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なりたい顔になる近道。 「脱フル」ってなんだ? vol1 資生堂ビューティートップスペシャリスト 岡元 美也子に聞く

岡元美也子プロフィール

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毎日メークしてますか? …でも初めてメークした日のあのときめき、ちょっと薄まってるってこと、ありませんか? どうもマンネリ?義務感?どうしていいか分からない! そんな声にこたえるのは、資生堂のビューティートップスペシャリストとして活動を始めた岡元美也子さん。 モードの第一線で活躍中の彼女が提案するのは、「脱フルメーク」、略して「脱フル」。 フルメークしない!? それってどういうこと?

1.なりたい顔になる近道、それが「脱フル」。

岡元さんの「脱フル」とは、強調したいパーツや、なりたいイメージにあわせて、どこか一点集中してメークするスタイル。それは簡単に、最短で、なりたい自分に近づける方法でもあります。

「一箇所だけメークして終わり、なんて不安に思う人もいるかもしれません。でも眉の形を注意して描くだけで、たちまちキリっと意志的な顔になれるし、まつ毛に集中して丁寧にメークすると、パッと花が咲いたように華やかな印象になる。それぞれなりたいイメージを叶えるパーツを選んで、そこに集中することなんです」。

なるほど、「華やか」「ヘルシー」「りりしく」など、なりたいイメージをしっかり伝えるために、一箇所を選ぶんですね。だからこそ「美しくなりたい! けど忙しい! しかも情報多すぎて、どうしていいか分からない!」という今の女性たちにぴったりのメークだといえます。しかも、

「一箇所を集中して見つめることで、自分の隠れた魅力を発見することにもつながりますよ」

と岡元さん。それはかなり嬉しいことですね。

これが「脱フル」5パターン。一箇所メークするだけで、こんなに印象が変わるんです。

  • Before
  • 眉だけメークできりっと。
  • リップだけで女の子らしく。
  • チークだけでヘルシーに。
  • まつげだけで華やかに。
  • アイライナーだけでモードに。

2.きっかけは、モードの現場でした。

ファッションショーでメークをする機会が多い岡元さん。

あくまで主役は服。メークやヘアには全体のイメージをまとめ、よりはっきりさせる役割が求められます。しかも時間はかけられません。そこでメークはポイントをしぼることが重要であると気付いたそう。

「トータルでどんなイメージに見せるかがショーでは大切です。そのために、目的のために要素をそぎ落とした究極の表現として、赤いリップだけ、マスカラだけというアイデアが生まれました。それがきっと普通に暮らしている女性たちのメークにも役立つな、と思ったんです」。

イメージに近づくために、ポイントを絞る。それは今の女性たちの毎日にもマッチするものであったのです。

3.「脱フル」と「手抜き」は違う。

どうですか? 「脱フル」。確かに難しくなさそうです。もっと自由にメークを楽しんでほしい、というのが岡元さんの考え。ただ「手抜き」と「脱フル」は違います。

「手抜きは、面倒だからやらないとか、手間を減らすというだけで、そこに主張がないような気がするんです。でも脱フルは、シンプルさを主張するというか、アイテムをひとつに絞るからこそ、そこに思いをこめる、意志を入れる。そこが一番の違いだと、思っています」。そういう岡元さんの思いがこもった、実際のテクニック、まずはポイントをおさえてから、動画でチェックしてみましょう。

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きりっとしたイメージをつくる「脱フル」なら、眉だけ。

使ったアイテム:パウダータイプの眉パレット

1.よくとかして、自分の眉の形をよく見ます

2.中央から後ろの薄いところから描き始めて

3.眉頭は外から内に描くのが自然に見せるコツ

4.眉尻はすっと直線的に。顔立ちくっきり眉の完成です

眉だけで、顔全体がくっきりした印象に見えます

Before After

1分でわかる岡元美也子の「脱フル・テクニック」アイブロー篇

岡元さんからひとこと 「眉は顔の額縁、と言います。描くことによって顔自体の輪郭がしっかり見えます。形によってもイメージが違ってくるので、今の自分の形となりたい形の違いをよく見て」

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イノセントな女の子らしさを出す「脱フル」は、赤リップ。

使ったアイテム:口紅でなく、リップライナーを使いました

1.リップクリームなどで唇を整えたら

2.唇の上下の合わさっている部分にペンシルで色をのせます

3.指やブラシで輪郭のほうへ広げていきます

4.あえてくっきりさせず、ふわっと整える感じに仕上げます

ピュアな赤も、これならこなれた印象に

Before After

1分でわかる岡元美也子の「脱フル・テクニック」リップ篇

岡元さんからひとこと 「イノセントな印象と、吸い込まれるようなセンシュアルな印象が両方出せると思います。"少女の赤リップ"と呼んでます。ペンシルにしたのは、つやを抑えた質感で、唇そのものの色のように見せるため」

「脱フル」テクニック、いかがでしたか? 次回は1月21日更新、岡元さん自身の脱フルメークや、他のパーツの動画も公開。どうぞお楽しみに。

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アーティストのお気に入り

【写真右】

資生堂 シュエトゥールズ ブロー&アイラッシュブラシ

「眉って毛流れによって本当に変わります!仕上げるメークや眉の状態によっては、とかすだけのことも。描く前によくとかすことでファンデーションや粉を落とす効果もあります。根元からしっかりかき出せるスクリュータイプが私は好き。描いた後も、とかします。眉メークの間は、常に片手にコレです」

詳しくはこちら

【写真中央】

&フェイス ドレスメソッド フォルムプロットライナー

「コレは・・・秘密にしたいくらいだけど(笑)。
パールっぽい白っぽい色のライナーで、下まぶたの際にいつも入れてます。目がうるっとした印象になるんです!さりげないけど描くと描かないとでは大違い!ちなみに口元に使うと、たるみを引き上げてみせる効果もあります」

詳しくはこちら

写真左の水色のものは・・・来月ご紹介します!

プロフィール 岡元 美也子

1985年 資生堂入社。1998年より2003年5年間、ニューヨーク駐在。広報活動や多くのメゾンでメークチーフとして活躍。帰国後も培ってきたファッションとビューティーのセンスを生かし、CM・TV・雑誌撮影など、幅広く活躍をしている。2009年10月から資生堂ビューティートップスペシャリストとして活動を開始。

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インタビュアーから

「メークをそんなに重く考えなくていいんです」 と岡元さん。もっと大切なのは、なりたい顔、 なりたい自分をイメージすること。難しければ、写真を見て「ビビビ!」ときた脱フルをまずとにかく、試してみて。ちなみに私はリップが新発見でした・・・。次回は岡元さん自身が実践している脱フルや、他のパーツの動画も公開。1月21日アップ予定です!お楽しみに。

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