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2024/01/29

化粧水、冷たっ...(泣)。寒い日は『ぬくぬくスキンケア』で無理せず、楽しくお手入れを♪【ここちよいうるおいVol. ①】

化粧水、冷たっ...(泣)。寒い日は『ぬくぬくスキンケア』で無理せず、楽しくお手入れを♪【ここちよいうるおいVol. ①】

毎日のルーティンでスキンケアをしていたり、みんなが使っているからという理由だけでアイテムを選んだり...。そんな「なんとなくケア」を見直してみませんか?

自分自身の気持ちや肌にフィットした「ここちよいケア」ができれば、きっと肌も気持ちもプラスに変わるはず。
そこで、毎日のスキンケアがより肌と心を満たすひと時となることを願って、資生堂の美容賢者が目からうろこの情報をお届けしていきますのでどうぞお見逃しなく。

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さあ、さっそく連載スタート♬
記念すべき第1回目は、資生堂の根岸研究員にお話しを伺いましょう。

根岸 茜子さん

根岸研究員:「みなさん、こんにちは。資生堂研究員の根岸茜子です。
毎日寒いですね。そんな寒い冬はあたたかい部屋でじっとしていたいものです。洗面所は寒いし、化粧水は冷たいし...、スキンケアもついつい面倒になってしまいますよね。でもケアをサボると、心のどこかで「あ、これじゃまずいかな」なんて罪悪感も芽生えたり...。

そんな寒い時は、無理なんてしなくてもいいんです!

寒い・冷たい・辛い...そんな気持ちのままスキンケアをしても、いい結果にはつながりません。肌と心はつながっているのですから。ぬくぬくしたい時は、思う存分ぬくぬくしながらスキンケアすればいいのです!

そこで、私がご提案したいのは、その名も『ぬくぬくスキンケア』です。

『ぬくぬくスキンケア』を実現するためのポイントをお伝えしますね。」

スキンケアは「急がず、心拍に合わせる」ことを心がけて。

スキンケアは「急がず、心拍に合わせる」ことを心がけて。

先ほど「肌と心はつながっている」とお話ししましたが、まずはスキンケアが心にもたらす効果を。そもそも「肌に触れる」ことで心地よい感触が脳へと伝わると、身体の中で様々なホルモンが放出されます。その中には、幸せホルモンと呼ばれ、母子間の愛着にも関わる「オキシトシン」というホルモンも含まれます。したがって、私たちは忙しい日常の中でも、スキンケアを通して肌から全身を心地よい状態に導くことができます。

とはいえ、ただスキンケアをすればいい、というわけではありません。ポイントは「自分の心拍に合わせたテンポで行う」こと。せかせかせず、心を落ち着けた状態でスキンケアすることで、脳に快感(=快刺激)が生まれ、それが肌や心をすこやかにしてくれるんです。

スキンケアは「自分の心拍に合わせたテンポ」で! これからご紹介するぬくぬくスキンケアを取り入れる際も、このことを忘れずに行ってくださいね。

肌も心も喜ぶ♪ 「ぬくぬくスキンケア」のコツ!

肌も心も喜ぶ♪ 「ぬくぬくスキンケア」のコツ!

「化粧水が冷たい!!」そんな時こそ、「ぬくぬくスキンケア」。
ここからは、冬のお手入れに関するお悩み別に「ぬくぬくスキンケアのコツ」をご紹介します。これを読めば、寒さや冷たさを我慢せず、それでいて肌のお手入れもきちんとできますよ♪

~『ぬくぬくスキンケア』のコツ①~
手が冷たいときは、手を温めて! ハンドマッサージを取り入れても◎

『ぬくぬくスキンケア』のコツ①

この時期は、「手が冷たいから、スキンケアをパパッすませちゃおう」という気持ちになりやすいですよね。しかも、冷たい手で化粧水や乳液をつけるとなじみが悪くなりやすかったり、手の冷たさが顔の皮ふ温を奪ってしまうのです。

つまり、手が冷たいままスキンケアしていると快刺激が生まれないため、肌も心もテンションが下がってしまうことに。せっかくケアをするのにここちよさを得られないのはもったいない! そんな時は、手を温めるべし。
スキンケア前にぬるま湯で手を温めるのもいいですし、さらにもっと肌にいいことをしたいなら、軽くハンドマッサージを取り入れてみるのも効果的ですよ。

■簡単ハンドマッサージで手を温めて。

いつも使っている乳液を手になじませてハンドマッサージしてから行うと効果的。乾いた状態で行うと、手の皮ふをひっぱったり、自分が思っているより圧が強くなってしまったりして、摩擦や刺激を与えてしまうので気をつけてくださいね。

簡単ハンドマッサージで手を温めて。

■時間がない時は「ツボ押し」でもOK!

