Q&A

よく寄せられる質問にお答えします。

⑤ この成分・アイテムは肌に悪いの?

Q. 防腐剤は肌に悪いのでしょうか?

A. 人によってはまれに肌に刺激を感じたり、アレルギーを起こす場合もありますが、製品の変質を防ぐ効果のある重要な成分なので、資生堂では安全性が確認されたものを使用しています。

防腐剤(パラベン)には、雑菌の繁殖による中味の変質を防ぐ効果があります。

現在、化粧品に使用されている防腐剤(パラベン)は、基本的に安全性が確認されたものですが、人によってはまれに刺激を感じることがあります。

気になる場合には、パラベンフリーのものをお選びいただくか、皮ふ科でのパッチテストをおすすめします。

Q. 界面活性剤は肌に悪いのですか?

A. 過去に問題になったこともありますが、今は研究も進み環境や人体にやさしいものもつくられています。
資生堂では安全性を確認したもののみを使用しています。

界面活性剤とは

水と油をなじませてひとつにする働きをもつ成分です。油を水に取り込んで洗い流す働きがあり、石けんやシャンプーなどによく使われます。油汚れを落とす洗剤は、肌荒れを起こしたり、環境に対する悪影響が過去に問題にされたことがありますが、その後の研究で環境や人体にやさしいものがつくられ活用されています。

クリームや乳液など、肌なじみをよくするために使われるレシチン等の乳化剤も界面活性剤の一種です。

Q. クリームをつけると油やけすると聞きました。大丈夫なのでしょうか?

A. 精製して純度の高い油分を配合した化粧品でシミができることはありません。
資生堂では、鉱物油を使用する場合でも十分に精製して使用しています。

油やけとは、不純物の混じった油分によって、肌にシミができることをいいます。現在でも、「鉱物油で油やけをしてシミになる」といった偏った情報があるようですが、精製して純度の高い油分であればシミができることはありません。

Q. 鉱物油はシミの原因になりますか?

A. 不純物を完全に取り除いた鉱物油は安全性の高い成分ですので、安心してお使いいただけます。
鉱物油とは石油を精製して得られる油のことです。

戦後、原料事情の悪化から粗悪な鉱物油を使った化粧品が市場に出回った時期があり、これを使用した人が油やけを起こしたといわれ、そのために鉱物油がシミの原因であるという誤解が生じたと考えられます。

現代では、当時の油やけの原因は鉱物油そのものではなく、「粗悪な鉱物油に含まれていた不純物」にあったと科学的に立証されています。

鉱物油のひとつであるワセリンが、皮ふ科専門医がパッチテストを行う際に使用されていることからもわかるように、不純物を完全に取り除いた鉱物油は安全性の高い油分です。安心してご使用ください。

Q. ファンデーションで皮ふ呼吸ができなくなったり、毛穴が詰まったりするというのは本当ですか?

A. ファンデーションには日中の肌を美しく見せるだけでなく、空気中のほこりや紫外線から肌を守る働きもあります。
皮ふ呼吸を妨げるということはありませんので、安心してお使いください。

資生堂で使用している粉末は肌の凹凸や毛穴にフィットしますが、それにより毛穴が詰まるということはありません。

また、ご心配のようにファンデーションで皮ふ呼吸を妨げるということはありませんので、安心してお使いください。 ただし、1日の終わりにはしっかり落として!皮脂や汗と混じってファンデーション自体が肌の汚れとなると、肌荒れやくすみなどの原因となることがあります。

Q. 日中用ミストは、逆に肌を乾燥させると聞きましたが本当ですか?

A. 保湿効果のあるミストを使用すると、与えたうるおいが保たれます。

保湿効果のない日中用ミストを肌の表面にスプレーすると、蒸発する際に肌のうるおいまで奪う可能性はありますが、保湿効果のあるミストを使用していただくことで、日中に手軽にうるおいを補給し、肌を乾燥から守ることができます。