸発しやすくなります。

  • 角層の水分量の変化

  • 角層の硬さの変化

ヒアルロン酸の減少

肌の中で水分を保持してうるおいを保つヒアルロン酸も加齢により減少していきます。
30代と60代のヒアルロン酸量を比較してもその差は明らかです。

  • ヒアルロン酸量の比較 (日光に露出した瞼の皮膚で実験)

引用元:S. Iiryama et al., Am J Pathol. 191(6):1010-1019, 2021(グラフ一部改変)

肌の水分を安定させるヒアルロン酸

ヒアルロン酸が肌の細胞の間に留まって水分をキープすることで、肌のうるおった状態が続きます。

イメージ図

資生堂独自の
「浸透技術」

ヒアルロン酸を折りたたむ技術

資生堂独自技術により、高分子ヒアルロン酸を折りたたむように収縮。
ヒアルロン酸が持つ分子構造を保ったまま、
最大約1/3程度まで体積を縮小することに成功しました。
これにより角層深くまで浸透します。

  • ヒアルロン酸(通常の状態)

  • ヒアルロン酸がコンパクト化する様子

    イメージ図
    *ヒアルロン酸の一部をMDシミュレーションにより表現

ヒアルロン酸の特徴を比べてみる

大きさの異なるヒアルロン酸の特徴

ヒアルロン酸 分子が大きいため肌表面で水分を抱
えながら肌への水分補給を行う。
粒子が大きく、高い保水力はあるが
角層に浸透されにくい。

イメージ図

低分子ヒアルロン酸
(例:ナノヒアルロン酸)
分子を分解して短くしたヒアルロン酸。
角層へ浸透しやすくなる一方、本来のヒア
ルロン酸の効果を低下させてしまうと考
えられる。

イメージ図

資生堂独自技術で
コンパクト化したヒアルロン酸
高分子構造をヒアルロン酸の
最大約3分の1のサイズまでヒアルロン酸
分子の体積を収縮させて、角層の
奥まで浸透しやすくする。

イメージ図

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