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UNO×ビジネスリーダー

ビジネスリーダーのセルフプロデュース術。井上の姿は心を映す鏡 ビジネスリーダーのセルフプロデュース術。井上の姿は心を映す鏡

[株式会社グッドラックスリー 社長]

井上和久

vol.15

2019.11.15

ブロックチェーン業界でゲーム開発やメディア支援を手掛ける「グッドラックスリー」。リーダーの井上和久代表取締役社長は数々の苦難を乗り越えて来た。そのチャレンジ精神と自己演出について

CHAPTER 1

「ありとあらゆるピンチを
フルコンボで経験」

_福岡県出身の井上は、東京大学工学部を卒業後、経営コンサルティングや投資事業などを行う企業で経験を積み、インターネット・モバイル・コンテンツ分野を統括。注目事業に携わり、すべてが順風満帆のように思えた。ところが……

「自分で新規事業を提案して認められ、子会社の社長を務めさせて頂きました。投資先にアニメの会社があったので、その会社のモバイルゲームを作るプロジェクトをスタートさせたんです。当時は、モバイルゲームが多数立ち上がっていたタイミングで、売り上げが、10億円とか100億円とかの爆発的なヒットも期待出来る時期。すごく刺激的で、チャレンジした実感がありましたね。
それまでにゲームを作ったことはなかったので、すべてが初めての経験でしたが、市場のスピードが速くて、作っている間にも市場のプロダクトのレベルが上がっていって。対処の方法がないので、市場の成長スピードより、僕らの開発スピードを上げるしかないと。あとは、市場に訴えるような新しい要素を生みだしていくことで乗り越えようとしました。でも、結局、一生懸命作ったゲームはヒットに至らず、新規事業の子会社は解散になってしまったんです」

_井上には納得のいかない物足りなさが残った。2013年、故郷の福岡県で起業する――

「やりたいこと、やるべきことが貫けなかったので、志半ばで退職という感じでしたね。そういうやりたいことが見つかるタイミングは、人生でそう何度もないと思い、起業を決断しました。最初に見つけたクリエーターや開発スタジオが福岡だったので、導かれるように福岡へ。でも、起業後は、ありとあらゆるピンチをフルコンボで経験しました(笑)。人事組織における問題など、様々な課題を乗り越えて来たと感じています。特に、テーマパークのオリジナルゲームを作るビッグプロジェクトの時は、開発期間が延びてしまい、開発費が想定より数倍に膨れ上がって数億円単位になってしまいました。なのに、肝心のゲームはヒットせず大赤字。チーム体制の維持が難しくなり、資金面では投資家や金融機関が少なくなって、本当にきつい局面でした。今は、がむしゃらに方策を実行するのではなく、今ある物や人をしっかりと見つめ、ご縁があるものに関して一つ一つ大事に育てています」

CHAPTER 2

「外見と心の若さが
新しいチャレンジや
イノベーションを生む」

_井上たちは、「ブロックチェーン×エンターテインメントで、世界最先端を走る」というビジョンを掲げ、国内初のブロックチェーンゲームを開発。技術やビジネスモデルが未成熟な今、それは様々なチャンスが潜む魅力的な事業ジャンルと言える。

「オリジナルのヒット作が生まれるまでは、受託開発が中心でしたが、ブロックチェーンゲームという事業を見出して、成長の機会を得たと感じました。ブロックチェーンは、デジタル上でコピーを出来なくする技術と言うと、一般の方には分かりやすいと思います。つまり、コピー不可という特性が、デジタルデータの価値を生むんですね。ビットコインが価値を持つのは、複製出来ないからです。そこで、ゲームのキャラクターやアイテムにもブロックチェーンの技術が使えれば、ゲームの世界を消費活動ではなく経済活動することができると思ったので、一早く参入しました」

_井上のそうした着眼点や発想、新たなチャレンジは、見た目の若々しさが一役買っている。

「俳優の方で似ていると言われる方がいるので、その方のような清潔感や誠実さを意識しています。それを営業ネタにして、投資家から大規模な出資につながったこともあります。基本的には、インプットがアウトプットを生むと思っていて、食生活の栄養バランスと最低6時間の睡眠にはかなり気を付けています。生活習慣が乱れているときは『疲れているね』と言われることが多いので、なるべく一定ペースを保つように。肌に関していえば、少し脂っぽいと感じているのと、日焼けすることもあるので、石鹸にこだわったり、化粧水を使ってケアしたりしてきました。オールインワンタイプのスキンケア製品にも興味があります。
この『バイタルクリームパーフェクション』は、これ一つでエイジングケア(※年齢に応じたお手入れ)ができると聞いたんですが、確かに、使用感としても肌にのせたときにしっとりした感じですね。毎晩、お風呂上がりなどに使い続けてみたいと思えるクリームです。
ビジネスシーンにおける見た目とは、自分の心を映す鏡ではないでしょうか。心や気持ちが若いと、それが外見にも表れるので、僕はそういう心を映し出す鏡だと思っています。若く見られるということは決して不利には働かないと思います。好奇心旺盛とか、エネルギーに溢れているとか、好印象を与えると。心が若いほうが、新しいチャレンジやイノベーションを生む可能性を秘めていると思うので、心と言動、外見を一致させて若々しくありたいと思います」

CHAPTER 3

「好奇心に溢れた
エネルギッシュな自分でいたい」

_井上は、福岡で起業して本社を構え、福岡から世界中の人々の心を繋げて笑顔にしようとしている。故郷から世界への発信に喜びと使命感を抱いているようだ。

「僕が、東京から福岡へ移動しても、東京は何も変わりません。でも、福岡は、自分がいることで、新しくイノベーションやプロダクト・サービスが発生し得るんです。そこに、生き甲斐や遣り甲斐を感じますね。映像制作も行っていますが、それは、福岡で過ごした子供の頃、勉強の合間のテレビや漫画、ゲーム、音楽などの、エンターテインメントの原体験が大きいと思っています」

_井上は、2020年に40歳を迎える。変わらないチャレンジ精神を持ち続けたまま――

「ブロックチェーンという大きなイノベーションにチャレンジしている途中なので、ゲームという社会実装が一番進むカテゴリーで、良いプロダクトを出していきたいと思っています。今後は、地に足をつけて、しっかりと良いものを作るのが大事だなと。これまでの経験からすると、失敗は次への糧、ピンチがチャンスになることもあります。心を込めて作って、そこから何かを学習して次へ生かすというのが良いものを作るコツだと思っていますね。そのためにも、5年後10年後も、好奇心に溢れたエネルギッシュな自分でいたい。自分が実年齢より若いなと言っていただけることが多いのは、若い時から意識してケアしてきたからかなと思うこともあります。だから、これからの年の重ね方というのは、今やってることによって左右されるだろうなとは感じますね。若い見た目と心を作っていく上で、今、日々のルーティンとしていることは大切にしないと。心の有り様は外にも出るので、心と外見の良い状態は保ちたいです。
外見は自分の心を映す鏡ですから、会社の代表としても一個人としても、その心構えや姿勢は将来への先行投資になると思いますね」

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