盛れているのに派手すぎない!【盛り耐性なしさん向けあか抜けメイク】
2024.10.18

しっかりメイクをしたときに、なんだかしっくりこないと感じることはありませんか?今回はそんな人がメイクを盛りたいときにはどうするのが正解なのかをプロが徹底解説。自分らしくメイク感を高めながら、あか抜けた印象へとアップデートできるテクニックをご紹介します。
盛り耐性なしさんが、やってはいけないNGメイクは?
「しっかりメイクをするとなんだか似合わない…」という人は、メイクを盛ることに慣れておらず、普段はシアーな色使いやシンプルなメイクが多いタイプ。
濃い色を狭い範囲に効かせようとすると、浮いて見えてしまうことも。
すべてのパーツにおいて、アウトラインをぼかしながら、ふんわりとのせることが大切です。
特に、アイメイクで締め色をしっかりのせてしまうと、目もとだけが悪目立ちしたり、昔っぽい顔印象になったりしがちです。
淡め~中間的なカラーを取り入れて、肌なじみよくのせることを心がけましょう。
「派手じゃないのに素敵」なメイクをパーツ別に解説
【アイメイク】淡めグラデとさりげない引き締めで上品に目力アップ

アイシャドウは、やさしくナチュラルなグラデーションが簡単に作れるマキアージュ ドラマティックスタイリングアイズS OR331 マンゴーティーをチョイス。
オレンジ系のカラーで、ソフトで印象的な目もとを目指しましょう。
上まぶたは、まず指でパレット左上の「目もとクリアベース」をアイホール全体にのせます。
そして、ブラシに右側の「シームレスグラデカラー」の中間あたりをとって上まぶたに重ねたら、指で左下の「艶ポイントカラー」を上目頭にポンポンと置くようになじませて。
淡いグラデーションを上下&幅広にぼかすことで、目もとの立体感を引き立てましょう。
さらに、左上の「目もとクリアベース」をチップにとり、下まぶたのキワ全体に細めにオン。
ほのかにキラッとするので、下まぶたメイクに慣れていなくても実践しやすいテクニックです。
アイラインは、自然になじみつつ、さりげなく目力をアップできるマキアージュ シークレットシェーディングライナー 透ける影色ブラウンを使用。
上まぶたのみ、キワ全体に細くラインを引きましょう。
仕上げに、マキアージュ ドラマティックエッセンスマスカラ (ロング&カール) BK990 リアルブラックを上下のまつ毛に塗り、目もとを軽く引き締めればOKです。
【リップ&チーク】赤みカラーで血色感を高めて華やかに

アイメイクは控えめにして、リップにポイントを置くと好バランス。
口紅は、自然な赤みと洒落感を両立できるSHISEIDO メーキャップ テクノサテン ジェル リップスティック 409 Harmonic Driveがおすすめです。
とはいえ、赤系の口紅をきっちり塗るのは難易度が高いので、ブラシでふわっと色をのせるのがコツ。
SHISEIDO メーキャップ HANEN FUDE アイ シェーディング ブラシを使い、ポンポンと置くように塗ります。
唇の中央からじんわりとグラデーションが広がっていくようにのせ、輪郭にはあまり色をのせないことが大事。アウトラインをぼかすことが鉄則です。
チークは、クリームタイプのマキアージュ ドラマティックチークカラー (クリーム) RD422 ザクロソルベで、ほおが上気したような赤みをプラス。
みずみずしいつやを出すことで、ナチュラルに盛ることができます。
指で上下の2色を混ぜて、ほおの中央からポンポンとなじませながら、楕円形に塗り広げましょう。

SHISEIDO メーキャップ
テクノサテン ジェル リップスティック 409 Harmonic Drive
唇とひとつに溶け合うような、なめらかで心地よい使用感。リッチに発色するラズベリーカラー。

SHISEIDO メーキャップ
HANEN FUDE アイ シェーディング ブラシ
小回りがきく半円型の筆先のアイカラーブラシで、リップに使ってもOK。美しくぼかして思い通りの仕上がりに。
【Before After】華やかなのにしっくりなじんで美人印象に

目もとや口もとに存在感があって、パーツそれぞれが際立っているのが一目瞭然。
華やかなのにナチュラルで、ぐっとあか抜けた顔立ちに。
きちんと“盛れているのに派手すぎない”、調和のとれた好印象フェイスが完成です。
教えてくれたのは…
- 資生堂
ヘアメイクアップアーティスト齋藤 有希子 -
「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案を得意とし、公式インスタグラムの“見直しメイクチャレンジ”が人気。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動している。