Sunshine People Stories 持田温紀の輝き 挑戦を楽しみ続けて、太陽のような人に

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サッカーコートの芝生の上で、体育館で、日本から離れた異国の地で。車椅子に乗り、明るい笑顔を見せるひとりの人物の姿が見える。持田温紀は高校時代、ケガをきっかけに車椅子ユーザーに。幼少期よりサッカープレイヤーとして日々練習に励んでいたがそれまでの生活が一変した。
車椅子での生活が始まり、良いことや悪いこと、多くの経験を通して自分の感情を深いところまで知ることができました。溢れるほどの感情をどうにか形にしたいと思い始めたのが、ダンスです」
持田はそのなかでも伸びのある大きな表現、スピン、回転を取り入れたフィギュアスケートのようなスタイルで、数々のパラダンススポーツの国際大会に出場してきた。
ダンスプレイヤーだけではなく、大学対抗のパラスポーツのイベント「パラ大学祭」の運営代表として、パラスポーツの普及にも努めてきた。「パラで青春」を合言葉にしたこのイベントは、自分自身、そして社会のために行ってきたという。
大学生がキラキラと輝いている時間のなかに、自然に車椅子がある。そのさりげない共生の感じが好きなんです。障がい者、健常者がお互いを知り、ともに生きる社会の実現のため、“車椅子に乗った大学生”としての自分がいまできるのは、同世代の友達と一緒に同じ時間、場所で体験を一緒にすること。その必要なステップのひとつとして、パラスポーツは楽しい時間を共有できる素敵な手段だと気づきました」

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持田は現在のポジティブな姿勢が生まれたきっかけとして、ふたたび高校時代を振り返る。事故を機に編入したスポーツクラスの教室には、楽しく日々を過ごし、明るい笑顔を向けてくるクラスメイトらがいた。
彼らの姿を見て、ネガティブな気持ちでいてもしょうがないと思うようになりました。明るい気持ちでいれば、自然と自分のまわりに明るいことが起きるんじゃないか、って」
「高校生活の思い出の場所は階段なんです」と言って見せてくれた動画のなかでは、制服やユニフォームに身を包んだ数人の学生たちの賑やかなサポートを受け、ともに階段を降りる持田と学生たちの楽しそうな光景があった。
そうして持田が同世代の友人たちとともに活気に満ちた時間を過ごす姿はいまも、サッカーフィールドで見られる。持田は中央大学のサッカー部でマネジメントを担当。スポンサー獲得や、サッカーを通した地域活動を推進する立場として選手をサポート。
いろんな人にサッカーを届け、サッカーが愛されるようにとの思いで活動しています。サッカーを通じて人々の笑顔を増やしていきたいです」

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日々アクティブに活動するなかで、アネッサの金ジェルは「心強く優しさを感じる存在」として、ともにあるという。
ダンスやサッカーの活動では年間を通して外にいることが多いのですが、とくに夏場は汗が気になります。アネッサは汗では落ちにくく、せっけんで落とせるという点がお気に入り。優しい香りや、製品全体を通して地球環境に配慮している点にも共感を覚えます」

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数年後、アネッサとともに訪れるのは、サッカーフィールドから異国の地へ。持田は2022年、一観客としてワールドカップを訪れた際に多くの人が喜び合う場から受けた強い感動から、再訪を決意した。
2030年のワールドカップ100周年には、出場国48カ国を訪れ、最終地点として開幕戦に到着するような旅をする予定です。各地でダンスをして、世界の方々と交流したいです」
新しいことに挑戦し続ける魅力を、「人との出会い」、そして「みんなが笑顔になれる場に立ち会える嬉しさ」だと語る。
子どもの頃から太陽のような人になりたいと思っていたんです。世界中のどこでも輝き、人々を明るく照らす太陽が憧れです」
「空」をイメージした青と白で彩られた車椅子に乗った持田は、そう言って温かな表情をたたえた。

Sunshine People

持田温紀
(もちだはるき)
2000年生まれ。サッカー中心の少年時代を過ごすが、高校生の時に事故で車椅子ユーザーに。大学進学後、中央大学サッカー部に所属しマネジメントを担当するほか、「パラ大学祭」運営代表など精力的に活動。さらに競技ダンスと出会い、数々の国際大会に日本代表として出場経験を持つ。

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