毛穴やシミ、ハリ不足など、今一番気になる肌悩みを年代別にリサーチ!その結果をもとに、美容のプロが「肌悩み対策・スキンケアセット」をご提案します。お休みシーズンにじっくりケアして、美肌力をブーストしてみては?
えてくれるのは…
2017年就任。全国のパーソナルビューティーパートナーの中から選抜され、高度な専門教育を受けたビューティースペシャリストの頂点に。
その人の肌状態や生活環境をふまえた、トータルビューティー提案を得意とする。
「毛穴の開きが目立つのが嫌」「きちんと洗顔しているはずなのに黒ずみが消えない」など、多くの30代が悩んでいる毛穴。
加えて、メイクがうまくのらない、顔色が悪く見える気がするなど、毛穴が目立つことによる「悩みの連鎖」が発生しているという声も。
30代になるとホルモンのバランスやターンオーバーが乱れやすくなります。
そのため古い角質や過剰に分泌された皮脂などが、毛穴の中で固まって詰まることで角栓となり、毛穴目立ちを招きます。
この角栓を放置すると、酸化によって黒ずんでしまい、これが黒ずみ毛穴に。
過剰な皮脂分泌は、毛穴まわりの肌にもダメージを与えるため、さらに毛穴を目立たせてしまいます。
また、この年代で感じやすい肌の弾力や柔軟性の低下やうるおい不足も毛穴を目立たせる原因と考えられます。
まずは「洗うこと」の見直しを。濃密な泡の洗顔料で、皮脂や古い角質・汚れをやさしく丁寧に洗い、老廃物が溜まりにくい肌環境に整えることが大切です。
肌の乾燥やハリのなさから感じるたるみによる毛穴には、うるおいを与え、肌を柔軟にすることがポイント。
毛穴の目立たない、つるんとした肌を目指しましょう!
肌トラブルを未然に防ぎ、毎日をベストコンディションに保つ洗顔料。
もちもちっとした豊かな泡立ちで、肌の汚れや古い角質、酸化した皮脂をやさしく取り去ります。
肌のうるおいを守りながらさっぱり洗い上げるため、洗顔後はみずみずしく、つるつるした心地よい肌触りを感じます。
手のひらに洗顔料を1cm取り、少量の水かぬるま湯を数回に分けて加えながら、空気を巻き込むようにして泡立てます。
手を逆さにしても泡が落ちないくらい濃密な泡をつくることが重要です!
泡立てたら、肌の上で泡を転がすように、顔全体をすみずみまで丁寧に洗います。
毛穴が気になるところは指先を使って小さな円を描くイメージでクルクルとより丁寧に行います。
肌の弾力や柔軟性が失われると、毛穴のゆるみ・開きが目立ってしまいます。
それを防ぐためにも、汚れを取り去った後はたっぷりうるおいをチャージして、肌を柔軟にすることが大切です。
そこで取り入れたいのが化粧水と乳液!
2つあわせて使用することでうるおいをキープする保湿機能やバリア機能を高め、ハリとみずみずしさを感じる「つや玉」が輝く肌へ導きます。
ふっくら満ちるハリ感とうるおいでキメを整え、ゆるんだ毛穴を目立ちにくく!
化粧水はコットンに500円硬貨大よりやや大きめにたっぷり取ります。丁寧になじませ、肌のすみずみまでうるおいがいきわたることで、肌表面がやわらかくなります。
毛穴が気になる部分はコットンマスクで集中ケアするのもおすすめです。
乳液も同様にコットンを使用。
10円硬貨大よりやや大きめにたっぷり取って顔全体になじませた後、手のひらで額、目もと、ほおを包み込み、ハンドラッピングします。
それぞれ約5秒間、温めながら乳液の浸透を高めましょう。
多忙な日々でのお手入れ不足や睡眠不足で起こる、乾燥などの肌不調。
うるおいが不足すると肌表面が乾き、毛穴まわりの皮ふが硬くなり、毛穴を目立たせてしまいます。
そんな肌には、美のめぐりを高める美容液を!
角層のすみずみまで絶え間なくうるおいを与え、肌を柔軟にすることで毛穴の目立たない肌へと導きます。
朝と夜、化粧水の後に使用します。
ディスペンサー2回押し分を手に取り、顔全体に大きな円を描くようにして、すみずみまでなじませましょう。
毛穴が気になる部分は手のひらを5秒ほどやさしく押し当て、肌の奥へ美容液がなじんでいくのを感じながらハンドラッピング。
「シミのせいで老けて見える」といった現状に悩む声と並んで多く見られたのが、「シミが増えそうだから予防法が知りたい」という未来への不安。
そんな不安を回避するための、予防ケアのニーズが高まっています!
40代になると、加齢により表皮のターンオーバーが遅くなります。
その結果、メラニンを含む古い角質が代謝されずに留まることでくすんで見えたり、シミが濃くなったりします。
また、水分保持力の低下とともにバリア機能も乱れがちになるため、紫外線のダメージを受けやすい肌状態に。そうなると当然、シミができるリスクが倍増してしまいます。
シミの部分はメラニンの過剰生成が続いている状態です。
加えて、表皮のターンオーバーが乱れているとメラニンの排出がスムーズに行われません。
そこで必要なのは正常なターンオーバーに整えるための保湿ケア&シミを予防する美白*ケアです。
化粧水と乳液でうるおいを与え、肌の柔軟性を高めること、そして、美白有効成分が配合された美白美容液でメラニンの生成を抑え、排出を促進するケアを取り入れましょう。
保湿ケアを強化するために、マスクやクリームなどのスペシャルケアもおすすめです!
