
資生堂の先進技術
ヒアルロン酸と
資生堂独自の「浸透技術」
ヒアルロン酸は、優れた保湿成分として期待されながら、自然界から得るには稀少性が高く活用が限られた成分でした。
資生堂は1980年代からヒアルロン酸を安定的かつ安全に使用できるよう研究を重ねてきました。この知見と技術力を、目もとケアにも活かすため、さらなる研究を行っています。
Q美肌のために重要な
角層の状態は
年齢とともに変化するの?
角層の「水分量」と「硬さ」は変化する!
年齢とともに水分量が減少し、もともと肌の中に持っている天然保湿因子(Natural Moisturizing Factor; NMF)が不足するため、保湿機能が低下して角層の硬さが増してくる傾向があります。さらに皮脂分泌も減少して皮脂膜ができにくくなるため、水分が蒸発しやすくなります。
目もとには皮脂腺がほぼ存在しません。
角層の「水分量」と「硬さ」の
年齢による変化
年齢による変化
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角層の水分量の変化
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角層の硬さの変化
Qヒアルロン酸量も
変化するの?
ヒアルロン酸量は減る!
30代と60代で比較すると
その差は明らか!
ヒアルロン酸は水をたっぷり抱える保水能力の高い成分で、1gで6リットルの水を抱える能力を持っているといわれています。
生体内にも存在するヒアルロン酸は加齢により減少することが知られており、まぶたの皮ふでもヒアルロン酸が減少していることが確認されています。
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ヒアルロン酸量の比較 (日光に露出した瞼の皮膚で実験)
引用元:S. Iiryama et al., Am J Pathol. 191(6):1010-1019, 2021(グラフ一部改変)
Q高分子ヒアルロン酸って何?
さまざまな化粧品に活用される高分子ヒアルロン酸は、分子量が大きく、その多くは肌表面に留まることで高い保湿効果を発揮します。
一方、その機能を保ったまま角層内部へと届けることは大変難しい課題だったため、資生堂はさまざまな研究を続けてきました。
Q資生堂独自の
「浸透技術」とは?
肌に浸透させるために高分子ヒアルロン酸を“コンパクト化する技術”
資生堂独自技術により、高分子ヒアルロン酸を折りたたむように収縮。
ヒアルロン酸が持つ分子構造を保ったまま、最大約1/3の大きさまで体積を縮小することに成功しました。
これにより、コンパクト化したヒアルロン酸は角層深くまで浸透します。
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ヒアルロン酸(通常の状態)
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ヒアルロン酸がコンパクト化する様子
イメージ図
*ヒアルロン酸の一部をMDシミュレーションにより表現
大きさの異なるヒアルロン酸の特徴
高分子ヒアルロン酸
分子が大きいため肌表面で水分を抱えながら肌への水分補給を行う。
粒子が大きく、高い保水力はあるが角層に浸透されにくい。
イメージ図
低分子ヒアルロン酸
(例:ナノヒアルロン酸)
分子を分解して短くしたヒアルロン酸。角層へ浸透しやすくなる一方、高分子ヒアルロン酸に比べると保水力などは小さくなる。
イメージ図
資生堂独自技術で
コンパクト化したヒアルロン酸
高分子構造をヒアルロン酸の最大約1/3のサイズまでヒアルロン酸分子の体積を収縮させて、角層の奥まで浸透しやすくする。
イメージ図
Q自宅で毎日のケアが
大切なのはなぜ?
ヒアルロン酸は、肌に適用しても1日でも
減少するということが一般的に知られています。

角層内ヒアルロン酸量が特定期間で半分になるという、一般的に 知られている事実に基づき資生堂が作成
角層内ヒアルロン酸量が特定期間で半分になるという、一般的に知られている事実 に基づき資生堂が作成
だから、
毎日使用することが効果的