【ファンデが固まる!つかなくなる!】原因と対策を解説

2022.08.03

ふと気づいたら、パウダーファンデーションの表面がボコボコと固まっている…という経験はありませんか?実は、毎日の使い方によっては、パウダーファンデの状態が変化してしまいます。そこで、最後まで気持ちよく使うために、気をつけたいポイントを紹介します。

パウダーファンデが固まるのはなぜ?

パウダーファンデーションやプレストパウダーの表面に細かいブツブツができたり、線や面のような固まりができたりする現象のことをケーキングといいます。
ケーキングの状態になると、ファンデーションがスポンジにつきにくくなり、仕上がりがスジっぽくなることも。

ケーキングの原因のひとつが、スポンジに残っている乳液や下地などの油分や汗、皮脂汚れ。
スポンジをこまめに洗わないと、使うたびに油分や汚れがファンデーションにつき、固まってしまうのです。
また、ファンデーションに配合されている保湿成分や肌への密着性を高める成分が、スポンジで何度もこすることでくっつくことも原因に。
次に紹介する注意点を参考に、ファンデーションをいつまでも快適に使いましょう!

固まるのを防ぐ、4つの注意点

1. 日焼け止めや下地をよくなじませる

ファンデーションをつける前に、日焼け止めや化粧下地、日中美容液などをしっかりなじませていますか?
肌になじんでいない状態でつけると、スポンジに日焼け止めなどに含まれる油分がついてしまいます。
そして、そのままスポンジを使い続けることで、ファンデをとるたびに油分が混ざり、表面を固くしてしまうのです。
ファンデーションをつける前に、日焼け止めなどがしっかり肌になじんでいるのを確認するようにしましょう。

2. パウダーファンデの表面を均一にとる

ファンデーションをとるときに、一部分だけに力が加わると、粉末どうしがくっついて固まりやすくなるので、要注意!

ポイントは、ファンデーションの表面を均一な力で、やさしくなでるようにすること。
清潔なスポンジの上半分をファンデーションにあて、一定方向にとるようにしましょう。
指先に力を入れてとったり、押すようにしてとったりするのはNGなので気をつけて!

3. スポンジに含ませる水の量を調整する

水ありで使用できるスポンジの場合は、水の量が多すぎると、ファンデーションの表面が固くなる原因に。
スポンジでファンデーションをとった後、全体的に水で濡れて色が濃く見えたり、使用後もなかなか乾かなったりしているときは、水の量が多い証拠。
ケーキングを防ぐためにも、正しい水の含ませ方を覚えておきましょう。

スポンジに水を含ませる方法

まず、スポンジにまんべんなく水を含ませます。
そして、スポンジの上から3分の1を残し、手の中で水が出ないくらいまでギュッと強くしぼります。
最後に3分の1の部分に残った水をスポンジ全体になじませましょう。

4. スポンジを清潔に保つ

ファンデーションの固まりが気になったら、スポンジもチェックしてみて。
スポンジに粉の固まりがいっぱいついていたり、湿っているように見えたり、きれいなところがなくテカテカしていたら、洗うサインです。

スポンジクリーナーや中性洗剤などを使って洗ったらよくすすぎ、陰干しをしましょう。
スポンジが清潔だと、ケーキングを防ぐのはもちろん、ファンデーションのつきや仕上がりもアップします。

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固まってしまったときの対処法

ファンデーションの表面が固まってしまってもあきらめないで!

固くなった部分を少し取り除くと、もとのように使えます。
乾いたスポンジを二つ折りにし、きれいな面の角を使って、固まった部分を軽くなでるようにしながら取り除きましょう。

水を含ませたスポンジを使用した後など、ファンデーションの表面が濡れている場合は、完全に乾いているのを確認してから行ってくださいね。

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