Q&A

よく寄せられる質問にお答えします。

② これって敏感肌?

Q. 疲れたりストレスがたまったりで、急に敏感肌になることってあるのですか?

A. 生活や季節の影響を受けて揺らぎやすい肌を「不安定肌」といいますが、体調やストレス、 肌のバリア機能が低下することで、少しの刺激にも肌が敏感に反応しやすくなります。

例えば、

・目の下の皮がむけたり、赤くなってかゆみを感じたりする
・ストレスで肌がかゆくなる
・疲れていたりストレスがたまるとすぐにニキビができる など

その原因は、肌のバリア機能の低下

肌表面の角層は、わずか0.02ミリの厚さながら、水分蒸散を防ぎ、微生物やウイルスさえも通さないバリア機能を備えています。このバリア機能が何らかの原因で低下すると、ここぞ!とばかりに刺激となる物質が肌に侵入、ここに体調不良やストレスなどの内からの要因も加わって、トラブルが発生するのです。

また、肌のバリア機能が低下すると、肌がもともともっているマイナス素因(混合肌、ニキビができる、乾燥・肌荒れなど)が顕在化し、肌トラブルを引き起こします。つまりは、一時的に肌の力が弱まって肌悩みが現れている状況です。

POINT
こんなときに刺激の強い化粧品によるお手入れは逆効果。低刺激で肌をいたわりながら、肌自体のバリア機能を整えるお手入れで症状を落ち着かせましょう。
化粧水、乳液を塗布するときのコットンも刺激になる可能性があるので、肌が敏感になっているときには手のひらでの使用をおすすめします。
また、ニキビや吹き出物が気になるからといって1日に何度も洗顔をすると、肌に必要なうるおいまで洗い流してしまう可能性があります。洗顔は朝と夜の1日2回、しっかりと泡立てた泡を転がすようにやさしく洗いましょう。

Q. 冬にニットなどを着ると肌がかゆくなります。これは、敏感肌なのでしょうか?

A. 肌が乾燥し、ニットなどの繊維が刺激となっている可能性があります。 肌に直接触れないように下着などで工夫するとよいでしょう。

CASE 1

繊維自体が刺激となっている場合

CASE 2

洗剤や柔軟剤の成分に反応している場合

ニットなどで肌がかゆくなる原因は、この2つが考えられます。

いずれの場合も、まずは肌に直接触れないことがポイント。中に着るもので刺激からガードするなどの工夫をしましょう。また、かゆいからといって肌をかいてしまうのは厳禁!肌表面の角層を乱し、バリア機能を低下させてより敏感に反応させてしまうことになりますので、ご注意ください。

Q. ふだんはなんともないのですが、汗をかくと肌がかゆくなります。これって敏感肌ですか?

A. ご自身の汗や、汗に付着したほこりなどが刺激となり、肌が敏感に反応している可能性があります。

肌のバリア機能が低下しているために、刺激を感じやすくなっている可能性があります

化粧水・乳液でしっかりと基本ケアを行って肌のバリア機能を高めると共に、こまめに汗を拭くなど、できるだけ刺激を取り除くようにしましょう。