1年で最も寒さが厳しく、肌の乾燥も激しくなる1月。平均気温は12月と比べて1~2度も下がり、寒さから皮脂の分泌量も減少します。すると、うるおいを守る皮脂膜のバリア機能が弱くなり、肌は乾燥してザラザラ、ゴワゴワを感じるドライスキン状態に!ドライスキンになると外からの刺激に敏感になり、少しの刺激でも痒みを感じやすくなるのが特徴です。
さらに、1月後半になると、早くも花粉の飛散が始まります。目には見えないけど飛び回る花粉によって、肌荒れや敏感肌の症状などのさまざまな症状が現れ始めます。
とくに、毎年この時期になると乾燥や赤み、ムズムズしてかゆみが出るという人は、花粉の影響を受けている可能性大!
花粉による影響というと、花粉症を始め、くしゃみや鼻水・目がかゆい……といったイメージが強く、肌とは関係ないと思いがちですが、実は花粉は肌に大きな影響を与えることが判明しているのです。
花粉症の症状のひとつとして、肌のかゆみや肌荒れ、炎症が現れる「花粉皮膚炎」があることは知られていますが、それだけではありません。資生堂の研究によると、花粉症でなくても花粉は肌に “付着するだけ”で悪影響を及ぼし、肌荒れを引き起こすリスクがあることが解明されたのです!
「春先に肌が揺らぎやすい」「花粉症じゃないのに肌荒れする……」と感じている人は、もしかすると花粉の付着が一因かもしれません。
ヒリヒリ、カサカサしてツライ、花粉による乾燥や肌荒れ。改善するためにはスキンケアの基本である「保湿ケア」が大事なのはもちろんですが、実はそれだけでは十分ではありません。
花粉の季節の肌荒れには、保湿に加えて「肌を守る」ことも大切。花粉やほこりといった春先に起こりやすい空気中の汚れから肌をガードしながら、うるおいを与えるケアが正解です。花粉肌荒れを防ぐためには、肌のバリアも保湿も同時に叶えられる機能的なスキンケアアイテムの使用がおすすめ。手軽に花粉や外的刺激から肌を守りましょう!
花粉による肌荒れを予防するためにもうひとつ大切なのが、花粉などの肌あれの原因物質をしっかり落とすこと。与えるケアの前に、まずは「落とす取り除くケア」で肌を清潔にすることがポイントです。
左側の写真からも分かるように、花粉は肌のキメの溝にまで入り込むほど細かく肌に付着します。肌に悪影響を与える花粉がこんなにしっかり付着していたら、肌荒れしてしまうのは当然ですよね。
そこで大事になるのが、前述した「落とすケア」。具体的な方法としては、付着してしまった花粉は長時間放置しないよう、帰宅後はすぐに洗顔をすることです。
おすすめアイテムは、花粉や寒さで敏感になっている肌に負担をかけないよう、肌荒れケアもできる薬用美容クレンジングフォーム。きれいな肌に多く存在する「美肌菌」を残し、うるおいを守りながらも、花粉やほこり・皮脂汚れといった肌荒れの原因となる汚れはしっかりオフすることができます。薬用クレンジングフォームを使って洗顔した肌は、右側の写真のように汚れスッキリ!キメが整った健康的な肌へと近付きます。
調子が悪くなったり良くなったり、肌が揺らぎやすいこの時期。ささいなきっかけで肌荒れしたり、原因が多岐に渡っていたりするため、「自分で判断するのが難しい」「いつも肌の調子を気にして疲れしまった……」という人も多いはず。
そんなお悩みの解決に役立つのが「肌測定」の活用です。肌測定は、質問に答えるだけで肌傾向や肌荒れの原因、現在の肌状態を確認できるWEBサービス。自分の肌に合った最適なケア方法を教えてもらえるので、普段なんとなく自己流でしているスキンケアが確かな確信に変わるはず!しっかり可視化できるので美肌を目指しやすくなる、健やかな肌をキープしやすくなるといったメリットがありますよ。
乾燥や花粉、デリケートな季節の揺らぎ肌には
「保湿+守る」で徹底ケア!
さらに、肌測定を生活に取り入れれば、
毎日調子の良い肌をキープできること間違いなしです。
(文・大西マリコ)
空気中の微粒子汚れや紫外線・寒暖差から肌を守る
クッション泡でやさしく落とし、肌あれまで防ぐ
いっしょに、いい肌、いい感じ