なんだかメイクの仕上がりが理想と違う、なんて感じていませんか?実はブラシをはじめとする道具をうまく使えていなかったり、そもそも使っていなかったり、ということがメイクの仕上がりに影響を与えているのです。今回は、そんな視点から「うまくメイクができない!」というお悩みを解決します!
まずは肌づくりの主役「ファンデーション」は何で塗っていますか?
指塗りもいいけれど、より美しい仕上がりを目指すならブラシかスポンジを使うのがおすすめです。
これらは仕上がりの肌の質感を変えることができるので、ブラシとスポンジを持っていればひとつのファンデーションで2種類の肌が楽しめますよ。
ファンデーションブラシは、40代以降で増えてくる肌の影=肌の凹凸にきちんとフィットしてカバーできる点が大きな魅力。
しかも、仕上がりはナチュラルだけどカバー力があるから毎日のメイクに取り入れない手はありません。
なかでも資生堂 ファンデーション ブラシ 131はブラシの面が肌にちょうどフィットするようカットされていて、初心者でも使いこなしやすいアイテム。
塗り方のコツは、少量のファンデーションを指にとって一番カバーすべき黒目の下に広げてから、ブラシの面を肌に軽く押し込むようにトントンするだけ。
ファンデーションが乾いてしまわないよう、肌に置く→ブラシでトントン、を繰り返すのがベストです。
気になるシワやほうれい線、毛穴などを手早く&均一にカバーできるうえに、キープ力も高いといいことづくめ!
ちなみに「ブラシを使っているけどキレイに仕上げられない」という人は、ブラシを最近洗ったかチェック。
ブラシは毛先が1本1本サラサラかつ密集していることが重要なので、洗っていないとくっついてしまうのでお手入れが必要です。
「とにかく崩れたくない!」という人は、スポンジ塗りがおすすめ。
肌に驚くほど密着して、鉄壁の崩れにくい肌に仕上がりますよ。
アウトドアシーンや夏の崩れ対策を目的にするなら、このスポンジ塗りを試してみてください。
人気の資生堂 スポンジパフ アーティストタッチ(乳化タイプ用)119はちょっぴり硬めの質感と高い弾力性が特長の、ファンデーションを肌にごく薄くフィットさせるのが得意なスポンジです。
使い方は、スポンジに水を含ませてギュッと絞るか、シンプルな成分のミスト化粧水でスポンジの表面を濡らしてなじませてからファンデーションを塗り広げましょう。
塗り方は、リキッドタイプならファンデーションを肌の上に点おきし、内側から外側へと丁寧にのばせばOK。
パウダータイプは、スポンジに直接とって塗りましょう。
これで大人の肌にもファンデーションがピッタリ密着して、1日中崩れにくくなりますよ。
「どうもアイシャドウのなじみが悪い…」というお悩みがある人は、ブラシを換えてみてください。
アイシャドウの付属ブラシもよいですが、うまく使いこなせずキレイにぼかせていない可能性が。
心当たりがあるなら、ぜひSHISEIDO メーキャップ NANAME FUDE マルチ アイブラシを使ってみて。
毛の密集度やカッティングが目もとにジャストフィットする小ぶりのブラシで、一度塗りでもしっかり発色しつつ自然になじみます。
早く、簡単に、完成度の高い目もとを実現したい人におすすめです。
使い方は、ブラシにアイシャドウを含ませたら目尻から目頭、目頭から目尻といつも通りに塗ればOK。
ちなみに、目まわりや鼻筋などのハイライトを入れるのにも活躍しますよ。
なかでも仕上がりの美しさが顕著なのは、マット系や淡い色合いのアイシャドウ。
指で塗っている人も多いと思いますが、実はこれらのアイシャドウはムラになりやすく広範囲にうまくグラデーションをつくるのが難しいのです。
そんなちょっぴり難易度の高いソフトマットのベージュやくすみピンクも、このブラシを使えばきれいなグラデーションになって立体感のある仕上がりに!
「いつまでたってもまつ毛がうまく上がらない!」という人は、アイラッシュカーラーをうまく使えていないのでは!?
そんな人のために、アイラッシュカーラーの使い方のコツをレクチャーします。
最大のポイントは、まつ毛の根もとをしっかり上げること。
おすすめアイテムは、日本人の目の形にフィットするよう考えられた、資生堂 アイラッシュカーラー 213やSHISEIDO メーキャップ アイラッシュカーラー。
根もとをしっかり上げるには、鏡は顔より下に置いてあごを上げ、極力視線を下げた状態でアイラッシュカーラーを使って。
こうするとまつ毛の根もとを自分で確認しやすく、またアイラッシュカーラーもまつ毛の根もとまで入れやすいのです。
根もとをしっかり上げたら毛先へ向かって5~6回、アイラッシュカーラーで細かく挟んでカールをつけていきます。
この「細かく挟んで上げる」というのも重要。
挟む回数が少ないとしっかりカールがつかず、もちが悪くなってしまうからです。
最後に、マスカラを根もとからしっかりと塗ってカールをキープさせたら吸引力のある眼差しの完成!
ちなみに、アイラッシュカーラーのゴムは取り換えていますか?
ゴムは、使っているうちに劣化します。
もしカールのつきが悪いと感じるようなら、ゴムを取り換えてみるのもひとつの方法ですよ。
「とりあえずリップ塗っているけどなんだか垢ぬけない…」という人は、リップブラシを使うとその悩みが解消できるかも!
40代からは唇のアウトラインがくすんだり、ぼやけたりしてくるので、これまでよりも輪郭を意識しないと貧弱な印象になりかねません。
だから、リップブラシで唇のアウトラインをきちんと描くと、いつもよりも見た目印象が上品かつブライトアップするはずです。
特に、ピンクベージュや淡いオレンジなどのナチュラル系の色みを選んだときこそ、リップブラシで塗るのがおすすめ!
そのまま塗るよりも唇の形を自然に補正でき、淡い色合いもしっかり発色させられるため、ボリュームのある品のある口もとになれますよ。
適度にコシのある毛質の資生堂 リップブラシ(レッド)N 407や資生堂 リップブラシ(ブラック) 403は、持ち運びにも便利。
ブラシにリップをとったら唇のアウトラインをなぞり、次にその内側を塗りつぶして全体を色づけましょう。
マットやグロスなど、どんな質感のリップでも、リップブラシを使うと上品度がアップするのでお試しあれ。
今のリップメイクに満足していないなら、ぜひリップブラシを投入して「つい、目がいく唇」を目指してくださいね。