
膨大なデータに基づいて研究
リラックス感のある
化粧水・乳液の香り
香料開発研究担当
長年、多くのお客さまから
ご好評をいただいてきたエリクシールの香り。
「毎日お使いいただくものだからこそ、
肌悩みに寄り添うだけでなく、
香りもいいものにしたい」
そんな想いのもと、
香りの研究に従事してきた
エキスパートが、
化粧水・乳液の香りと
その秘密について、お話しします。
理想の香りを創造する
私たち香料開発の現場では、主に化粧品に使う香りの開発や、香りが心身にどのように作用するのか、といった研究をしています。香りの世界は奥深いもので、私たちが常時扱うものだけでも約500種類の天然・合成香料があるのですが、研究員たちはそれらを記憶し、嗅ぎ分けることができて初めて、目的に合う、理想の香りを創造することができます。
「あまい、にがい、すっぱい……」といった比較的イメージのしやすい言葉を使って表現できる香りもあれば、日常生活ではちょっと使わないような言葉を用いて表現する香りもあります。それらを頭の中で<香りの目録>として整理していくのですが、これがかなり地道な作業で、香りの訓練とも言えるような研究手法だと思います。

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こうして蓄積された膨大なデータに基づいて、複数の香りを選び出しては組み合わせ、それぞれの商品にふさわしい香りを作っていきます。香りでその商品の世界観を表現し、さらにお客さまのお気に入りになれることを目指して、理想の香りを創造していきます。
エリクシールの香りの秘密
エイジングケア*の化粧水・乳液は、「年齢にとらわれることなく、一人ひとりの肌の美しさを最大限に引き出す、『奇跡の一滴』でありたい」という願いを込めて開発されました。香りに関するこだわりももちろん強く、数えきれないほど多くの実験を繰り返した結果、お客さまにお届けできる香りが完成しました。

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スキンケアの香りに求められること
この香りは、「リラックス感のある心地よいアクアフローラル」というコンセプトで作られています。
ベルガモットやパイナップルなどのさわやかな香りに、ジャスミンやミュゲといったフローラル系の香り、またムスクなども調合し、仕上げにローズマリー精油をプラス。お客さまにも好評で、「朝晩のスキンケアが楽しみになった」といった嬉しいお声もいただいています。

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長年、香りの研究をしていると、社会の変化によって香りに求められることが変わってきたなと感じることがあります。
むかしは臭いを隠すために用いられていた香りも、今では「その香りを嗅ぐと幸せな気持ちになる」と言っていただくこともあるので、香りが持つ力の可能性は広がっていると思います。
とくにスキンケアは毎日の習慣として行うものですから、お客さまにとって心地よい香りであることが求められます。朝にはこれから始まる1日の活力を、夜には1日を終える前のリラックスした時間を、エリクシールの香りを通してお届けできたらいいなと思っています。
*エイジングケアとは、年齢に応じたうるおいケア