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UNO×ビジネスリーダー

ビジネスリーダーのセルフプロデュース術。 POL加茂の前提条件 ビジネスリーダーのセルフプロデュース術。 POL加茂の前提条件

[株式会社POL CEO]

加茂倫明

vol.11

2019.09.27

理系学生や研究者を支援するサービスを展開している「POL」。リーダーの加茂倫明代表取締役CEOは、研究×テクノロジーの領域で日本の未来を創出する学生起業家だ。その着眼点と自己演出とは?

CHAPTER 1

「『解決したいアンテナ』を
立てながら」

_東京大学工学部に在学中の加茂は、2016年に「POL」を創業した。高校時代から国内外の起業家たちの書籍を手に取り、既に起業への思いを馳せていたという――

「僕は、起業は社会を良くしたり困っている人を助けたりするための手段だと思っていたので、自分が心から解決したい課題を見つけることが、最初にすべきことだと考えました。やりたいと思ったら我慢の出来ないタイプなので、大学入学後、ベンチャー企業3社で次々とインターンを経験させて頂きました。クリーニングの宅配サービスの会社でITを活用した新規事業に携わったり、日本人が起業したシンガポールの会社でダイエットのオンラインサービスを立ち上げたり…… その期間中も、解決したい課題について、ネットで調べ、自分が今までに思った問題を再考し、いろんな人に会いに行って、課題と解決策を自問自答して、社会の変化も思い描いていました。常に『解決したいアンテナ』を立てながら歩いて、日々を過ごしていましたね」

_そうした起業への道を模索する過程で、加茂は一人の実業家と運命的に出会った。

「それまでちょっと高くなっていた鼻が、へし折られたというか…… インターンをしていた頃は、僕は優秀だ、デキるんだと、カッコつけていたところがありました。でも、37歳年上の吉田行宏(企業の役員、戦略顧問を歴任)と出会って、戦略思考や人柄などのあらゆる方面ですごい人物で、自分の世界が狭かったことを痛感させられたんです。後に、共同創業者として組むことになったんですが、彼と出会えたことは本当に運が良かったと思っています」

CHAPTER 2

「第一印象はビジネスを
応援
してもらうための前提条件!」

_起業へのきっかけは、先輩が研究に追われ、充分な就活が出来ずに推薦で就職先を決めたことだった。 優秀な理系学生のキャリアの選択肢が、これほど狭くて良いのかという疑問から始まり、他にも、任期付きの雇用や研究費総額の減少など、研究の領域には課題が山積…… 加茂は、それらを解決し、科学と社会の発展によって未来を加速させようとしている。

「創業から3年が経って、一番の資産は、良い仲間が集まって来て、良いチーム、組織を作れたことです。どんなに良いアイデアや戦略があっても、自分一人では実行出来ないし、市場で勝てないと思っています。仲間がいてこそと感じているので、組織作りはすごく大事にしています。そうしてメンバーが増える中で、経営者として完璧で弱みを見せないという自分の姿勢も変わって。開き直って弱みを見せられるようになったら、周りが助けてくれるようになったんです。ありのままでいる方が自分も楽だと気付きました。カッコつけのリーダーシップから、自然体の、ナチュラルなリーダーシップへ変わったと思います」

_その心の変化は、外見・見た目のこだわりにも良好な影響を与えている。

「第一印象は大事だと思います。ビジネスマンや経営者は人を巻き込んで仲間を増やすことが大事だと思っているのですが、そのためにはファーストインプレッションで、好感や共感を得て、応援して頂けるようにならないと。僕の場合は、特に事業柄、年配の方や大学の研究者の方とも接する機会が多いので、見た目や身だしなみは、ビジネスにおける前提条件だと思っています。勿論、何を話すか、どういう立ち居振る舞いするかは、本質的に重要ですが、相手の目に最初に映るのはその人物の見た目で、その人が話す言葉を聞くことになるので、見た目の第一印象で好意を持ってもらえるなら、そのほうがいい。最低限、相手に不快な思いをさせない、自分らしさがあってちょっとでも応援したくなると思って頂けるよう、ナチュラルな自然体の見た目を意識しています。その点で、このBBクリーム(※)はさりげなく自分の顔に馴染むので嬉しいですね。特に時間のない朝にパッと塗って、すぐに毛穴やニキビ跡などの肌の悩みが隠せるというのは非常にメリットとして感じます。すっきりとして自分らしく決まっている時は、より自信がついて、ビジネスに気持ちが入るんです」
(※)ウーノ フェイスカラークリエイター <日中用カラークリーム>

CHAPTER 3

「科学技術大国の復活へ」

_現在、理系の就活サービス『LabBase』には約15000名の理系学生が登録し、導入企業は140社に上る。研究室のインフラ構築、新規事業の構想、グローバルへの展開…… 理系学生の将来を想い、日本の未来を見据える加茂の挑戦は続く――

「目的を持って動くことが習慣化しているような経営者やビジネスマンの方は、やはり見た目の部分でも目的を持って選択しているように思います。同世代のビジネスマンの方々にも、見た目や健康などに対してきちんと意識をすることをお薦めします。ビジネスの可能性を広げる前提条件となるので。それに加えて、ありのまま、ナチュラルでいることも大事で、自分自身の個性を発揮すると、周りもあなたのことを理解してくれて、より応援してくれると思います」

_『未来を加速する』というミッションを掲げている会社の展望については――

「弊社が手掛けている領域は、日本の命運を担うと言っても過言ではない分野だと思っています。いかに日本の優れた科学技術を社会に対する価値へと変えていくか、いかに研究者が研究に集中して充分なパフォーマンスを発揮出来る社会を作るか。その取り組みが、今後の日本の発展にも関わって来るんです。僕たちがやるべきことは、目の前にある研究課題をテクノロジーで解決し、研究者の可能性を最大化して日本を科学技術大国へと戻すこと。そして、ゆくゆくは、世界中の研究の中心を支えるような存在になりたいと思っています」

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