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Lifestyle column美しい肌を支える、睡眠のチカラ

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良い眠りが、健康的で充実した毎日を支えていることは、よく知られています。
でも、仕事や家事、育児に追われていると、十分な睡眠時間を確保するのも、
睡眠の質を高めるのも、意外と難しいものです。

「良い眠りは、肌の美しさにも大きく関係しますよ」と教えてくれたのは、
睡眠コンサルタントとして活躍する友野なおさん。
そこで友野さんに、睡眠がもたらす影響や、睡眠の質を高める方法について伺いました。

見えないからこそ大事にしたい、睡眠とホルモンの関係

「睡眠の効能は一般的に、一日の疲れをとって、翌日のパフォーマンスを向上させるものと認識されているかもしれません。でも、風邪や病気を寄せつけない強い身体づくり、肌の美しさ、そして減量にも大きく影響します」と、友野さん。
たしかに、寝不足だと太りやすくなる、という話を聞いたことがあります。

「実は、睡眠が不足していると、食欲を増進させる『グレリン』というホルモンがたくさん出てしまい、食欲を抑えるホルモンが減ってしまうんです。同時に、糖質や脂質への依存度が高まるという研究結果もあります。つまり、睡眠をおろそかにした状態で食事制限をしても、ホルモンの影響で食欲が増してしまうから、なかなか減量は成功しにくいというわけなんです」

なるほど。まずはしっかり睡眠をとって、ホルモンの分泌を整えることが重要なんですね。

美肌ホルモンが分泌される時間帯って?

理想的な睡眠時間には個人差があるという友野さん。
ただし、一般的には7時間を目安に眠れるといいのだそう。

「もちろん個人差はありますが、お肌のことを考えるなら、遅くとも0時には眠りに入るのが理想的です。なぜなら、肌の再生を促したり、ダメージを修復したりする『成長ホルモン』は、眠りについてから3時間、その間に多く分泌されるからです。
また、強力な抗酸化作用をもつ『メラトニン』というホルモンがあるのですが、これは夜が更けてから分泌が始まり、夜中の3時頃にピークを迎えるといわれています。だから、肌の調子が良い日は、0~3時の間にきちんと眠りにつけて、成長ホルモンとメラトニンの両方を享受できた可能性もあります。そうやって、自分自身の肌状態を、睡眠との関係で見直してみるのも、睡眠力を高めるきっかけになると思いますよ。」

眠り上手になるために

ベッドに入って、なかなか寝付けなかったり、深い眠りが得られなかったりする日もあると思います。
そんな日は、どのようにしたらいいのでしょうか。
睡眠の質を上げる方法を教えていただきました。

「意外と重要なこととして挙げられるのが、パジャマを着て眠ることです。最近は、スウェットやパーカーなどで眠る人も多いのですが、生地が厚いと寝返りがうまく打てなかったり、衣服の中に汗がこもったりして、良い睡眠を妨げてしまうこともあります。洗いやすく、通気性もいいコットンのパジャマがおすすめです。シルクは肌あたりが優しく、身に着けるだけで自然に角質ケアもできるので、パジャマあるいは枕カバーに使用するのも手です。」

「また、寝つきが悪い人は『入眠儀式』を取り入れてみてください。たとえば、毎晩眠る前に同じ香りをかぐとか、温かいお茶を飲むとか、何でも良いのですが、今の自分自身にとってラクに、そして簡単にできることを、眠りにつく前の習慣にするんです。そうすることで眠りのスイッチが自然と入り、すんなりと眠れるようになるので、寝る前の習慣づくりを、ぜひ試してみてください」

「睡眠力は、身体づくり」と友野さん。
睡眠の状況をアプリで測定し、体内リズムの乱れが引き起こす水分・皮脂の低下に備えて、乾燥などの肌トラブルを防ぐように、1週間にわたってアルゴリズムを自動で調整する。オプチューンには、そんなサポート機能もあります。
忙しい中でも、自分自身と向き合って、毎日を気持ち良く過ごすための習慣を
上手に作っていきたいですね。

友野なお

睡眠コンサルタント・日本公衆衛生学会、日本睡眠学会、日本睡眠環境学会 正会員、株式会社SEA Trinity 代表 千葉大学大学院 医学薬学府 先進予防医学 医学博士課程
順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科にて睡眠を研究し、修士号を取得。自身が睡眠を改善したことにより、15kg以上の減量、さらに体質改善に成功した経験から科学的に睡眠を学んだのち、睡眠の専門家として様々な快眠メソッドを伝授。著書に「昼間のパフォーマンスを最大にする正しい眠り方」(WAVE出版)、「疲れがとれて朝シャキーンと起きる方法」(セブン&アイ出版)など多数。

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