白髪があってもくっきり美人の印象に!【50代のちらほら白髪対策メイク】
2024.11.14

いつも染めてはいるけれど、生え際にちらほら…。50代からは、白髪とうまくつき合っていきたいもの。今回はそんな“ちらほら白髪”があっても、顔まわりの印象をよくするデイリーメイクのコツをお届けします。
“ちらほら白髪”対策メイクは、パーツの輪郭を強めるのがコツ
黒や茶の髪に白が混ざってくると、見た目の印象がソフトになるというメリットがあるものの、顔の印象がどこかぼやけて見えがちです。
そこで必要なのは、パーツの輪郭を意識したメイク。
眉、目、唇の輪郭を少しだけ強くすることで、ぼんやり感が払拭され、くっきりとした印象を取り戻すことができます。
“ちらほら白髪”対策メイクを徹底解説
【POINT①】毛流れを意識して眉の存在感を高める
眉の毛流れをしっかり見せ、存在感を高めることで、顔のぼんやり感を払拭しましょう。
まずは、プリオール 美リフトアイブロー (カートリッジ) グレーを使って、毛がまばらな部分に毛を生やすイメージで描きます。
自眉に近いグレーのアイブロウは、眉の印象を高めるのに有効です。
次に眉マスカラ、マキアージュ アイブローカラーワックス N 100 クリアブラウンを使って、毛流れを作ります。
眉頭は下から上、眉中から眉尻は、毛流れに沿って塗布しましょう。
毛流れとともにつやも出るので、凛とした印象に仕上がります。

【POINT②】アイラインとマスカラで目のフレームを少しだけ強調
アイメイクは、濃すぎると逆に老け見えしてしまうことがあるので、「少しだけ」輪郭を強調しましょう。
透け感のあるブラウンのアイライナー、マキアージュ シークレットシェーディングライナー 透ける影色ブラウンで、上まぶたのキワにラインを引きます。
キワのギリギリにラインを引くことで、目もとに自然な奥行きができます。
次に、上下のまつ毛にマキアージュ ドラマティックエッセンスマスカラ (ロング&カール) BK990 リアルブラックを塗布。
ラインがさりげない分、マスカラは上下まつ毛にしっかり塗って、目をくっきり見せましょう。

【POINT③】ぼんやりした唇の輪郭をリップライナーでくっきりと
年齢を重ねるほど、唇の輪郭が曖昧になってくるもの。
そんなぼやけた唇と肌の境目を、リップライナーではっきりさせましょう。
リップライナーとプライマーが1本になったSHISEIDO メーキャップ リップライナーインクデュオ 01 Bareで、唇の輪郭をなぞればOK。
大人の唇になじみやすい血色感のあるベージュカラーなら、どんなリップとも好相性です。

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【POINT④】髪色と相性のいい、くすみローズのリップをセレクト
“ちらほら白髪”が醸すグレーの色みと相性がいいのが、くすみ系のローズカラー。
落ち着いたトーンで肌なじみがよく、明るい表情に見せてくれます。
うるおいのあるなめらかな質感のSHISEIDO メーキャップ テクノサテン ジェル リップスティック 410 Lilac Echoを、塗り広げれば完成です。

【完成】“ちらほら白髪”が気にならない、くっきり美人印象に
メリハリが不足したパーツのラインを整えることで、白髪による年齢サインが気になりにくくなります。
また、リップの華やかさがアクセントになってむしろ印象は若見えへ。
“ちらほら白髪“が気になる人は、輪郭を意識したメイクにぜひトライしてみてください。

教えてくれたのは…
- 資生堂
ヘアメイクアップアーティスト齋藤 有希子 -
「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案を得意とし、公式インスタグラムの“見直しメイクチャレンジ”が人気。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動している。