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UNO×ビジネスリーダー

ビジネスリーダーのセルフプロデュース術。中山は自然体で勝負! ビジネスリーダーのセルフプロデュース術。中山は自然体で勝負!

[株式会社マクアケ 社長]

中山亮太郎

vol.16

2019.12.06

新しいモノや体験の応援購入サービス「Makuake」を運営する株式会社マクアケ。中山亮太郎社長は、自然体でいながらも人からの様々な言葉を糧に進路を切り拓いて来た。その姿勢と自己演出とは

CHAPTER 1

「生まれたからには……
事業を残す!」

_中山は、慶応義塾大学を卒業後に株式会社サイバーエージェントへ就職し、多種多様な事業経験を積んだ。学生の頃から、既に起業家への想いはあったという――

「起業家の家系なんです。曾祖父が大工、祖父は林業を始め、父は出版業を立ち上げて。自分で事業を作るのが当たり前みたいな家系で育ちました。僕が大学生の頃、父が食事中にふと『生まれたからには、何かを残せよ』というようなことを言ってくれて。そこから僕は、事業を残したい、自分で会社を作れる人間になりたいと思うようになったんです。
就職活動時は、「若いうちに事業を創る経験を積むチャンスがあること」を最重要に考えていたので、社員が20代で新しい事業を創り出していて、社長自らも20代で最年少上場を成し遂げていたサイバーエージェントへ就職しました。インターネット産業が生まれて10年も経ってない時期だったので、この産業であれば若手もベテランもスタート地点が同じだと考えていました。だったら、若い方が吸収率は高く、経験値も長く積むことができ、ひいては社会の大きな場所で戦いやすくなるのではないかと漠然とイメージしていましたね。入社当初は、社長の運転手。大学出たての人間が、上場企業の社長と密室で20~30分マンツーマンで話せるのは相当な経験で、貴重な時間でした。色々な話を聞かせてもらいましたが、ある時「ビジョンというものは、どうしたら浸透するのか?」と伺ったら、シンプルに『言い続けるしかない』と答えて下さって、その言葉が今もすごく活きています」

_中山は、同時期にメディア事業の立ち上げにも関わり、次に、投資活動を行うベンチャーキャピタリストとしてベトナムへ赴任。帰国後の2013年、ついに新会社を設立したが……

「何度潰れかけたことか…お金が日に日に無くなり、自分たちのサービスが思った通りにマーケットとフィットしない苦しさがありました。
起業の発想は、優れたアイデアや能力のある会社が、日本には数多くあるのに、大切な企画が何故かお蔵入りしてしまっているという状況を変えたいという想いでした。閉塞感や窮屈感、危機感を抱いてしまい、企画をお蔵入りさせる、そんなことのないような世の中の実現を目指したんです。ところが、当初はその発想が世の中にうまく伝わらず、暗闇の中を泳いでいるような感覚、泳いだ先に目的のモノがあるのかなという不安を、毎日のように抱えていましたね。今思えば、オンライン募金ツールのような伝え方をしていたので、ミスマッチだったのだと思います。」

CHAPTER 2

「スキンケアは
自信を数%上げる」

_設立して間もない会社が苦境に立たされていた際、Makuakeでプロジェクトに挑戦したある時計メーカーの代表の言葉に、中山は救われ新たな方向性を見出す。それが、会社の前進、成長へもつながった。

「時計メーカーの方が、『作る前に、お客さんが買ってくれる状態はすごくありがたい。今までそんなことはなかったよ』と仰って下さいました。僕たちはインターネットの会社なので、在庫を作るというリスクを全然理解していなかったんです。モノも店もサービスもコンテンツも、作る前に、応援してくれる顧客を確保出来るということが、物事を前へ進めさせるんだと、痛感しました。目の前をパッと明るく開かせてくれたというか、目からウロコというか。その時に、ユーザーの教えを強烈に学びましたね。それをきっかけに、サイトの見せ方や伝え方を変えて、業績は一気に伸びました」

_中山は、20代で様々な事業経験を積み、起業後も理想とする社会の実現へ向けて事業開発を進めて来た。37歳の今は、壮年期から中年期へと思いを募らせることもあるようだ。

「この3ヶ月で10キロ近くダイエットしたんです。だらしなく、若々さがなく、不潔な感じになると、求心力はかなり下がるでしょう?体型を維持し、若さを保ち、清々しい感じの健康体であれば、自分の頑張り次第で次へ進めます。その点をすごく意識しなければいけないと思っていますね。外見でも顔の表情は……思っていることが表に出てしまう性質なので、嘘はバレます(笑)。でも、肩肘を張らずに自然体でいる方が、様々なバランスをとる上では良いのかもしれないと。変に表情を作ると、どこかでボロが出ますから。
実は、僕、顔に何かが付くのが嫌で、肌ケアとかはこれまであまり積極的ではなかったんですよ。今回この『バイタルクリームパーフェクション』を試して驚きました。化粧水と違って垂れないし、ベタベタもしない。クリームの付け心地も気持ち良く、使用前と使用後の差が楽しみになりますね。
あと、付けると自信が数%上がるような心の効果もありました。ビジネスマンの新しい自信アイテムみたいに感じますね。毎朝の新たなルーティンとして、歯を磨いた後につけて、気分を入れ替えたいです。
今後10年20年と経っていくと、エネルギッシュに見える若々しい印象が重要な要素になると思っているので、これは続けた方が良いと思いました」

CHAPTER 3

「ビジョンの実現、
無駄のない地球を
作るのが夢」

_現在「マクアケ」は、全国の約4分の1に当たる100社以上の金融機関と連携や提携を結び、地域経済の活性に貢献している。更に未来へ向けてのビジョンは――

「ビジネスでも自身のスタンスは自然体を心掛けていますが、服装はTPOに合わせています。デザイナーやエンジニアとのミーティングの時はパーカーを着てカジュアルにしますが、省庁へ行くような時は必ずスーツを着ます。一日の中で何回か着替えることもあるんですよ。行く場所や相手に合わせるように意識してます。また、経営者である以上は、社員全員が同じ方向に向けているかを気に掛け、企業ビジョンを会社のカルチャーとして大事にしたいと感じています」

_「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」。これが中山たちの目指すビジョンだ。

「かなり多面的な要素で成り立っているビジネスにおいて、バランスを取るのは相当大事だと思います。会社の制度作りやサービスの施策作り、グローバル展開でも、自分の意識は勿論、社員や社外アドバイザーなど、いろんな人の力を借りながら、その時々のバランスを取っていくことが重要です。その判断軸、バランスを取る時の羅針盤になっているのが、僕たちの企業ビジョンなんです。これにしっかりと軸足がある限りは、バランスが殆ど崩れないと思っています。
今、弊社のサービスは、新しいアイデアを形にするとか、店やモノをデビューさせたいとか、コンテンツを創りたいという人たちが、効果や便益などをシンプルに理解してくれるようになっています。一方、お金を出して購入するユーザーの方々も、新しいモノの発射基地や面白いことが生まれる場所と考えてくれています。今までにない新商品や新サービスの、デビューの場所としてのグランドポジションを築けていると思いますね。更にビジョンを実現するためにはどうしたら良いのか?価値のあるアイデアや能力、技術が、フルパワーで発揮されるような世の中、無駄のない地球を創っていきたいというのが、心の底から目標であるし、それが夢ですね」

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