暑い日は美容へのモチベが下がり、スキンケアもついつい簡単にすませがち。さらに熱帯夜で眠れず、美肌のために大切な睡眠をきちんととれないことも…。そこで暑い夏の夜でもキレイをキープする方法を美容のプロと睡眠改善インストラクターに教えてもらいました!
えてくれるのは…
全国のパーソナルビューティーパートナーの中から選抜され、高度な専門教育を受けた美容のスペシャリスト。パーソナルなスキンケア・メイクアップコンサルテーションで一人ひとりに合わせた美しさの提案を得意とする。
どんなにやる気がでなくても、化粧水と乳液によるケアはマストです!
夏は紫外線が強いため肌にダメージが蓄積しやすく、さらに冷房の影響で肌から水分が奪われやすい状態。
肌にとって過酷な環境だからこそ、化粧水と乳液で、肌の水分・油分のバランスを整えましょう。
化粧水と乳液のケアをきちんと続けると、肌のうるおいがキープされ、バリア機能もアップ。
紫外線に負けにくく、しっとりが持続する肌をめざしましょう。
お風呂上がりは肌がほてった状態になり、なかなか汗が引きません。
そんな時は、“とりあえずミスト”がおすすめ!
お風呂から上がったらミストを顔全体に一吹きし、汗が引いてから丁寧にスキンケアを行いましょう。
私は暑い日、お風呂のお湯の温度を38~39度に設定しています。
ぬるめなのでお風呂上がりも暑くなりすぎず、10~15分程度つかると疲れが癒されて、リラックスできます。
夏でも水分と油分のバランスが大切なので、いくらモチベが上がらないからといって、化粧水だけですませるのはNG。
夏バテ気味でどうしてもやる気がでないときは、1つのアイテムで複数の機能を持つ、2in1やオールインワンを使った時短ケアがおすすめです。
多機能アイテムといっても、乳液とクリームがひとつになった美白効果のあるものや、マッサージやパックまでできるものまで様々。
自分の肌の状態やライフスタイルに合わせて、選んでくださいね。
やる気がどうしてもでないときは、塗って寝るだけの、ほったらかしでも美肌になれるアイテムを取り入れて。
エリクシール ホワイト スリーピングクリアパック Cなら、塗って寝るだけでマスク効果が得られるので、美肌キープに大活躍!
使い方も簡単で、さくらんぼ粒1コ分を目安にとり、顔全体にむらなく伸ばして肌になじませ、そのまま就寝するだけ。
朝起きたときの肌の違いを、ぜひ感じてください。
えてくれるのは…
総合病院、腎臓・内科クリニックを経て独立。食事と睡眠の観点から健康と美容にアプローチする「睡食健美」を提唱している。
暑い日が続くと、夜になかなか寝つけなかったり、眠りが浅くなったりしませんか。
睡眠不足は体の不調を引き起こすだけではなく、肌荒れの原因になることも!
肌を整えるのに理想的な睡眠時間は、7~8時間。
睡眠の前半でぐっすり眠ると、成長ホルモンがしっかり分泌され、肌の新陳代謝が促進します。
そこで、寝苦しい夜でもぐっすり眠るためのコツを紹介します。
快眠のためにはエアコンはつけっぱなしでOK。
ただし、半袖・短パンのパジャマだと寒くなってしまうので、要注意。
除湿モードで26度に設定し、長袖・長ズボンのパジャマを着て、布団をかけて寝ましょう。
肌寒く感じたら風量を弱に設定し、エアコンの吹き出し口の向きを上にして、体に当たらないように調整を。
また、部屋の中の湿度を50~60%に保つのも、安眠のために大切なポイント。
温湿度計を部屋に置いておき、眠る前にチェックしてみましょう。
寝つきの悪さは、眠る前の行動が原因になることが。
一番避けたいのが、寝る直前までのスマホチェック。
深い眠りを導くには、夜にメラトニンというホルモンが分泌されることが必要ですが、画面から発する強い光が目に入ると、メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。
また、体温が夜に向かって下がることで自然に眠くなりますが、夏はなかなか下がらないことも。
そんなときは、タオルで巻いた保冷剤を枕に置き、後頭部を冷やしてみて。
手脚をマッサージすると、気持ちが癒されるだけではなく、血行が促進されて体温が下がりやすくなります。
森林系やラベンダーなど、眠りを誘う香りを取り入れるのもおすすめです。
睡眠中のベタベタの原因は、大量にかく汗。
パジャマや寝具は、吸水・速乾性のある素材を選びましょう。
綿や麻は汗をしっかり吸収するだけではなく、肌ざわりもよいので、夏におすすめの素材です。
また、パジャマは長袖・長ズボンを選ぶと、腕や脚の汗も吸い取ってくれるので快適。
袖口やズボンの裾が開いているデザインを選ぶと、空気の通りがよく、体の熱を発散しやすいので心地よく眠れます。
睡眠の質を上げ、深く眠るためには、朝の過ごし方がポイントです。
まず、起きたらすぐカーテンを開けて、光を浴びましょう。
目に太陽の光が入ると体内時計がリセットされ、14~16時間後に自然にメラトニンが分泌されるようになります。
また、メラトニンは日中に分泌されるセロトニンというホルモンが原料になるので、セロトニンを作るタンパク質を朝食で摂りましょう。
また、リズム運動もセロトニンの分泌を促進。
駅までリズミカルに歩いたり、出かけない日はガムを噛みながら仕事をしたりするだけでも、リズム運動になりますよ。