宮本信子さん

宮本信子さんに聞く 人生の歩み方とは?

人としても、女優としても、年齢を重ねていくことが楽しみ。

  • 原田さんとともに長年ミューズとしてご活躍されてこられましたが、今回常盤さんが入られて3人での撮影はいかがでしたか?

    そうですね、常盤さんは初めての撮影で、前日は緊張で眠れなかった、とおっしゃっていました。でも3人の雰囲気もよく撮影ができて、よかったなあと。良いコマーシャルになったのではと思います。

  • 原田さんとともに長年ミューズとしてブランドを支えてくださっていますが、この5年間の中でも印象に残っている撮影ってありますか?

    宮本信子さん

    (ミューズになって)もう5年になりますか?
    長い間こうして活動できているということにまずは喜びを感じています。

    特に印象に残っているのは、エイジングケアリップのCM撮影。わたしがリップを持って「変な⾊」と⾔うシーンがあったんですけれど、例えば、「まあ綺麗な⾊!」「ああ輝いてる!」「光ってる!」っていうセリフならイメージしやすいけれど、「変な色」っていったいどんなふうに表現すれば、CMを見てくださる方に魅力が伝わるのだろう、と…。もう本番は色々自由にやらせていただきました。

    他にも、浴衣を着たり、歌って踊ったり。ダンスレッスンの時なんか、「え、どっちどっち?」とかいって、すごく楽しかったです。

  • 宮本さんが日々生活されている中で感じている、自分らしい輝きや美しさについて教えていただけますか。

    宮本信子さん

    ⾃分らしい美しさというと、なんだか恥ずかしくなってしまいます。まずは、健康であることがいちばん。それは心も、体も。⼟台がちゃんとしてないといくらお化粧してもだめなんです、きっとね。素肌が綺麗なのが⼀番。

    仕事の時も、撮影でなるべく直射日光にあたらないようにしようとか、普段から保湿を意識したりとかね。あとは、どんなときでも、よく寝て、適度に運動して、よく⾷べ…よくはダメね。太っちゃう(笑)。適度に、程よく食べる。一見なんの変哲も無いことかもしれないけれど、そんな基本をいかに⻑く続けられるかどうか、が重要だと思っています。

  • 基本の部分が大切なのですね。いま、新しく挑戦してみたいことってありますか?

    宮本信子さん

    「これに挑戦してみたい!」というような大きなことはありませんけれど、いまは、好奇心を持って行動するということかしら。昨年はある大学のジャズイベントに出演させてもらって歌いました。学生さんたちの一生懸命な姿を見たら、とても刺激されました。普段はついつい周りに流されてしまったり、慣れに身をゆだねがちですが、みなさん一生懸命なさっていて。このような気持ちは忘れてはいけないなと思いました。とってもありがたい体験でしたね。

    舞台に立つ宮本さん
  • 年を重ねて、改めて気づくこともありますよね。
    最後に、いろいろな悩みを抱えている同じ世代の⼥性のみなさまに向けて、応援のメッセージをいただけますでしょうか。

    宮本信子さん

    どんな⼈でも年をとっていくわけですよね。わたしは⾃分がどんなふうに年をとっていくかとても興味があります。どんなおばあさんになっていくのか、むしろ楽しみです。女優としては、年を重ねるごとに演じる役も変化していきますけれど、それもまた楽しいの。その年でなければできないことがあるから。若い頃に演じてみたかったけど叶わなかった役が、この歳になって思わぬところでやらせていただく、なんてこともあります。そういう経験をするとすごく嬉しいです。

    鏡を⾒て「ああ、ここにシワが…」なんてがっかりすることもありますけど、変わるのはしょうがないことだから。あんまりがっかりしない。それよりもどうやって⾃分の⼈⽣を⽣きてきたか、そしてこれからどんなふうに生きていくかの⽅が私は⼤事だと思います。

  • そういった宮本さんの姿に勇気づけられる方も多いのではないでしょうか。

    宮本信子さん

    以前イベントでお客さまと少しお話をする機会があったのですけれど、「宮本さんの顔を見ると元気になるんですよ」という声をいただいて、それはとても嬉しいことです。長く⼥優を続けていてよかったなって心から思いました。

    舞台に立つ宮本さん
  • なるほど、素敵な考え方ですよね。

    宮本信子さん

    いや、大したことないんですよ。
    だって、年を重ねたことにくよくよするより、ポジティブに変換して笑い⾶ばした⽅がいいじゃない?