オプチューン ジャーナル Optune Journal

つながるヒントテクノロジーと、
上手に付き合う

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モノのインターネット(IoT)を活用したサービスが、次々と誕生しています。
未来を感じる一方で、「使いこなす自信がない」「ハイテクは難しい」と、つい敬遠してしまう人も少なくありません。

そこで今回は、IoTの面白さを熟知し、クリエイターとしても活躍する矢島佳澄さんに、テクノロジーとの付き合い方、その心構えを教えてもらいました。

「こうしたい」を発見する

毎日の生活にテクノロジーを上手に取り入れるには、まず何より「こうしたい」という意欲をもつことが欠かせないと言います。
「大学時代の電子工作の課題で『ハッピーマシン』をテーマとした『フラワーボックス』という作品をつくりました。バラがびっしりと敷き詰められた箱をあけると、底面に電気がビリリと流れる仕組みです。『美しいものには棘がある』を表現したのですが、笑顔がこぼれる方がたくさんいました。これがきっかけで、自分がやりたいことに気づき、テクノロジーは、人の欲求や願いを成り立たせるものだと実感したんです。」

「想い」と向き合う

IoTやテクノロジーの価値は気付きにくいもの。
それでも『こうしたい』『これがあるとハッピー』が見つかることで、その価値に気づくことがあると、矢島さん。
「たとえば、以前制作した『ちょっと未来のドレッサー』は、毎日同じメイクにならないよう、その日のテーマと使うコスメを提案してくれるもの。より生活を豊かにしたり、ときめきを与えてくれたり、楽しめるようなものを作りたい。モノづくりより先にあったのは、そんな想いでした。Optuneもそう、技術の力で女性を幸せにしてくれるサービスだと思います。」

はんだづけしたりプログラミングしたりしているうちに没頭してしまい、つい明け方まで作業してしまうほど、モノづくりが好きだという矢島さん。
リフレッシュをする際も、Googleマップを使って川沿いを散歩したり、自然とデジタルに繋がりやすい生活になったのだそう。
「今は誰でもスマートフォンを離さず持っていますよね。せっかく持っているのなら、それを活用しようと頼る意識をもつこと。それが、テクノロジーと調和した暮らしに繋がっていくと思います。いまは価値観が多様化し、『軸』のしっかりした女性が増えていると思うんです。お化粧だったらすごくお金をかけるけど、電化製品やIT機器はいらない、という方もいますが、私はその間にある距離が何なのかを考え、アイデアにし、テクノロジーで縮めたい。そうすることで、よりシームレスで心地よい未来に貢献していきたいと考えています。『ちょっと未来のドレッサー』も、今商品化を進めている女性のための防犯ブザー『しっぽコール』も、実現したい未来への序章なんです」

急速に進化を続けるテクノロジーに、追いつこうとするとキリがない。
でも、情報に踊らされず、ちょうどいい選択ができている人は、自分にとことん正直なのかもしれません。

「こうしたい」という欲求や「想い」と向き合って、自分の価値観にフィットするテクノロジーと、上手に付き合っていきたいですね。

矢島 佳澄

合同会社techika代表。乙女電芸部部長。大学卒業後、手芸と電子工作を組み合わせたワークショップを全国の科学館や百貨店などで多数展開。
家電メーカーとのコラボレーションで製品のコンセプトモデル制作なども行う。
豊かな生活のためのモノづくりに精力的に取り組んでいる。

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