鍛えるべきは大腰筋!ぽっこりお腹を引きしめる、大腰筋ツイストエクササイズ
Tシャツを着ると、なんとなく身体がもったりして老けて見えませんか? それは、インナーマッスルが怠けているせいかもしれません。体幹の筋肉を使っていないと、全身の筋肉が正しく使われなくなり、いらないところにお肉や脂肪がつきやすく、老けて見える丸いフォルムになりやすいのです。
そこで、身体の引きしめに効果的なのが、老け見え防止筋肉ともいえる「大腰筋」のトレーニング。
「大腰筋」は上半身と下半身をつなぐインナーマッスルで、姿勢のために最も重要な筋肉のひとつです。
薄着になり、しまりのない身体が気になる季節は、体幹の筋肉「大腰筋」を鍛えて筋肉のバランスを整えましょう。
お腹をキュッと引きしめ! 大腰筋ツイスト
1. 仰向けになって両手を頭の後ろで組みます。上半身をねじりながら起き上がり、右ひじで左ひざをタッチ。腹筋に力が入るのがポイント。
2. 次に右脚を20回上げ下げします。逆側も1からの 動作を同様に行って。腹筋に力を入れて脚を上げ下げすることで、大腰筋により重点的に働きます。
大腰筋の機能アップに! マーメイドストレッチ
うつ伏せになり両ひじをついたら、上体を起こして大腰筋をストレッチ。このまま30秒キープすると、 猫背などで縮こまった大腰筋の機能回復に◎です。
30代を過ぎた身体は、基礎代謝(生命維持のために、眠っていても使うエネルギ ー)が下がる一方。その後、何もしなければ筋肉は1年ごとに1%減少してしまいます。筋トレとストレッチで美姿勢の要「大腰筋」を鍛えれば、まっすぐな姿勢を保てるようになるだけでなく、全身の筋肉を正しく使えるようになります。日々の姿勢を美しく保ち、スマートで若々しい身体を目指しましょう!
お話を伺ったのは...
整形外科医 佐野みほろ先生
西調布整形外科医院長。抗加齢・ロコモ対策の運動療法を行う。女性の視点を活かしたアドバイスが好評で、テレビなどにも出演中。
●腰痛のある方、通院中の方は主治医に相談のうえ、行ってください。
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。ご自身の責任においてご利用ください。