ハンドマッサージをする時間がない...、そんな時はツボ押しを。手の親指の下のふくらみ部分(母指球)を反対の手の指でギューッと押してみると、身体が温まってきますよ。

マッサージもツボ押しも「心拍に合わせたテンポ」が大切! 深呼吸しながら心拍を落ち着かせると、自律神経が整い、より身体が温まりやすくなります。

スキンケアの前には、ハンドマッサージやツボ押しで手を温める。このひと手間で、肌も心もうるおいアップへ!

~『ぬくぬくスキンケア』のコツ②~
化粧水が冷たい! を軽減するのは、とろ~りテクスチャー&コットン活用!

化粧水や乳液が冷たくて顔につけたくない...。その気持ち、よーくわかります。スキンケアアイテムの冷たさを感じにくくする、ちょっとした工夫をご紹介します!

■化粧水は「とろみ」があるものをセレクト

化粧水は「とろみ」があるものをセレクト

化粧水などをつけるとひんやり感じるのは、液体が蒸発する際にまわりから熱を奪う性質によるものです。また、蒸発が早いものの方がひんやり感は強くなり、蒸発がゆっくりだとひんやり感も弱まるという傾向も。

とろみのある化粧水には、適度な保湿剤や油分が含まれているため、パシャパシャした水系のものと比べると蒸発のスピードが遅くなります。そのため、とろみ化粧水はひんやり感が緩和されやすくなるのです。

またとろみ化粧水は、角層のすみずみまでじんわりとなじむ(角層にスッと縦に入るのではなく、ジワ―と横に広がって入っていくイメージ)ので、よりゆったりした気分でお手入れができるのです。さらに、適度な油分により、乾燥で固くなりがちな肌表面をやわらかくなめらかに整えてくれるメリットもあり、冬の肌にはおすすめなんですよ。

■乳液が冷たいっ...!! は「コットン」が軽減

乳液が冷たいっ・・!!は「コットン」が軽減

冬場は、手の冷たさと乳液の冷たさが重なり、より冷たく感じます。そんな時は、コットンを使うのがおすすめ。

手の冷たさを減らすことができるのはもちろん、なじませている過程で徐々に肌の温度に乳液の温度がなじんでいくため、つけた瞬間はひんやり感じても、すぐに温度のギャップがなくなり、トータルでひんやり感を減らせるんです。

また、ひんやりとした感覚を減らすためにも、肌にしっかりとなじませるためにも、乳液をコットンにしっかり広げることが大切に。コットンの中央に乳液を出したら、コットンを二つ折りにして乳液をコットン全体に広げてから塗布すると◎です。

コットンに塗布

とろみ化粧水やコットン使いで化粧品の冷たさを軽減させて、寒い冬もゆったりていねいにスキンケアしましょうね!

~『ぬくぬくスキンケア』のコツ③~
寒い朝の洗顔前は、背伸びをして身体全体のめぐりをUP!

『ぬくぬくスキンケア』のコツ③

夜なら、暖かい部屋のなかでクレンジングシートを使ったり、お風呂の中でクレンジングや洗顔したりできますが、朝の洗顔はたしかにちょっとつらいですよね。

でも、寝ている間に分泌される余分な皮脂や汚れを効果的に取り去り、フレッシュな一日を過ごすためにも、朝はしっかり洗顔するのがおすすめ。

寒くてつらいな...と感じる時は、洗顔前に深呼吸しながら背伸びをしたり、ゆっくり肩をまわしたりなど、身体全体の血のめぐりをよくすることが大切です。暖房などで外側から温めるより、自分の体温を使って内側から温める方が、身体はずっと早く温まるんですよ。

朝は軽く身体を動かして、全身の血行をよくすることで、洗顔に向かう足取りもきっと軽くなるはずです!

~『ぬくぬくスキンケア』のコツ④~
お風呂上りのスキンケアは、暖かい部屋でゆっくりケアを!

