オプチューン ジャーナル Optune Journal

くらしのスパイス無理せず、比べない。
毎日を心地よくする暮らしのヒント

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毎日を自分らしく、無理せず、心地よく過ごす。
理想的ではあるけれど、限られた時間の中でできることって、そんなに多くない。
「呼吸を意識するだけで、心がふっと軽くなりますよ」と教えてくれたのは、ヨガインストラクターの芥川舞子さん。

「ヨガと出会う前は、誰かと比べられること、もっと、きれいにならなきゃいけないと無理をしてしまう自分に、心身ともに疲れてしまった時期がありました」

ヨガと出会ってからはじめて、人と比べたり、競争したりといった感情から離れられた。
そう語る芥川さんに、心地よい日々を送るヒントを伺いました。

「呼吸」が、心が軽くする

自分は自分。ありのままでいいと、前向きに捉えるコツ。それは「呼吸」にあるのだそう。
「ハタヨガの原理は、心を心でコントロールするのは難しすぎるからやめましょう、身体から入りましょうというのがコンセプト。たとえば身体を柔らかくしたいからと、無理をしたポーズをとって呼吸が浅くなってはダメ。美しいポーズをとることではなく、呼吸が楽にできるポーズをとることが大切です」

自分を見つめ直し、ストレスや不安も最小限に

単に呼吸を意識する、とはいえ、いろんな方法があります。
実際にはどのようにしたらいいのでしょうか。
「ウジャイ呼吸法という、吸う息と吐く息の長さを均一にする呼吸法がおすすめです。吸ったあとちょっと止まって、吐いた後もちょっと止まる。ゆっくり長めに呼吸することで、もっとこうなりたい、ああなりたいという気持ちが薄まり、ただ自分を心地よくすることだけを考えられるようになります」

自分の心地よさのためだけにやること、それはヨガ本来の哲学でもある、と芥川さん。
この呼吸法を行うことで、怒りやストレス、不安といったネガティブな感情からも解放されたと言います。

「ネガティブな感情って、実はその裏に自分が気付いていない本心が隠れています。例えば怒りは、実は怒りじゃなくて、理解されないことへの悲しみだったり、傷ついていたりしている。だからこそ重要なのは、少し立ち止まって、本当の自分の感情を探る間をつくること。そんな時にこの呼吸法は、自然に気持ちを静め、自分を深く見つめる時間を作ってくれます」

手放すことを怖がらない

今ではより充実したリラックスの時間にするために、季節や気分に合わせたアロマオイルを愛用するなど、独自の工夫をしているとのこと。
以前は、生徒さんの要望に応えたい気持ちで、夜遅くや休日にもレッスンを入れていたそうですが、「無理なことは引き受けない」スタンスに変えたところ、自分の気持ちが楽になったのはもちろん、仕事もこれまで以上の成果がでるようになったのだとか。

「やはり手放さないと新しいエネルギーは入ってこない。そぎ落とさないと入ってこない。それもまたヨガの哲学の一つです。自分に無理をしないで生きることをしはじめると、結果的にすべてがうまくいくようになってきます。」

なるほど、あれこれと抱え込んでしまう場面も多々あるけれど、無理をしないための決断もまた、大切なのですね。

いまの自分を見つめることを大切に

グループで実施するケースが増えてきたヨガも、本来は、とてもパーソナルなものだったと言います。

「誰かと比べたり、無理をする必要はまったくなく、自分が本当に求めているものは何なのか、今の自分には何が必要なのかを突き詰め、それに合ったヨガメニューを実践すること。そうすることで、考え方や生活の仕方もおのずと変わっていきます。私自身、納得のいくライフスタイルを見つけることができたのも、ヨガを通じ、自分の心地よさを追求し続けた結果です」

「呼吸」に対する考え方を知り、自分だけの時間をちょっと作ることが、自分にフィットした心地よさ、過ごし方と出会う第一歩かもしれません。

芥川 舞子

ヨガインストラクター

13歳からモデルをはじめ、その後ヨガインストラクターへと転身。現在は、自身が主催するヨガスタジオでのレッスンの傍ら、ヨガイベントでの講師やメディア出演など幅広く活躍中。

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