崩れ防止、赤み補正 etc 【プロが教える更年期対策メイク】
2025.01.13

更年期にさしかかると、身体の変化を感じる人も多いのではないでしょうか。汗をかきやすくなったり、肌の赤みが気になるなど、「メイクがしにくい」こともあるはず。今回は、汗や赤みが気になるときでも快適にメイクする方法を紹介します。
汗をかきやすいときのメイクのコツは?
汗をかくたびにハンカチなどでふく…、この摩擦でメイクが崩れやすくになります。
汗によるメイク崩れが気になるときは、ファンデーション選びと塗布方法を見直してみましょう。
まずファンデーションは、薄くピタッと密着するタイプを選ぶこと。
そして、ファンデーションを塗布する際は、水を含ませたスポンジを使用すると、密着度がさらに高まり、より崩れにくくなります。
【POINT】“水スポンジ”でファンデを押し込むように塗布
まずは水スポンジの準備をします。
資生堂 スポンジパフ(水専用)112に水を含ませてやわらかくしたらよく絞り、塗布する面にアベンヌ ウオーター 150gを吹きつけておきます。
ファンデーションはメイク崩れに強く、毛穴レスでなめらかな肌に整えるマキアージュ ドラマティックエッセンスリキッドを使用。
少量をほおにのせたら水を含ませたスポンジで軽く押し込むように顔全体へトントンと軽くタップしながら塗布します。
“水スポンジ”を使用することで肌がヒヤッとして心地よく、ファンデーションのムラ付きを防ぎながら密着して崩れにくくなる、というメリットもあります。

赤みが出ているときのメイクのコツは?
暑さやほてりなどで肌に赤みが出やすいときは、下地の段階で赤みを抑えることと、チークの濃さに気をつけることが大切です。
また、外出先で赤みが気になったときのために、ささっと直せるテクニックも紹介します。
【POINT①】赤みは下地で補正すると自然な仕上がりに
下地やコントロールカラーで赤みを調整してからファンデーションを塗ると、厚塗りにならず、ベースメイクがキレイに仕上がります。
赤みが気になる肌におすすめなのが、グリーン系の下地です。
マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース NEO ミントを顔全体に薄く塗布しましょう。
赤みが気になる箇所は、指でトントンと重ね塗りを。

また、明るすぎる色のファンデーションを塗ると、肌の赤みが透けてしまうので注意しましょう。
自然に色補正して、美しいつや肌に仕上がる、プリオール 美つやBBジェルクリーム nがおすすめです。
【POINT②】コーラルチークを薄く塗って自然な血色感を演出
赤みが強い場合は、チークは無理に塗らなくても構いません。
少しだけ血色感を出したい、また赤みのバランスを整えたい場合は、スキントーンの延長にあるコーラル系チークがおすすめです。
肌本来の血色のようにほおを染めるプリオール 美リフトチーク コーラルを少量とり、ほおの高い位置からこめかみに向かって薄く、広めに塗布します。
赤みの出やすいほおの中央に濃くのせないこと、ムラなく均一に広げることがポイントです。

【POINT③】外出先ではつやのあるハイライトで赤みをトーンダウン
外出先で肌の赤みが気になったときは、ハイライト効果のあるパウダー重ねて赤みをカモフラージュしましょう。
粒子が細かく、上品なつやのあるものがおすすめです。
メイクもちを高める機能もあるプリオール 美つやアップおしろい ベージュをパフにとり、顔の中心にポンポンとのせたらそのまま外側へ。
パウダーは少量にとどめておくと、白浮き感のないふんわり肌に仕上がります。

さらに下まぶたにハイライト代わりにもなるアイシャドウで明るさを足して、顔の赤み印象をカモフラージュして。
おすすめは、プリオール 美つやアイクリームカラー (カートリッジ) ベージュ。
しっとりなめらかな質感で、目まわりに明るさとつやをプラスできます。
教えてくれたのは…
- 資生堂
ヘアメイクアップアーティスト齋藤 有希子 -
「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案を得意とし、公式インスタグラムの”見直しメイクチャレンジ”が人気。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動している。