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なぜコラーゲンが必要?
コラーゲンが肌にとって大切なのは分かるけど、それはなぜ?
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コラーゲンが美容や健康にとって大切なものであるということはよく知られていますが、そもそもコラーゲンがどのような物質なのか、いまいちよく分からないという人も多いのではないでしょうか。コラーゲンの特長や役割を知り、より賢く取り入れていきましょう!
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コラーゲンってどんなもの?
実は、コラーゲンはタンパク質の1種。タンパク質は炭水化物・脂質とともに三大栄養素と呼ばれ、人体を構成する重要な成分のひとつです。
人間の身体を作っているタンパク質のうち、約30%がコラーゲンとされています。また、皮膚の奥にある真皮の約70%をコラーゲンが占めています。
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肌のコラーゲンは年齢とともに減っていく?
年齢を重ねるごとに肌のコラーゲン量は徐々に減少していきます。60代では20代の約半分※になるとも言われており、それが見た目印象の変化に影響を与えることも多いのです。
コラーゲン量減少や質の低下の要因は加齢だけではありません。紫外線や睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスなども影響があると言われています。コラーゲンを守るためには、日々の美容・生活習慣を意識することがとても大切です。
※女性の皮膚単位面積当たりのコラーゲン量 Sam Shuster, British Journal of Dermatology (1975) 93, 640-のデータ
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コラーゲンを増やすには?
実は、コラーゲンは身体の中で新しく生み出されているタンパク質。コラーゲンが多く含まれる食べ物を摂取したからといって増えるわけではないのです。
【身体がコラーゲンを生み出す力】そのものをケアしてあげることが、毎日をより健やかに美しく過ごすための鍵を握っています。
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資生堂コラーゲン研究
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「あれ?」と思う瞬間が増えた、メイクやおしゃれをしてもなぜか気分が上がらない……。そんな経験はありませんか?年齢とともに増えるモヤモヤ。しかし、これらは決して悪いサインではなく、自分自身と向き合うための大切なきっかけです。イキイキとした美しい日々を送るためにも、「昔よりも、今の自分のほうが好き!」そう心から思えるような、前向きなケアを続けていきましょう。
資生堂では、女性たちの輝き溢れる毎日をサポート。美容や健康にとって重要な成分であるコラーゲンをさまざまな角度から研究し、多くの実績を得ています。
資生堂コラーゲン研究の歩み
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1983
加齢とともに、減少する肌のコラーゲンに着目した技術開発
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1996
資生堂が世の中で初めて“コラーゲンを生み出すドリンク”を発売
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2000
IV型コラーゲンの研究成果を発表(2000年 IFSCC最優秀賞)
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2002
『皮膚賦活食品』として特許を取得
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2010
肌のコラーゲンを傷つけることなく詳細に見ることに成功(2012年 IFSCC最優秀賞)
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2012
『経口摂取用肌改善剤』『経口摂取用コラーゲン産生促進剤』として特許を取得
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2013
Ⅶ型コラーゲンを再生させることに成功(2013年 結合組織学会 優秀演題賞受賞)
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2014
真皮幹細胞に着目しコラーゲン産生を向上させる技術を開発

資生堂は長年にわたり、コラーゲン研究に真摯に取り組み続けてきています。その過程で、コラーゲンを“身体の中でつくり出す力”をケアしていくことが、美しく健康的な毎日を送るための鍵になるという結論にたどりつきました。
現在はこの「コラーゲン産生力」をサポートする素材や、コラーゲンができる仕組みなどについても研究を進めています。