ブルーやシルバー、青みピンクといった寒色系カラーが似合うブルベ肌さん。一方で、ブラウンやオレンジといった黄みを感じるような暖色系カラーがうまく肌にマッチせず、浮いて見えてしまうという悩みをよく耳にします。実はそんなブルベ肌さんでも、色の選び方や塗り方のポイントをおさえておけば、最近人気の暖色メイクを楽しめるんですよ！　今回はヘアメイクアップアーティストの西森由貴さんに、ブルべさんがアイシャドウ、チーク、リップに暖色を取り入れる時のコツを教えてもらいました。

ブルべさん向け暖色メイクHOWTO

オレンジやコーラルなど、黄みを感じるような暖色アイテムを使いたい時は、アイシャドウ、チーク、リップは肌に溶け込ませるように、色をしっかりなじませるのがポイントです。うまくなじんでいないと、ポイントメイクの色が肌から浮いてしまうので注意しましょう。

アイシャドウ

ブルべさんが暖色アイシャドウを選ぶ際は、ほんのり赤みを帯びたイエローやオレンジが肌色にマッチしやすいのでおすすめ。特に、肌色との境目は入念にぼかすと◎。また、あまり濃く塗らず、サラッと薄めに仕上げるのもポイントですよ。

使用アイシャドウはこれ！

マキアージュ　ドラマティックスタイリングアイズＤ　OR311

今回は、右上のカラーをアイホール全体に、右下のカラーを二重幅にON。一見イエロー系のカラーですが、赤みがほんの少し入っているため、ブルべさんでも使いこなすことが可能。透明感があって軽い仕上がりなのも、取り入れやすいポイントです。

チーク

ブルベさんが暖色チークを選ぶなら、コーラル系の色みがおすすめ。チークを塗ったら、何もついていないパフやスポンジで、チークの輪郭を軽くなぞって肌との境をなじませましょう。こうすることで、暖色チークでも肌から浮いたりくすんだりせず、ブルべ肌にマッチします。

使用チークはこれ！

ローラ　メルシエ　ブラッシュ　カラー　インフュージョン　09

コーラルでも、オレンジに寄りすぎない色みのものをセレクトすると◎。こちらのチークはシアーな仕上がりなので浮いて見えにくく、ブルべ肌さんを元気でイキイキとした印象に導いてくれます。

リップ

ブルベさんが暖色リップを選ぶなら、透き通るようなシアーな発色のものがおすすめ。リップを塗ったら、ティッシュで唇の輪郭部分を軽く押さえます。こうすることでリップラインがなじみ、唇だけが悪目立ちするのをカバー。輪郭がパキっとしていると浮いて見えやすくなるので気をつけて。

使用リップはこれ！

マキアージュ　ドラマティックルージュＥＸ　OR420

サッと塗ると透明感のある発色、しっかり塗ると濃密な発色と、塗り方によって2パターンの雰囲気が楽しめるリップです。ブルべさんはサッと塗りからチャレンジしてみましょう♪

ブルベさんにおすすめの暖色アイテム

しっかり肌になじませれば、ブルベさんも暖色カラーを楽しめるんです♪　ブルベ肌さんにおすすめの暖色アイテムをご紹介します。

アイシャドウ

<左>「インテグレート　トゥインクルバームアイズ　BE281」
<右>「ローラ　メルシエ　キャビアスティックアイカラー　12」

アイシャドウは赤みを感じる暖色系が、ブルベさんの肌に溶け込みやすくて◎。パウダーよりもクリームタイプのアイシャドウの方がなじませやすくておすすめです。

チーク

<左>「ＳＨＩＳＥＩＤＯ　メーキャップ　ミニマリスト　ホイップパウダーブラッシュ　01」
<右>「ローラメルシエ　シマーブロック　ピーチモザイク」

チークはコーラルやピーチカラーをセレクト。アイシャドウと同様に、クリームタイプの方が肌なじみがよくおすすめです。

リップ

<左>「インテグレート　ボリュームバームリップN　OR381」
<右>「インテグレート　ボリュームバームリップN　RD383」

リップは透き通るようなシアーな発色のタイプセレクトして、暖色メイクを楽しみましょう♪

しっかり肌になじませることを意識して暖色メイクをマスター♪　この春夏は、思い切ってオレンジ系メイクを楽しんでみては？

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photo：鈴木花美　model：渡辺アリサ
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