ツヤ・マット・グラデも赤リップ1本で!印象チェンジを叶えるメイクの裏技
ひと塗りでオンナ度を引き上げてくれるトレンドの赤リップ。1本買ってヘビロテしていたけど、いつも同じ唇でメイクがマンネリ化してきた...なんて人もいるのでは? でも実は、塗り方次第で印象は自在にチェンジできるんです♪ 今回は1本の赤リップで、ツヤからマットなどの全く異なる4つの印象に塗り分けるメイクの裏技をご紹介。塗り方を教えてくれたのは、資生堂ヘアメイクアーティストの西森由貴さんです。
使用した赤リップはコレ! 「SHISEIDO メーキャップ カラージェル リップバーム 106」
保湿成分が唇にうるおい感のある唇へ導くリップスティック。赤リップ初心者さんでも使いやすい透明感のある発色です♪
【赤リップのメイクテク①】大人っぽい印象なら...直塗り+輪郭ぼかし
最もオーソドックスな赤リップの塗り方が「直塗り+輪郭ぼかし」です。直塗りすることで赤リップ本来の発色を活かせて、凛とした大人っぽい印象に仕上がります。さらに輪郭をぼかすと、肌とののなじみがよくなり、浮かずに似合わせられますよ♪
直塗り+輪郭ぼかしのHOW TO
赤リップを直塗りした後、何もついていないブラシで輪郭をなぞるようにぼかしたら完成。
【赤リップのメイクテク②】ピュアな印象なら...ぽんぽん塗り
今回ご紹介する4パターンの塗り方のなかで、1番柔らかく発色するのが「ぽんぽん塗り」です。唇の内側から外側に向かってにじんでいくようなグラデーションが、ふんわりと柔らかい印象を演出。やさしい発色で、赤リップ初心者さんでも挑戦しやすいですよ♪ また、唇を小さく見せることができるので、唇の大きさが気になる人にもおすすめです。
ぽんぽん塗りのHOW TO
まずはグラデーションが際立つように唇の輪郭にコンシーラーを少量のせ、色みを抑えましょう。次に赤リップを指にとり、唇の内側が一番濃くなるように、下唇の内側から外側に向かってぽんぽんとのせていきます。にじみ感が引き立つよう、輪郭には色をのせないよう塗るのがポイントです。上唇も同様に仕上げたら完成。色みを足したい場合は、指先に赤リップをつけ足して、ぽんぽんと色みをプラスしましょう。
【赤リップのメイクテク③】グラマラスな印象なら...ツヤ塗り
グロスを重ねることで唇をボリュームアップさせるのが「ツヤ塗り」。グラマラスで存在感のある唇に演出する塗り方です。唇をふっくら見せたい人にもおすすめ♪
ツヤ塗りのHOW TO
直塗りもしくはブラシで唇全体に赤リップを塗って、しっかり発色させます。仕上げに透明のグロスを唇の中央にオン! こうすることで、唇の中央に光が集まって立体感がUPします♪
使用したグロスはコレ!
「SHISEIDO メーキャップ クリスタルジェルグロス」
ひと塗りでぽってりとツヤツヤな唇が出来上がるクリアグロス。唇のボリュームをUPしたい時や、セクシーに見せたい時におすすめです。
【赤リップのメイクテク④】モードな印象なら...マット塗り
モードな気分にぴったりなのが「マット塗り」。ツヤのある赤リップでも、ティッシュオフすることで表面のツヤを抑え、マットな質感に見せることができるんですよ。
マット塗りのHOW TO
まず、直塗りもしくはブラシで唇全体に赤リップをしっかり塗ります。次に、ティッシュを1枚取り、唇に当てます。この時、こすらず上から軽く押さえるだけにしましょう。ツヤのある赤リップを使っているので、マットな仕上がりなのにパサついて見えないから、マットリップが苦手な人にもおすすめ!
唇になめらかにフィットするリップブラシ
「リップブラシ エクセレンス Ⅱ 406」
唇になめらかにフィットし、美しいリップラインを描くことができます。持ち運びに便利なサイズで、メイク直しにもおすすめ♪
1本の赤リップでも、塗り方を工夫すると4パターンの仕上がりが楽しめるんです。さっそくお手持ちの1本でいろいろな塗り方を試してみてくださいね!
photo:鈴木花美 model:三村有希
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
西森由貴
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
5年のサロン経験を経て、2014年資生堂入社。資生堂の宣伝広告や広報活動のヘアメイクに携わり、「マキアージュ」や「インテグレート」などのブランドを担当。NY・パリ・東京コレクションでも活動中。
http://hma.shiseidogroup.jp/nishimori/