春のトレンド“大人のほの甘”メイクをプロが伝授!【50代のメイクアップデート塾 vol.6】

2024.04.01

お出かけ気分が高まる春。人と会う機会が増える季節は、見た目の印象も一新したくなりますよね。せっかくならトレンドを意識したメイクにトライしたいけど、「何を、どうしたらいいか、わからない!」という方必見!今回は、大人に似合う2024年春のトレンドメイクをお届けします。

えてくれるのは…

資生堂
ヘアメイクアップアーティスト
齋藤 有希子

「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案が得意で、公式インスタグラムの”見直しメイクチャレンジ”が人気。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動している。

この春のトレンドは「甘め」!大人は「ローズカラー」で攻略すべし

浮き立つ気持ちを投影するかのような、まさに春にぴったりのピンクがトレンドカラー。
メイクのキーワードは「ほんのりとした自然な甘さ」です。
20~30代はザ・ピンクで取り入れるこのトレンドですが、大人におすすめなのはローズカラーです。
ピンクのような甘さはあるけれど大人の品は損なわないところが高ポイント。
ローズカラーなら「若づくりしてる!?」なんて不安ゼロの、おしゃれな「ほの甘」フェイスを楽しめますよ!

50代向け!春のトレンドメイクを解説

【POINT1】淡いローズシャドウで目もとに大人の甘さをオン

アイシャドウはローズカラーのなかでもくすみ系で淡い発色のものを選びましょう。
落ち着いたトーンのローズカラーは肌なじみがよく、血色感アップにも効果的。
そして淡いトーンは単色でグラデーションがつくりやすく、失敗しにくいところがメリットです。

おすすめは、ローラ メルシエ キャビアスティック アイカラー (ローズグロウコレクション) R4 BED OF ROSES
このアイシャドウには絶妙なつやがあり、シワっぽくなりがちな大人の目もとを華やかにしてくれる優秀なアイテムです。

スティックを上まぶたの際へ直接当て、目頭から目尻までするすると塗りましょう。
次に指先を使い、上へいくほど薄くなるよう意識しながらアイホールまでぼかせばOK。
下まぶたの際にも直塗りし、同様に指でぼかしたら単色グラデの目もとが完成です。

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ローラ メルシエ

キャビアスティック アイカラー (ローズグロウコレクション)R4 BED OF ROSES

なめらかな使い心地と高い発色を両立。血色と素肌のようなつや感をはらんだヌードローズ。

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【POINT2】黒ライン&マスカラで引き締めて微糖に調整

次は、ローズで甘くした目もとを引き締めるステップです。
SHISEIO メーキャップ アーチライナーインク 01 Shibui Blackで、上まぶたの目頭から目尻まで細いラインを描きましょう。
上下のまつ毛には、マキアージュ ドラマティックエッセンスマスカラ (ロング&カール) BK990 リアルブラックを。
淡い色で仕上げた目もとを凛とした印象へ導くため、アイラインとマスカラの黒で引き締めるのです。
眉は、ローズと相性のいいグレイッシュブラウンでメイク。
マキアージュ ダブルブロークリエーター(ペンシル) カートリッジ GY921 グレイッシュブラウンナチュラルな上昇眉を描けば、甘い目もとがより品よく整います。

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SHISEIO メーキャップ

アーチライナーインク 01 Shibui Black

繊細にも大胆にも描けるカーブしたアーチ型ブラシ。扱いやすく誰でもプロ級の仕上がりに。

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マキアージュ

ドラマティックエッセンスマスカラ (ロング&カール) BK990 リアルブラック

まつエク級のロング&カールに仕上がる美容液マスカラ。使うたびハリ・コシあるまつ毛に。

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マキアージュ

ダブルブロークリエーター(ペンシル) カートリッジ GY921 グレイッシュブラウン

木の葉型芯で眉尻まですっきり描けるペンシル。太くも細くも思いのままの美しい仕上がり。

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【POINT3】リップも淡ローズ!ブラシを使って品よく仕上げる

目もとと色をリンクさせる口もとは、とにかくが大事!
大人の唇は輪郭がぼやけがちなので、リップライナーで形を整えてからリップを塗るのがおすすめです。
また、このひと手間でリップの発色がアップするから、より仕上がりがキレイになりますよ。
まずは、マキアージュ スムース&ステイリップライナー N (カートリッジ) BE303 ふっくらソフトシェード唇のアウトラインをなぞりましょう。
次に、SHISEIDO メーキャップ テクノサテン ジェル リップスティック 404 Data Stream資生堂 リップブラシ(レッド) N 407にとり、こちらもアウトライン、特に口角をしっかりと色づけるよう意識しながらなぞったら、唇全体に色をのせて。
淡い色みを選んだときはブラシで塗ると、ぼやけを防止できてより洗練された印象に。

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マキアージュ

スムース&ステイリップライナー N (カートリッジ) BE303 ふっくらソフトシェード

色と光の効果で唇のフォルムを整え、美しく際立てる。口紅のにじみもブロック。

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SHISEIDO メーキャップ

テクノサテン ジェル リップスティック 404 Data Stream

なめらかでリッチな発色とうるおいがずっと続く。唇と一体化するような心地よい使用感。

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資生堂

リップブラシ(レッド) N 407

やわらかな毛と適度にコシのある毛をブレンド。唇にやさしくフィットしてなめらかに描ける。

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【完成】淡さと引き締めのバランスが肝!大人の甘いピンクメイク

目もと&口もとに淡いくすみ系ローズを投入したピンクメイクは、大人にこそ似合う春のトレンド
主役カラーが淡い色みなので、ほかのパーツに濃色を使わないことと引き締めポイントをつくることが成功の秘訣です。
肌は透明感とつや感重視、チークはスキントーンカラーを選んで引き算
印象をキリッと引き締めるアクセントは、アイラインやまつ毛、眉でしっかりと。
この強弱バランス大人の「ほの甘」メイクのお作法!
ぜひあなたもこの春、トライしてみてくださいね。