紫外線ダメージに負けない肌のためには美白と保湿が同時にケアできる化粧水と乳液がおすすめです!
2つ合わせて使用することで、硬くなりがちな肌をうるおいで満たし、内側から輝くような明るさとハリ感を目指せます。
化粧水・乳液どちらも肌質や好みに合わせて感触が選べるので(保湿力は変わりません)、毎日心地よくケアができますよ!
化粧水も乳液もコットンを使用。化粧水は500円硬貨大よりやや大きめに、乳液は10円効果大より大きめに、たっぷり取ります。
摩擦ダメージを与えないように、強くこすらずにやさしく丁寧になじませましょう。
シミができる肌特有のダメージ状態を徹底的に研究したのが薬用美白美容液、HAKU メラノフォーカスIV。
メラニンの生成を抑えながら、うるおいケアもバッチリ。
肌なじみがよく、角層深くまで素早く浸透するのが感じられます。
私自身20年以上HAKUを使い続けていますが、シミ予防、うるおい、明るさへの期待感はどれも満足度が高いです!
朝・夜の化粧水の後に、ディスペンサー2回押し分を手に取り、顔全体に広げます。
気になる部分はスタンプを押すようにしながら軽くおさえ、丁寧になじませます。
シミ部位にダメージを与えないように強くこすらないこと。
美白*ケアは継続が大事です。朝と夜、毎日忘れずに取り入れてくださいね。
「輪郭がぼやけてきた」という全体の悩みだけでなく、「ほおのハリのなさが目立つ」「まぶたのハリが不足している」など、パーツで悩んでいるという声も多数見られました。
ハリが不足するとイキイキ感が感じられにくくなるため、「疲れた印象」を払拭したいというニーズも高いです!
50代・60代の肌は、加齢や長年浴び続けた紫外線の影響により、ハリのもととなるコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、柔軟性や弾力が失われ、ハリのなさを感じやすくなります。
また、加齢により表情筋機能が低下することによって、皮下脂肪を支えきれず下がったように感じられることも、ハリ不足を実感する要因になります。
50代・60代のハリ不足は乾燥など複合的な悩みをともないます。
化粧水・乳液で肌にうるおいとハリ感をアップします。
加えて、ハリのもととなる美容液やクリームを取り入れつつ、同時に表情筋のための運動(フェイスマッスルプログラム)を行うとより上向き肌を実感できます。
肌のやわらかさと明るさを感じながらエイジングケア*1ができる化粧水&乳液です。
ハリのもととなるコラーゲン生成をサポートして、弾むようなハリ肌へと導きます。
みずみずしく、しっとりとした心地のよい感触で、毎日のケアにピッタリです!
化粧水と乳液をあわせて使うことで、加齢などで硬くなりがちな肌を柔軟にしてふっくらと満たし、肌のうるおいをキープする保湿機能・バリア機能を整えます。
朝と夜、洗顔の後に化粧水をコットンにディスペンサー3回押し分を取り、顔の中心から外側に向かってなじませます。
乳液は化粧水の後、適量を取り、同様になじませます。
軽く引き上げるように圧力を加えると、ハリアップした印象に!
ハリのなさを感じる原因はひとつではありません。
肌にハリをもたらす要素に全方位でアプローチするエリクシール シュペリエル トータルV ファーミングクリームがおすすめです。
先進の皮膚科学研究にもとづいた独自技術で、うるおいとハリに満ちた肌に。
オリジナルの手技「Vビルドメソッド」で、より上向き印象を目指しましょう。
夜、お手入れの最後にパール粒1個分を取り、顔全体に広げます。
手をグーにして第2関節の面で①②を行います。
①「ウ」の口をつくります。あご先~耳の下、口角~耳の横を3か所ずつ、肌を押してから上に持ち上げ3秒キープ。
②「イ」の口をつくります。あご先~耳の下、口角~耳の横を3か所ずつ、肌を押してから上に持ち上げ3秒キープ。
最後に手のひらでフェイスラインから目の下を通り、こめかみに向かって肌を引き上げ10秒キープ。ゆっくりと手のひらをフィットさせると、ピンと張った印象がより感じられるはずです。
アイゾーンの皮ふは、ほおの1/3と体の中でも最も薄く、乾燥しやすいため、年齢によるハリのなさを特に感じやすい部位です。
顔全体のハリケアと合わせてアイゾーンの集中ケアをすると、目もとが生き生きとした印象に変わりますので、ぜひ専用のアイテムを取り入れましょう。
イチオシはリバイタル アイゾーンブースター!
化粧水の前に「仕込む」、コンパクトヒアルロン酸*配合の目もと専用美容液です。
角層の奥までヒアルロン酸を届け、生き生きとしたハリと明るさに満ちた目もとに導きます。
夜、化粧水の前に、両目の下に1回押し分を半量ずつ分けてのせます。
目もとを手のひらで包むように覆い、円を描くように広くなじませましょう。
さらに指の腹でポンポンをおさえるように入れ込み、最後に手のひらで目もと全体を引き上げ10秒キープします。
目まわりはデリケートなので、やさしく丁寧に行ってくださいね。