香りの保管の仕方

香りは、デリケートな香料を多く含んでいるため、光線、温度、酸素によって匂いや色が変化をおこすことがあります。取り扱いや保存に十分注意をはらって、クオリティーの高いまま香りを使いきるようにしましょう。
■光線(特に直射日光)を避ける
直接日光があたると、退色したり、色が濃くなったり、濁ったりして、色調が変化することがあります。また、香り自体も変化してしまいます。
■温度変化の激しいところを避ける
高温で香料が変質したり、変色したりすることがあります。低温では、香料によって結晶がでることも。室温は10〜20℃が理想的ですが、四季を通じてできるだけ温度変化の少ないところに保管しましょう。
■空気に触れないように
香りは空気中の酸素や汚れに敏感。空気に触れて酸化しないように気をつけましょう。また化粧品などのついた指で、ボトルの口に触れないように心がけることも大切です。
- 使用後は、ボトルの口についた香りが変質して中に入らないようによくふき、固くキャップをしめておきましょう。
- 香りの美しさを思う存分楽しむためには、大事だからといってしまい込んでおかずに、開栓したらできるだけ早く使いきりましょう。
■火気の近くでの使用は避ける
アルコール量の多い、オードパルファム、オーデコロン、シャワーコロンなどは引火性があるので、火気の近くでの使用は避けて下さい。