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夏はオフショルなど、胸元のあいたファッションを楽しみたい季節。でもデコルテに自信がないから着こなせない...なんて悩んでいる人も多いのでは?そこで今回は、デコルテ美人になれるスキンケアやマッサージなどのケア方法を、資生堂ビューティスペシャリストの木村さんにくわしく教えてもらいました。
顔のスキンケアばかりに気をとられてついケアを忘れがちなデコルテこそ、美しさに差がつくパーツ。実は顔の次に目につくパーツともいわれているんです。そんなデコルテのケアを始める前に、まずは目指すべき理想のデコルテのポイントをチェックしましょう。
ツヤと透明感のあるデコルテは、顔に程よく光を反射させる「レフ板」のような働きをして、"美人見え"を叶えてくれます♪ 乾燥などの肌トラブルはスキンケアで対策を!
鎖骨がくっきり浮き出ているデコルテは、色っぽく女性らしい印象を引き出してくれます。老廃物が溜まりやすいパーツなので、軽くほぐしてからマッサージなどのケアをすると、すっきりとして効果的です。
デコルテ美人をつくるためには、毎日コツコツとケアすることが大事です。プロが教えるデコルテケアのポイントはこの4つ。
デコルテの皮ふは薄くのびやすいため、洗う際は力加減に気をつけましょう。腕などを洗う時と同じ力加減で洗ってしまうと、皮ふを傷つけてくすみや肌トラブルを招いてしまいます。顏を洗う時と同様に、たっぷりの泡を転がすようにしてやさしく汚れを落としましょう。
いつも行っている顔のスキンケアの後に、コットンや手に残った化粧水や乳液を使ってデコルテまでケアしましょう。鎖骨からフェイスラインに向かって、下から上に引き上げるように手をすべらせてマッサージするようにスキンケアをなじませると血行も促進されるのでおすすめです。
デコルテは紫外線が当たりやすいパーツなので、日焼け止めは必須です。手のひらに日焼け止めを取り、塗り残しがないように手のひら全体を使ってあご下〜胸元までしっかりと塗りましょう。この時、右側の首〜胸元は左手で、左側の首〜胸元は右手を使うと、塗りやすくムラになるのを防げます。
乳液、化粧下地、プロテクターの3つの効果が1本に。朝、化粧水の後になじませれば、即メイクにとりかかれて便利な1品。保湿効果も高く、美容液マスクのようにうるおいをキープし、夕方までキレイが続きます。
顔の2倍以上も汗をかく首元。さらに日中の紫外線をダイレクトに浴びてしまうデコルテ周りにおすすめの日焼け止め。動きによってできる日焼け止めのよれや隙間を自動修復するオートリペア技術と、汗、水、熱、そして空気中の水分によってUVブロック膜が強くなる技術をW搭載。驚くほどさらさらな塗り心地も◎。
透明感があり、すっきりとしたデコルテにするには、マッサージで血行をよくすることが大切です。デコルテ専用美容液やクリームを使ってマッサージをすれば、ツヤ感もUP!
<デコルテマッサージのやり方>
1. 美容液またはクリームを使って、手のひらで大きく包み込むようにして胸元全体にのばす
2. 胸元の中央から腕のつけ根に向かって、らせんを描きながらマッサージするようになじませる
3. 首の中央から外側に向かって円を描くようになじませる
4. 両手で首をやさしく数回押し上げる
精神的なリラクゼーション効果を与え、自立神経の副交感神経が働くことで血流をよくすることができるため、脈拍と同じゆっくりとしたテンポで行うことをおすすめします。
明るく透明感があって、ツヤやかなデコルテは、顔を明るくし"美人魅せ"してくれるんです♪ 今すぐケアを始めて、理想的なデコルテを手に入れましょう!
*美白とは メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです。
*SPFはUV-Bを防ぐ効果、PAはUV-Aを防ぐ効果の度合を表しています。
photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
木村 尚貴
資生堂ビューティートップスペシャリスト
高度な美容技術と豊富な知識を保有する美容のスペシャリスト。優れた美的感覚を生かし、イベントやビューティー講座で「スキンケア・メイクアップHOW TO」をわかりやすく発信。社内ビューティーコンサルタントのトレーニング講師も務めるなど、多岐にわたり活躍。
https://corp.shiseido.com/sbs/members/naoki_kimura.html