カラー診断は、自分自身の心理状態を知るヒントになります。カラーセラピストの志村香織さんが、色がもつメッセージを解説!ラッキーアイテムも、ぜひチェックしてみてくださいね。
レッドは私たちが生きるエネルギーそのものを表す色。
パワフルでバイタリティーにあふれるカラーです。
レッドに惹かれるときは、夢や目標の実現に向けて、モチベーションが高まっている証拠。
何かを「やり遂げたい」という欲求、もしくは「やらなくてはならない」という使命感に突き動かされているのかもしれません。
また、そのために必要な時間やお金、マンパワーなどをどう工面していくかなど、現実的なプランをしっかり考えていくことができるでしょう。
行動力が高まっているときなので、あまり難しく考えすぎず、思いついたらすぐに動くのがコツ。
悩みや心配ごとでぐるぐる考えすぎてしまったときや、仕事や勉強のプレッシャーで脳疲労を感じたときは、身体を動かして発散しましょう。
スポーツやダンス、格闘系のエクササイズなど、心も身体もすっきり気持ちよく燃焼できるものがおすすめです。
人間誰しも、仕事やお金、家族、住まいなど、現実的な問題と折り合いをつけなくてはならないときがあるもの。
レッドが気になるときは、こうした課題と向き合う準備ができている、というサイン。
今は何をするにも「基盤をしっかり整える」ことを心がけるとよいでしょう。
美容面では洗顔や化粧水にこだわって、肌の土台のケアに力を入れて。ベースメイクの完成度を高めるのも幸運のカギ。
緑あふれる公園や静かな森を散策すると、おのずとリラックスする理由のひとつには、グリーンという色の効果もあります。
グリーンが気になるときは、ゆったりとくつろいで過ごしたい気持ちが高まっている証し。
何の用事もない、予定がぽっかり空いた休日を求めているのかも。
また、広い視野で世の中を見渡したいという潜在意識の表れでもあります。
調和を大切にし、まわりのみんながハッピーであってこそ、自分もまた心地よくいられるということを理解しています。
今のあなたの開運のカギは、時間や空間に余裕をもつこと。
平日の夜や週末は予定をあまり詰め込まず、ひとり気ままにのんびり過ごせる時間を作りましょう。
お気に入りのルームスプレーやハンドクリームなど、香りのよいアイテムで、心の緊張やストレスを和らげて。温かいハーブティーも吉。
また、デスク周りを片づけたり、部屋の模様替えをしたりして、あなたが普段過ごしている空間にゆとりをもたらすのもおすすめです。
収納の奥に眠らせたまま1年以上使っていないものは、おそらく今のあなたにはふさわしくない、不要なもの。
誰かに譲るなり処分するなりして、スッキリさせましょう。
窓を開ければおのずと空気が入れ替わるように、空いた分のスペースには、新しい何かが舞い込んでくるはず。
ビタミンカラーの代表であるイエローは、明るく周りを照らす色。
普段は見えない部分や隠れている部分に光を当てるという意味があり、知らなかったことを知る楽しさやワクワク感を表します。
イエローが気になるときは、まさに「知りたい」という欲求が高まっているとき。
新しい情報や知識を得ながら、自分の世界を広げていくタイミングです。
同時に、今まで気づいていなかった自分自身のクセやパターンを知り、古い自分を脱ぎ捨てていくことにもなるかもしれません。
好奇心旺盛でフットワークが高まっているので、自分のアンテナにひっかかったものはどんどん試してみて。
例えばメイクなら、今まで試してみたことのなかったアイテムにチャレンジしてみるのもいいし、トレンドのカラーをいち早く取り入れてみるのもよいでしょう。
普段はなかなか接することのない分野の人や年の離れた人と交流してみたり、行ったことのない場所を旅してみたりなど、ちょっとした冒険があなたの内なる魅力をより引き出してくれます。
なかには多くの出会いをきっかけに、自分の嫌な部分と向き合うことになる人もいるでしょう。
でもそれは、本当の自分を深く理解し、次のステージへと一歩踏み出すチャンス。
他人と自分を比較する必要はありません。
旬のメイクアイテムは、あなたのフレッシュな一面を引き出し、自信を高めてくれるものでもあります。
ぜひトライしながら、個性をもっともっと輝かせていきましょう。
ピンクはお母さんの子宮の色。
私たちの誰もがこの世で初めて出会う色がピンクであり、愛と安らぎに満ちたカラーです。
そんなピンクに惹かれるのは、ただただ優しさに包まれながら、ネガティブな感情を手放したいと感じているとき。
まわりのためにちょっとがんばりすぎて、お疲れ気味なのかもしれません。
もともとピンクが苦手なのに気になるという場合は、理想の自分を追いかけるのはやめて、ありのままの自分と向き合い、受け容れていく準備ができ始めた兆しでもあります。
いつもまわりの人を気遣ってサポートするばかりで、あなた自身のことを後回しにしていませんか?
あるいは、親や社会からの評価が気になったり、他人と自分を比較してしまったりして、「こんなんじゃダメだ」「もっとこうあるべき」と自己否定してしまうクセがついているのかもしれません。
もう少し肩の力を抜いて、ときには自分を甘やかしてあげることも大事です。
自己肯定感を高めるために役立つのが、自分の身体を労わってあげること。
腕や脚をやさしくさすったり、肩まわりをなでながらほぐしたり。
すると、心がほっと落ち着いていくのを感じることでしょう。
香りも使い心地もよいボディクリームを使うと、癒やし効果が倍増。ネイルを美しく整えることも自己評価のアップにつながります。
えてくれたのは…
オーラソーマと占星術、数秘術などのプライベートサロン「drop'dee」を主宰。色彩心理などを活用し、毎日を軽やかに生きるヒントを提案している。