シミ、くすみ、ほうれい線etcをカバー【タイプ別メイク診断】
2025.02.11

誰にでも加齢による顔の印象変化は起こるもの。あなたが気になっている変化は何なのか、気になるエイジングサインをチェック。さらに、弱点をカバーするメイクテクニックを学んで、若々しくいきいきとした印象を目指しましょう。
あなたが気になるエイジングサインは?さっそくチェック
Q若いころと比べて、気になっているのは?
Q顔の形状変化で気になるのは?
Qカバーしたい肌悩みは?
あなたのタイプは…
あなたのタイプは…
あなたのタイプは…
あなたのタイプは…
目まわりの形状変化タイプ
目の下のたるみ、小ジワ…、影が目もとをくもらせる
年齢を重ねると、目もとにはさまざまな凹凸が生まれます。
目の下のたるみや、目尻の小ジワなど、大小さまざまな凹凸が影となって、目もとが暗い印象に。
そんな暗さを色だけでカバーしようとすると、厚塗りになったり、シワが悪目立ちしたりするので要注意。
うるおい感のあるつやをまとい、明るい印象に整えることが必要です。
【解決法①】保湿力の高いトーンアップ下地で、影を補正する
目もとの影対策には、下地の段階でうるおいを補給し、影を明るく補正しておくことが重要です。
トーンアップ仕上がりで、目もとをパッと明るく見せる日中用乳液、エリクシール シュペリエル デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aaを、顔全体に薄く塗り広げたら、目まわりに少量おいてタップしながら重ね塗りしましょう。


エリクシール シュペリエル
デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aa
大人の肌のくすみや影を瞬時にカバーし、自然にトーンアップ。明るくハリに満ちた印象へ。
【解決法②】コンシーラーでクマをカバーし、ハイライトでリフトアップ
クマが目立つ場合は、コンシーラーでカバーしましょう。
乾燥しやすい目まわりには、リキッドタイプがおすすめです。
ファンデーションを塗布後、一番暗く感じる黒目の下にマキアージュ ドラマティックコンシーラー ミディアムをのせたら、ブラシでまわりをぼかすようになじませます。
次に、ハイライトで明るさとつやを仕込みます。
黒目下からこめかみに、インウイ ハイライター 01 プラチナを指でトントン塗布しましょう。
目の下からこめかみに向かってつやの上昇ラインをつくることで、リフトアップした印象へと導くことができます。

【解決法③】お粉はブラシでのせて、シワに入り込ませない
目尻のシワは、ベースメイクが入り込むことで、悪目立ちしてしまいます。
それを防ぐために必要なのが、“お粉のブラシ塗り”です。
繊細なパーツである目もとは、アイメイク用の小さなブラシを使って、丁寧に塗りましょう。
微粒子パウダーで透明感のある明るい肌に整える、SHISEIDO ベネフィアンス ブライトニング スキンケアパウダーをSHISEIDO メーキャップ NANAME FUDE マルチ アイブラシに少量とったら、上まぶた全体と下まぶたの際にすべらせるようにやさしく塗布します。


SHISEIDO ベネフィアンス
ブライトニング スキンケアパウダー
(医薬部外品)
美白有効成分を配合した薬用美白美容パウダー。透明感と明るさ、均一さが印象的な肌へ。

SHISEIDO メーキャップ
NANAME FUDE マルチ アイブラシ
丸みのある斜め形状で目もとにジャストフィット。どの質感のアイカラーも美しくなじむ。
口まわりの形状変化タイプ
ほうれい線や唇の輪郭のぼやけなど、下向き印象が生まれる
口まわりの形状変化で気になるのが、ほうれい線やマリオネットライン。
深く、大きな溝は、老け見えの大きな要素となります。
また、口角が下がり、唇の輪郭がぼやけてくることも。
ファンデーションの塗り方や、リップメイクの工夫で、下向き印象をアップさせましょう。
【解決法①】ファンデはスポンジで塗り、溝への入り込みを防ぐ
ほうれい線やマリオネットラインをこれ以上目立たせないためには、ファンデーションの選び方と塗り方がカギとなります。
まず、ファンデーションは、塗った瞬間からハリとつやを感じられるプリオール 薬用 リンクル美コルセットファンデーションをチョイスしましょう。
そして、資生堂 スポンジパフ アーティストタッチ(乳化タイプ用) 119を使って塗ります。
スポンジを使うメリットは、ファンデーションをしっかり密着させることができる点。
さらに、軽く肌を引き上げながら塗ることで、ほうれい線にファンデーションが溜まるのを防ぐことができます。


プリオール
薬用 リンクル美コルセットファンデーション
(医薬部外品)
塗った瞬間からカバーして、使うたびケア。ピンとしたハリとつやのある仕上がり。

資生堂
スポンジパフ アーティストタッチ(乳化タイプ用)119
顔の凹凸とプロの技を計算しつくした形状。すばやく、美しく肌を仕上げられる。
【解決法②】リップライナーでふち取り、キュッと引き締まった口もとに
ぼやけがちな唇の輪郭をリップライナーで引き締めると、グッと若々しいイメージに。
まず、色と光で唇をふっくらと見せるマキアージュ スムース&ステイリップライナー N (カートリッジ) BE303 ふっくらソフトシェードで、唇の輪郭をなぞります。
口角は上向きを意識して塗ると、より引き締まった印象に。
唇のボリューム不足が気になる人は、少しオーバーめに輪郭をとりましょう。
次に、ナチュラルなつやがあるリップ、インウイ リップ 07を唇全体に塗布。
ほんのりオレンジ感のあるカラーが、肌トーンを明るく見せます。


