メイクが崩れやすい夏、そしてまだマスクが手放せない今、目まわりをキレイに保つことは必須です。マスクを外しても目もとが整っていれば顔全体がシャキッとした印象に。眉とアイメイクの簡単お直し術を解説します!
顔の中でもっとも「消えるとヤバい!」のが眉。
夏は特に摩擦や汗、皮脂などで崩れやすくなりますが、お直しでいきなり描き足すのはNG!
皮脂など油分が残ったままでは、すべってしまってキレイに描き足すことができません。
さらにムラの上から描いても、ちぐはぐな印象が増すだけ!
描く前に“眉の土台”をリセットすることが大切です。
ムラが多いときや部分的に消えているときは、まず何もついていないファンデーション用スポンジで、潔くふき取ってしまいましょう。
さらにお粉やパウダーファンデーションをトントンとのせて、質感をサラリとならします。
それから描き足すと、仕上がりが見違えますよ!
お直しのときは、手軽に描き足せるペンシルやチップタイプのアイブロウアイテムが便利!
さらに時間もあまりかけられないので、太めのタイプを選ぶのがポイントです。
芯が細いものよりも、ささっと手早く描くことができます。
また、色が薄いと消えやすいので、やや濃いめの色をチョイス。
眉の地毛に近いグレーやダークブラウンなら、少しぐらい崩れても眉が残りやすいというメリットが。
特に夏は意識して選びたいですね。
マキアージュ
太くも細くも、思いのままにラインが描ける「木の葉型」の芯。汗や水に強いウォータープルーフ。
眉の輪郭が“もやっと”しているぐらいの崩れなら、綿棒でアウトラインを整えるだけで美眉が復活!
おもに眉山から眉尻にかけて、綿棒をスッスッと小刻みに動かしながら、アウトラインだけをきれいになぞっていきます。
このひと手間でコントラストがついて、キリッとした眉がよみがえりますよ!
アイメイクも、色モノを使う前にベースを整えることが大前提!
目の下のにじみや目尻にたまったアイラインなど、ヨレた部分は綿棒でふき取ってしまい、お粉や薄づきのパウダーファンデーションをのせておきましょう。
その後、朝と同じアイメイクを塗り足すのは至難の業ですよね。
そこで活躍するのが、輝きアイシャドウとアイライナー。
輝きアイシャドウは、明るさと立体感をもたらして、フレッシュな目もとを演出してくれる優秀アイテム。
さらにアイライナーで目のフレームを締めると、まなざしにも活力が生まれます。
黒だと落ちたときにくすんで見えがちなので、ブラウン系をセレクトすると◎。
たった2アイテムで、あっという間に目もとの印象がシャキッと復活しますよ!
SHISEIDO メーキャップ
軽い質感でなめらかに広がり、見たままの色が発色。まぶたに上質なきらめきを宿す。
輝きアイシャドウは、黒目の上と下まぶたの目頭側に指で薄くのせます。
アイラインは、まつげの隙間を埋めるようにキワ全体に細く引き、目尻は少しだけ長めに上昇ラインを描いて。目力がグッと高まりますよ!
眉やアイメイクの崩れ以外にも、夕方になると目まわりのくすみやクマも気になりますよね。
顔全体までもがどんより疲れて見えてしまう原因ですが、隠そうとしてファンデーションを重ねるのはNG!
ハイライトでツヤを仕込むのが正解です。
パールの効果で上品なツヤが生まれ、明るさ印象が自然にアップ。部分的に光を集めることで、立体感までもたらしてくれます。
持ち運びもお直しも簡単で、みずみずしさが叶うリキッドタイプが◎!
指先にハイライトをとり、黒目の下から目尻の横まで、ほおの高い部分にのせます。
指の腹でやさしくトントンなじませましょう。
くすみなど肌のアラが目立ってしまう原因のひとつは乾燥。
お直しの仕上げに保湿ミストをプラスして、うるおいを補給してあげましょう。
ぷるんとしたつやめきが生まれて、美肌度も透明感も上昇。
心地よいみずみずしさが続きますよ!