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Column

寺川綾さんに聞く、パワーの源

選手を長い間やらせてもらい、すべて決められている時間軸で過ごしてきたので、引退後は新しい出会いや発見が多くすべてが新鮮でした。取材をするときも学ばなきゃというより、知りたい!という好奇心から入るので楽しさのほうが大きいですね。

元競泳選手で、現在はスポーツキャスターとして活躍する寺川綾さん。
パワーということばからイメージするのは、「いろんなことを楽しみながら、前向きに頑張っている人」だそうですが、まさにテレビなどで見るご本人の姿と重なります。

いろんなことを並行してやるのが苦手で、目の前のことに集中したいタイプなんです。今は週1回しかジムに行けませんが、集中してトレーニングをする時間が好きですね。

2児の母でもあり仕事に家事に多忙なはずですが、選手時代に培った集中力が役に立っているようです。

プレッシャーを感じながら勝たなければいけないことがしんどい時期もありました。
だけどあるアスリートの方に、『同じことをやるなら〝勝たなきゃいけない〞ではなく、〝負けなきゃいい〞と思えばいい』と言われてハッとしました。ちょっとした発想の転換で気持ちを前向きに保つことは、選手時代に鍛えられたのだと今になって思います。

心身共に健やかでいるためにも我慢は禁物。食べたいものを食べ、やりたいと思ったことはすぐにやる。食べることが大好きで、家族にもおいしいものを食べてほしいからと、料理教室にも通っています。

おすすめレシピ!

子どもが好きで何度もつくっているグラノーラ。 
米油、メープルシロップ、オーツ麦、ナッツ、アーモンドプードルを混ぜてオーブンで焼くだけ。チョコチップを入れたり、プレーンヨーグルトをかけて食べたり、アレンジも自在です。

選手のときは自分のことばかり考えてきましたが、子どもができて初めてペースを乱されました(笑)。自分の思い通りに動けないことに葛藤がありましたが、今は子どもたちに育ててもらっている感じです。

寺川さんが母でもなく、キャスターでもなく、ひとりの人間に戻れるのはサーフィンをしているとき。

時計を外して携帯ももたずに海に入るのが、私にとってのリフレッシュです。海の上では名前を知らない人とも友だちになれるし、そういうところに飛び込んでいくと自分も自然と開放的になれるんです。

パワーをしっかりチャージして再び日常へ。こちらも微笑んでしまうような、まわりを元気にする笑顔の源には優しい時間が流れていました。

おすすめのストレッチ!

  • 1

    床に座り、足首を反対の足の太ももに乗せます。同じ姿勢でいたときにお尻の筋肉をほぐすストレッチ。

  • 2

    腕を真っ直ぐ後ろに伸ばして壁につけ、20秒程度そのままの状態で肩甲骨を開きます。肩こりの解消に。

  • 3

    足を肩幅に開いて、内もも、お尻に力を入れて、お腹を引き締めます。料理をしているときなどに。

寺川 綾

2012 年ロンドン五輪、背泳ぎ100m 銅メダリスト。現在はスポーツキャスターをはじめ多方面で活躍。