今回は、身近なメイクツールなのに実はあまり違いを知らない、スポンジの世界についてお届けします。アイテムごとにこだわりや特長があるので、スポンジを変えればメイクの仕上がりも変わる!自分にぴったりのものを相棒に、より満足いく仕上がりを目指しましょう。
えてくれるのは…
「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案を得意とし、公式インスタグラムの“見直しメイクチャレンジ”が人気。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動している。
スポンジを使う大きなメリットのひとつが、ファンデーションを薄く、密着させられること。
そんな素肌っぽく仕上がった肌は長時間崩れにくく、重ね塗りした部分も厚塗り感が出にくいため気になるお悩みを自然に見せつつしっかりカバーできます。
またスポンジは、使い捨てのもの、くり返し使えるもの、厚いもの、薄いもの、そして形も価格もさまざまです。
中でも質のいいスポンジは密度が高かったり、サイズや厚みがしっかりしているものが多いです。
安定感があるからメイク初心者でも失敗しにくいところもメリットです。
メイクのプロの多くが使用している資生堂 スポンジパフ アーティストタッチ(乳化タイプ用)119は、リキッド・クリーム・固型乳化タイプファンデーション用スポンジ。
雫のような独特の形状で、顔全体に塗るときは広い面をすべらせるように、小鼻や目のまわり、口もとなど凹凸のある部分は先の細い面を使うとキレイに仕上がります。
さらにこのスポンジの特長は、適度な厚みと弾力。
この厚みと弾力があることで、ファンデーションを叩き込む際にとても扱いやすい!
しっかり密着させつつも、薄く仕上がるので、簡単に自然なカバー力とつやのある仕上がりに。
資生堂
乳化タイプファンデーション用スポンジ。
前出と同じシリーズのパウダーファンデーション用が資生堂 スポンジパフ アーティストタッチ(パウダリータイプ用)118。
適度なサイズ感と厚みのあるつくりは、やはり塗りやすさが魅力です。
小さなスポンジは何度もパウダーをとっては塗る、という工程をくり返す必要がありますが、このスポンジは少ない回数で終えられ、自然と塗りムラが防げます。
ほおはスポンジの広い面、目のまわりは角を使って滑らせるように、小鼻まわりは角を使ってトントンと軽く叩き込むようにすると、毛穴がふんわりぼかせて軽やかな肌が完成。
また、密着感を高めたいときはスポンジを濡らしてから使ってみてください。
パウダリーファンデが少量で済むうえ、ピタッと密着してメイクのもちもぐんとよくなりますよ。
資生堂
パウダーファンデーション用スポンジ。
パウダーファンデーション用スポンジ、資生堂 スポンジパフ (角・ソフトタッチ)100は、きめ細かくソフトな質感の角型タイプ
適度に柔らかいこのスポンジは、パウダーファンデーションをサッとなぞるだけで粉含みがよく、ムラになりにくいところがメリット。
スーッと滑らせても、トントンと叩き込んでも簡単に美しい肌に整います。
しっかりカバーしたいときはスポンジを水に濡らしてからファンデーションを塗ってください。
ピタッと密着して崩れにくくなります。
そのまま使えば、毛穴の目立ちにくいふんわりやさしい印象の肌に。
こぶりなので持ち運び用としても便利です。
資生堂
パウダリーファンデーション用、きめ細かくソフトな角型スポンジ。
新しいスポンジにトライしてみたい人におすすめなのが、ローラ メルシエ フローレス フィニッシュ メイクアップ スポンジ。
注目は、リキッドファンデーションを均一に塗布できるよう設計されたひよこのような形。
こだわり抜かれたこの形が骨格に絶妙にフィットして、これまで経験したことのないような均一膜をつくり上げるのです。
また、手で握る部分がちょうど凹んでいるため、持ち替えることなく顔の細かい部分まで塗ることができるのもこのスポンジならではの強み。
顔に当てたら肌の上を軽く滑らせるだけでよく、何度も重ねなくていいから自然と厚塗りを防げます。
目まわりや小鼻はスポンジの角がジャストフィットして、まるで素肌のような薄膜が完成!
ローラ メルシエ
ファンデーションを均一に塗布できるよう設計された、ひよこのようなスポンジ。