今さら聞けない香りのルール。基本の正しいつけ方からマナーまで

あなたは普段、「香り」にこだわっていますか? 香水やクリーム、ミストやヘアケア商品など香りを纏うアイテムはさまざまですが、実はその香りによって第一印象が大きく左右されると言われているんです。今回はそんな「香り」について、あらためて解説します!
- 目次
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香りの基本のつけ方
- 周りの人を不快にさせない! 正しい香りの纏い方 シーン別、香りのマナー
- 香りの上級者に欠かせないマナーをおさらい! 香りをつけるパーツ
- 手首一辺倒は間違い! シーンで変わる香りをつけるパーツ
香りの基本のつけ方
周りの人を不快にさせない! 正しい香りの纏い方
香りとは、メイクや服装、髪型などの見た目の"仕上げ"を演出するアイテムだと言っても過言ではありません。「なりたい自分」に近づくために、香りの基本的なつけ方をおさらいしましょう。
スプレーを手首にシュッは間違い!?
パルファムは濃度が高いので、手首など体温の高いところに少量つければOK。スプレータイプはパルファムに比べて濃度が低く香りが広がりやすいので、広い面に吹き付けるのが正解です。
※アルコールで洋服が変色するケースもあるので要注意。
アトマイザーでこまめにつけ直しを
香水を大量につければ長持ちするのですが、その状態では香りが強すぎて他の人を不快にさせてしまうことも。常に相手にいい印象を与えるためには、アトマイザーを持ち歩いて少量ずつこまめにつける方がベター。
シーン別、香りのマナー
香りの上級者に欠かせないマナーをおさらい!
最近では、香りのレイヤードを楽しんだり、昼と夜で香りを変えたりする人も増えています。資生堂の研究によると、香りは自分だけでなく、周りの人の気分も左右する働きがあるのだそう。そこで、知っておきたい「香りのマナー」をチェックしておきましょう。
オフィスでは優しい香りがおすすめ
香り立ちの優しいオードパルファムかオーデコロンを選ぶのが◎。フローラル系の柔らかい香りやグリーン系、シトラス系のさわやかな香りはどんな人からも好まれるのでおすすめです。パルファムなど濃度の高い香水なら、ポイント使いにとどめて。
日本食の席やお茶会は心配りが必要
特に日本食やお茶会の席では心配りが必要。素材の香りと味を楽しむ料理を損なわないよう、さりげなくつける程度にとどめましょう。食後の化粧直し時に、その後の予定に合わせた香りをつければスマート!
お見舞い・哀しみの席では、最小限か控えるのがマナー
お見舞いでは、持参の花を含めて香りは最小限にとどめます。お通夜や告別式では華やかな香り、強い香りはふさわしくないので控えましょう。
参照:資生堂ビノラボ
香りをつけるパーツ
手首一辺倒は間違い! シーンで変わる香りをつけるパーツ
香りはシーンによってつけるパーツを変えるのがベスト。「くるぶし」や「膝の裏」につけるといいシーンなどをチェックしてみましょう。
- 自分で香りを楽しみたいとき...胸元など、ダイレクトに立ち上がってくるところに。
- 去り際に香りを漂わせたいとき...うなじや腰の後ろなど、身体の背面に。
- 食事の時...くるぶしや膝の裏。
- 歩きながらに漂わせたい時...くるぶしや太ももなどの、下半身に。歩くと同時に香りが立ち上がります。
香りの持続時間がおおよそ4~6時間と言われるオードパルファムをつける時は、いい香りがずっと続くように、朝・昼・晩につけ直すこともポイント。ウィークデイなら家を出る前にワンプッシュ、帰る時にワンプッシュつける程度が、ほんのりと香ってちょうどよいでしょう。
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好きな香りをもっともっと楽しむために、ご紹介したノウハウをぜひ役立ててくださいね。
photo:shutterstock
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