ニキビが何度も同じ場所にできる…。それは大人ニキビの特徴でもありますが、くり返すニキビは、土台の肌が敏感になっている証拠かも!そんなイレギュラーな状態の肌には、もちろんいつものスキンケアはNGです。では、「どんなスキンケアをしたらイイの!?」と悩める女子のために、ニキビがあるときの正しいスキンケアをご紹介します。
まずは自分の肌の状態を知ることが、ニキビができにくい肌をつくるための第一歩。普段の生活を思い返して、当てはまるものがあるかチェックしてみて!
上記にひとつでも当てはまるものがあったら一時的に敏感肌になっている可能性が大!敏感肌とは、肌を異物の侵入や攻撃から守るためのバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなった状態の肌のことを指します。チェック項目に当てはまる人は、環境や誤ったスキンケアなどさまざまな理由によってこのバリア機能が低下し、不定期で肌の調子が悪くなったりニキビができたりする「ときどき敏感肌」タイプ。このタイプの人はスキンケアの方法やアイテム、生活習慣を改善すると肌の調子もよくなることが多いのも特徴です。
一方、スキンケアや生活習慣に問題がないのに、慢性的に肌トラブルが起こるという人は「真の敏感肌」なので、自己流の治療はやめて皮膚科を受診しましょう。
ニキビができるときは肌が敏感になっている可能性大!ということがわかりましたが、そもそもなぜ、敏感肌だとニキビが繰り返しできるのでしょうか?
敏感肌は肌のバリア機能が低下した状態だとお話しましたが、これは安定した肌に比べて、肌表面にある角層の水分量や油分のバランスが乱れている状態。つまり肌が乾燥しやすく、また抵抗力も低下しやすいため炎症が起きやすい状態にあります。そうなるとニキビは治りづらく、再発もしやすいという悪循環が起こるのです。
ニキビができやすい敏感肌を改善するためには、正しいスキンケアがマスト!意外と知らない、ニキビができているときのスキンケアのコツを伝授します。
清潔な手のひらにスキンケア製品を適量とったら、両手のひら全体指先まで広げてから顔全体に広げます。その際、肌はこすらずスタンプを押すようになじませるのがポイント。また、1回の使用量が多めな化粧水は2回にわけてつけることで、より肌にうるおいが感じられます。
基本は顔の中心から外側に向かってつけるようにしますが、この際絶対に肌をこすらないこと。敏感になっている肌への負担になってしまいます。両手で顔を包みこむようにして軽くプレスし、しっかりとスキンケア製品をなじませて。
どんなに丁寧なスキンケアをしても、刺激の強いスキンケアアイテムを使っていては台無し。敏感肌状態のときは低刺激なものを選びましょう。
また、リラックスしながらお手入れをするのもポイントのひとつ。腹式呼吸をしながらのお手入れもおすすめです。ゆっくりと心地よさを感じながらお手入れすることで肌にも心にも良い影響を与えることができますよ。ちなみに、お手入れのテンポは脈拍と同じくらいがおすすめです。
繰り返すニキビに悩んでいるなら、
まずは肌に負担をかけないことが先決!
そして、スキンケア製品やお手入れ方法を見直して、
脱・敏感肌をめざしましょ♪
(文・大西マリコ)
くり返しできるニキビをもう肌につくらないために。透明感あふれるつるつるすべすべの美肌を持続させるプログラムです。
大人の肌のニキビを防ぐ、透明ジェル美容液