『ぬくぬくスキンケア』のコツ④

冷え性さんやシャワー派の人は、寒くてお風呂上りのスキンケアをゆっくり楽しめない...ということも多いかもしれません。

そんな時は、脱衣所など寒い場所で無理してスキンケアせず、暖かいリビングでゆっくりケアを。浴槽の中にシートマスク(一包タイプ)をパウチに入ったままつけておき、温まったマスクでお手入れしたりするのも効果的です。

また、「化粧水をつける」→「ボディクリームで身体の保湿をしながらマッサージ」→「乳液やクリームをつける」という順番でケアをしたり、耳たぶを深めにつかみ、下に向かってギューッと引っ張ったりするのもおすすめ。末端から血行が促進されて全身が温まるので、寒さを気にせずゆっくりお手入れを楽しめますよ。

寒さを我慢しながらではなく、ここちよい状態で行う。そうすることで、スキンケアの効果が肌にも心にもちゃんと還元されますよ!

『ぬくぬくスキンケア』に、おすすめのアイテム♬

ここからは「ぬくぬくスキンケア」のお供におすすめのアイテムをご紹介します!

■とろみ化粧水&乳液はこちら

ハリを与え、「つや玉」続く薬用化粧水&乳液

コラーゲン研究に着目しながら肌と向き合い続けてきた「エリクシール」の薬用化粧水&乳液。おすすめはⅡのしっとりタイプをセレクトして。とろみのある感触で肌をしっとりと包み込み、ハリとうるおいに満ちた肌へと導きます。

 

ハリ・弾力、透明感を与えて明るい肌に導く化粧水&乳液

パワーボタニカル*が角層深くまでうるおいをしっかりめぐらせハリ・弾力、透明感を与えてクリアで明るい肌に導きます。さらに、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことも。しっとりまろやかなテクスチャーで、ここちよくお手入れ可能。
*ケイヒエキス・トウキエキス・ジオウエキス・グリセリン:保湿

 

■こちらもおすすめ

肌にうるおいをたくわえる、しっとりまろやかなとろみ化粧水

とろみのある温泉水からうまれた化粧水。角層の保水バランスを整え、肌をうるおいで満たします。使用後は、しっとりもちもち肌に。無香料、無着色、アルコール(エタノール)フリー、弱酸性で使い心地、まろやか。

 

■ハリとうるおいに満ちた明るい肌に導く薬用乳液

乾燥やハリ不足、シミなどの「光ダメージ」に向き合う、エイジングケア化粧水。独自美容成分と美白*有効成分を配合。心地よくなじんで角層深くまで浸透、贅沢なうるおいで肌を満たします。おすすめはⅡのしっとりタイプ。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
*エイジングケアとは、年齢に応じたうるおいケアのこと


スキンケアには「快刺激」が重要。ここちよさを感じながら行うことで、肌にも心にもうるおいが行きわたり、すこやかになれるので。寒いなぁ...面倒だなぁ...と思う時こそ、『ぬくぬくスキンケア」で無理せず楽しいお手入れを続けてくださいね!

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次回は、花粉や寒暖差のモヤモヤを感じやすい季節におすすめの「セルフハグスキンケア」についてお届けします。お楽しみに♪

<「ここちよいうるおい」の連載はこちらから>

>>【Vol. ②】花粉や寒暖差...『セルフハグスキンケア』で不機嫌肌に寄り添って♡
>>【Vol. ③】資生堂が伝承する『ていねいなお手入れ』で肌も心もハッピーに
>>【Vol. ④】心躍る新年度♪「ポジティブスキンケア」で肌と心を後押し!
>>【Vol. ⑤】メイクまで楽しく♪「魅せ肌スキンケア」でうるおいギュッ♡な肌に
>>【Vol. ⑥】深呼吸と香りで「リセットスキンケア」タイムを。癒しとうるおいをチャージ♪
>>【Vol. ⑦】ごわつき肌にご用心!「マシュマロ素肌ケア」でふんわりもちもち♡
>>【Vol. ⑧】ジメジメ季節を乗り切る!「リフレッシュ・ケア」で肌も心も快晴に♪
>>【Vol. ⑨】乳液がベタつく...!「べたつき引き算ケア」でうるおうのにサラサラ肌へ!



〔あわせてよみたい記事〕

>>【動画で解説】「化粧水&乳液」の正しく効果的な使い方&おすすめアイテム9選
>>【2月の肌】冷え、乾燥、花粉が気になる季節に!ぬくぬく美容で肌をいたわろう♡


photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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資生堂研究員

資生堂研究員

研究員

資生堂の研究開発は1916年に始まり、品質と安全を最優先に、最新の皮膚科学と処方開発技術に基づいて開発を実現してきた。世界中の化粧品開発者が目標にする研究発表会「IFSCC」では、世界最多の受賞。
http://www.shiseidogroup.jp/rd/

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