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生理的な抜け毛以外の原因

知識

頭髪に関するいちばん多い悩みは、この抜け毛です。いつまでも健やかな髪を維持するために、頭皮、頭髪の入念なお手入れを心がけてください。お手入れ開始は、早ければ早いほど効果的ですね。

■直接的要因の一つは汚れ

頭皮に分泌された皮脂やアカ、皮脂に付着したホコリなどをそのままにしておくと、毛穴がつまってしまい、毛髪の成長を妨げて抜け毛が増えることがあります。また、頭皮に蓄積された皮脂が微生物などによって分解され、刺激物質となって毛根に悪影響を与えることもあり、これも抜け毛につながります。

■炎症

頭皮が部分的に細菌感染したり、かぶれたりして炎症をおこすと、抜け毛や脱毛がみられる場合もあります。このような時は、専門医の診断を受けましょう。

■血行不良

血行不良で、毛根に十分な栄養が補給されなくなることも要因の一つ。正常なヘアサイクルが保てなくなるため、本来ならば成長期にあるはずの毛髪が、早い期間に休止期に入ってしまい、大量の抜け毛が発生してしまうわけです。

■ストレス

円形脱毛症に代表される病的な抜け毛もあります。強いストレスが引き金となって、毛母細胞が分裂を止めてしまうため、成長期の毛髪が抜けていく状態です。自然な抜け毛と比べると毛根の先端部が異なります。

■男性ホルモンと女性ホルモン

  • 毛髪はホルモンの影響を受けます。女性ホルモンは毛髪の成長を促進する働きがありますが、男性ホルモンはむしろ抑制的に働くとされています。そのため、男性のほうが年齢的にも早い時期に毛髪の太さのピークを迎え、細くなりはじめるのも女性より早くなります。また、抜け毛の割合も多くなります。
  • 特に、頭頂部から前頭部にかけての部分は、男性ホルモンによって支配されており、毛髪の成長に影響を与えます。薄くなったり、毛髪がベタつく、フケが多くなる…といった悩みもでてきます。若年から生じるのが特長で、遺伝的要素があるといわれています。
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