マキアージュ
スムース&ステイリップライナー N (カートリッジ) BE303 ふっくらソフトシェード
色と光の効果で唇のフォルムを整え、美しく際立てる。口紅のにじみもブロック。
シミタイプ
シミよる肌の色ムラが老け見えの原因になる
紫外線などさまざまな刺激によって、肌のメラニン量は増えていきます。
シミは、その蓄積が表面化したもののひとつ。
シミによって生まれる肌の色ムラは老け見えの原因となるので、ベースメイクで肌トーンを均一にしつつ、明るく仕上げることが大切です。
ただ、カバーに注力しすぎると、厚塗りになってしまうので注意しましょう。
【解決法①】ファンデはブラシで塗って、色ムラを均一に整える
シミによって色ムラが気になる肌は、ファンデーション薄く均一に塗ることが肝心です。
ブラシを使って塗布すると、厚塗り感なく、気になるアラを自然にカバーすることができます。
これ以上シミを増やしたくない人には、美白機能をもつファンデーション、HAKU 薬用 美白美容液ファンデをがおすすめです。
ブラシは、資生堂 ファンデーション ブラシ 131 (専用ケース付き)を使用します。
ファンデーションを手の甲にとり、ブラシ表面になじませたら、ほおなどシミが気になりやすい顔の中心からトントンとタップして塗布しましょう。
顔の外側はブラシをスーッとすべらせるように塗ると、厚塗り感なく、均一な仕上がりに。

【解決法②】濃いシミは、スティックコンシーラーでピンポイントカバー
濃いシミは、コンシーラーを使って、ピンポイントでカバーします。
適度な硬さのある、スティックタイプがおすすめです。まず、マキアージュ ドラマティックエッセンスコンシーラー スティック ミディアムオークルをシミを覆うように塗布します。
次に、SHISEIDO メーキャップ TSUTSU FUDE コンシーラーブラシを使い、コンシーラーと肌の境をなじませます。

さらに、SHISEIDO ベネフィアンス ブライトニングスキンケアパウダーをコンシーラーをのせた部分に重ねてフタをすると崩れにくくなります。

マキアージュ
ドラマティックエッセンスコンシーラー スティック ミディアムオークル
高密着でよれにくく、さまざまな肌悩みをしっかりカバー。美容液成分をたっぷり配合。

SHISEIDO メーキャップ
TSUTSU FUDE コンシーラーブラシ
筆先に丸みをおびた筒型状のコンシーラーブラシ。一体感のある上質な肌に仕上げる。

SHISEIDO ベネフィアンス
ブライトニング スキンケアパウダー
(医薬部外品)
美白有効成分を配合した薬用美白美容パウダー。透明感と明るさ、均一さが印象的な肌へ。
くすみタイプ
ターンオーバーの乱れやストレスなどで、肌全体がトーンダウン
大人の肌は、ターンオーバー=肌の生まれ変わるリズムが乱れがちになります。
さらに、寝不足や疲れの蓄積、さまざまなストレスなどが重なるとくすみが気になるように。
そんなトーンダウンした肌は、うるおったようなつや感で、明るくいきいきと見せることが必要です。
さらに、チークで血色感と透明感を上げましょう。
【解決法①】下地もファンデも、スキンケア効果とつや感を重視
くすみが気になる肌には、高いスキンケア効果をもつ下地、SHISEIDO フューチャーソリューション LX インフィニトリートメント プライマーで色ムラを自然に補正しましょう。
そしてファンデーションも美容液処方により、スキンケア成分を贅沢に配合したSHISEIDO メーキャップ エッセンス スキングロウ ファンデーションをセレクト。
こちらは、指塗りがおすすめです。
指で塗ることによって、ファンデーションがもつつや質感をそのまま肌にまとうことができます。


SHISEIDO フューチャーソリューション LX
インフィニトリートメント プライマー
うるおいを与えて肌を育むスキンケア効果と、光の力で肌を補正するメイク効果を兼ね備えたデュアルプライマー。

SHISEIDO メーキャップ
エッセンス スキングロウ ファンデーション
毛穴の目立たない、明るくなめらかな肌に整えて、うるおいに満ちたつやが一日中持続。
【解決法②】ローズピンクのチークで黄ぐすみを補正する
黄ぐすみが気になる肌には、ローズピンクのチークが有効です。
青みのあるカラーが黄ぐすみを補正し、透明感と血色感を与えます。
うるおったようなつやをまとえる、クリームタイプがおすすめです。
マキアージュ ドラマティックチークカラー (クリーム) RS421 ピーチソルベを指にとったら、ほおの高い位置からこめかみへ向かって横長にぼかして。
広範囲にふんわりぼかし込むことで、肌に占める黄ぐすみのスペースを減らしましょう。


マキアージュ
ドラマティックチークカラー (クリーム) RS421 ピーチソルベ
ハイライト×血色感が同時に叶う透け感発色。つけたての仕上がりが長時間持続。上品な印象になれるローズピンク。
- ※ 美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
【完成】印象変化に対応した弱点カバーメイク

加齢による顔の印象変化に対応した、弱点カバーメイクテクニック。ぜひお試しください。
- 資生堂
ヘアメイクアップアーティスト齋藤 有希子 -
「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案を得意とし、公式インスタグラムの”見直しメイクチャレンジ”が人気。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動している。