ニオイ鑑定人の正体は?

ニオイサイエンティスト エイヴリー・ギルバート Avery N. Gilbert

カリフォルニア大学卒業後、ペンシルバニア大学で心理学の博士号を取得。心理学者であると同時に嗅覚専門の認知科学者。

ニオイに関する画期的な研究を科学雑誌に掲載したり、メディアや講演会に出演したりするなど、多彩な活動を行っている。

著書「What the nose Knows」(邦題「匂いの人類学:鼻は知っている」)は、ロサンゼルスタイムズブック賞、王立協会の科学ブック賞にノミネート。
正真正銘!ニオイのエキスパートである。

エイヴリー・ギルバート Avery N. Gilbert

ニオイ鑑定人 エイヴリー・ギルバート直撃!Q&A

もしもニオイがなかったら?

いいニオイといやなニオイの違いは?

ニオイの歴史は?

今まで嗅いだニオイで最も強烈だったのは?

現在、ニオイに関する研究は?

これまで当たり前だと思っていたシグナルがなくなるでしょう。火事やガス漏れなどを察知する前兆がなくなってしまいます。ニオイには、周囲の状況や安全を認識するサインの役割もあるのです。

いやなニオイを嗅いだときのリアクションはとても早い!ほとんど反射神経みたいなものです。すぐに息を止める、その場から逃げたりするように、身体のアラームシステムが刺激されるわけです。いいニオイの場合は、深く吸いこんでからなぜいいニオイなのかを分析します。お腹がすいているのかな?彼女の香水に似ているのかな?などと、いろいろ考えはじめ、脳の反応に時間がかかるのです。

古代文明の初期から人間はニオイに関心があったようです。花やスパイスを集めることが人間の文明を開化させたのでしょう。
ルネッサンス時代のイタリアでは、なめし革のアンモニアのようなニオイをカバーするために香水やオイルが使用されたようです。

最も強烈で不快なのは“酪酸”です。酪酸は足臭のエッセンスです。ボトルのフタを開けるまでもなく、ボトルを嗅ぐだけでとてもいやなニオイです。

共感とニオイの関係について研究しています。たとえば、嗅覚の発達した人は、そうでない人よりも人への共感が強いのかどうか?ユニークで新しい領域です。

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