MARCHE

資生堂化粧水の
先端サイエンス情報

資生堂研究員が答えます!
「うちのはひと味違うんです」
スキンケアの基本である化粧水と乳液に求めるのは保湿力。ならば、何を使っても同じだと思っているライターのB子。そんなB子が、「資生堂の化粧水と乳液の研究にかける情熱がすごいらしい」と聞きつけ、取材してきました。
- 資生堂の化粧水と
乳液の特長って? - 化粧水と乳液の
ケアって本当に
必要? - 最新の資生堂の
研究はどこまで
進んでいる?

資生堂の化粧水と乳液、
ほかと違いがあるんですか?
Beautiful me JOURNEY
ライターB子
私が答えます!
原 英二郎 研究員
資生堂ブランド価値開発研究所
グローバル製品開発センター
スキンケアのエキスパート。皮膚科学研究10年、スキンケア処方開発7年の経験の後、資生堂スキンケア理論や各ブランドの技術価値開発などに16年携わる。


化粧水と乳液は
どれを使っても同じ
じゃないんですか?
化粧水は肌に水分を与え、乳液は油分でうるおいを与える、というのが化粧水と乳液の役目ですよね。
B子さん、そもそも美しい肌とはどんな肌をイメージしますか?

「アクアインプール」
について
詳しく教えて
ください。

細胞間脂質の乱れを
修復し、整えることで
角層の良循環を育みます。
そもそも「アクアインプール」とはどういうものなのですか?
「アクアインプール」は、保湿剤と油分の長所を持つ資生堂の独自開発成分ですが、角層の外壁のCEを成熟させ、バリア機能を保つ細胞間脂質を整える働きがあります。それ以外にも、角層の主成分であるケラチン線維を整列させる働きがあるため、健やかな肌へ導くことができます。
B子の感想
「美しい肌と言われる状態は角層にあった」という事実に納得しました。そして、美肌のカギとなる角層を化粧水と乳液で育むことができるとは、まさに目からウロコ!「美肌は作ることができる」と、勇気をもらえました。

化粧水・乳液ではケア
できて
いない気がするんです!
Beautiful me JOURNEY
ライターB子
私が答えます!
宗 頼子 研究員
資生堂ブランド価値開発研究所
グローバル製品開発センター
メイクアップ・スキンケア処方開発9年の経験の後、技術価値開発に3年間携わる。

私が答えます!
宮井 雅史 研究員
資生堂みらい開発研究所
シーズ開発センター
角質研究の専門家。入社以来約12年間、皮膚科学、分子生物学の観念から、角質のバリアと保湿を維持する恒常性メカニズムの研究を行う。


年齢と共に化粧水の入りが
悪くなっている
気がするの
ですが・・・

加齢と共に乱れがちな
ターンオーバーを
整える
ことが重要です。
基本ケアの大切さはわかるのですが、アラフォーになり、これまでの化粧水が肌に入っていかない気がするのですが・・・。
加齢と共に角層剥離とターンオーバーが起こりにくくなり、角層が重層化するため、化粧水の浸透が悪くなることが一因です。加齢で角層が重層化する原因は十分には解明されていませんでしたが、今回、資生堂は50年以上にわたり続けてきた角層研究から、重層化のメカニズムを解明しました。

角層重層化を防ぐことはできるのですか?

できます!
角層重層化を
抑制する成分を発見。

YUKOPINが、角層重層化に関与していると思ったのはなぜですか?
角層とひと口に言っても、顔とかかとでは厚さが違いますよね。全身を支えるかかとは角層が厚く、ターンオーバーがゆっくりなんです。その原因を探ったところ、かかとには、YUKOPINが多かったんです。さらに研究を深化させたところ、角層重層化の黒幕であることが判明。YUKOPINを抑える薬剤の探索を行ったところ、約200種類からたどり着いたのが、マメ科植物の一種であるメリロート葉の抽出液やサトウダイコン由来成分といった成分でした。
B子の感想
加齢と共に角層が重層化するのは、当たり前だと思っていたところに、まったく新しいアプローチでケアできるなんて考えも及びませんでした。「年齢だから特別なケアが必要」とあきらめなくていいんですね。

最新の資生堂の研究、
どこまで進んでいますか?
Beautiful me JOURNEY
ライターB子
私が答えます!
宗 頼子 研究員
資生堂ブランド価値開発研究所
グローバル製品開発センター
メイクアップ・スキンケア処方開発9年の経験の後、技術価値開発に3年間携わる。

私が答えます!
堀場 聡 研究員
資生堂みらい開発研究所
シーズ開発センター
皮膚科学の中でも、露光部の老化について研究を進めてきた中で、皮膚老化に免疫細胞の一種であるマクロファージが関わることに着目。


日々エイジングケアに
力を入れています。
最新知見を教えてください。

肌の老化に関係する
“炎症”に着目しました。
資生堂の化粧水と乳液で、美しい肌の基本とも言える角層ケアができるのはこれまでの取材でわかりました。ここからは気になる肌の老化に関する最新の研究成果を教えてください。
はい、資生堂は医療分野でも注目されているマクロファージで新たな発見をしました。


コラーゲン代謝を整える
ことが
できるんですか?

マクロファージの環境を
整えることで
可能に。
「産生」「分解」に加え、新たに「消化」にも着目した「コラーゲン代謝」ですが、このサイクルは整えることができるのですか?
ポイントとなるのは、M1マクロファージの増加を抑え、M2マクロファージが増えやすい環境に整えること。そのためにさまざまな薬剤を調べたところ、オトギリ草抽出液にM1マクロファージへの分化を抑制する効果があることがわかりました。
B子の感想
医療分野でも注目されているような先端知見が、さらに深く研究され、そのアプローチのハイブリッドさにも驚きました。資生堂のコラーゲンとエイジングケアの研究に注目していきます!
まとめ
- 化粧水と乳液で美肌のカギとなる
健やかな角層を育む。 - 化粧水の浸透を悪くする
角層重層化は防止できる。 - 最新の「コラーゲン代謝」に注目!
- 資生堂の化粧水と
乳液の特長って? - 化粧水と乳液の
ケアって本当に
必要? - 最新の資生堂の
研究はどこまで
進んでいる?
文・写真 / Beautiful me JOURNEY編集部
資生堂の化粧水・乳液は
肌自らが
美しくなろうと
する力を引き出します。